2022年10月5日（水）星が丘キャンパス 5号館2階 国際交流センター前

国際交流センターとキャリアセンターが初コラボ。留学経験と就職活動をどう両立させるか、ポイントを紹介しました。

　本学の国際交流センターは、在学中に留学したいと思っている学生をサポートするべく、さまざまな留学プログラムの企画運営、学内の国際交流イベントの実施をしています。また、本学のキャリアセンターは、学生一人ひとりにあった就職活動を支援するため、進路相談やインターンシップ、選考対策など、手厚いサポートを提供しています。この国際交流センターとキャリアセンターが、初のコラボ企画を実施。2022年10月5日（水）、在学生向け留学ガイダンス「Go Global Week2022」の企画として、キャリアアドバイザーリーダーの山本貴代職員により、留学と就職活動の両立や、留学体験を就職活動にどう活かすかなど、留学を検討する学生が悩みがちなポイントについて、詳しく紹介しました。

　現在の就職事情では、新卒の求人倍率はおよそ1.5倍で学生に有利な状況ですが、情報収集やインターンシップなどの様々な準備が必要で、本格的に就職活動が始まる3年次の3月ごろから逆算してスケジュールを組むのが重要とのこと。また、就職活動の準備期間中の留学について企業は肯定的で、夏のインターンシップと留学が重なってしまった場合も、海外で学びたいという自分の意思を尊重してよい、とのアドバイスがありました。

　また、大手企業のホームページに記載されている「求めている人材像」や、本学の先輩学生が実際に書いたエントリーシートの一部が紹介され、海外に行ったことだけではなく、海外での経験や学びを自分自身がどう活かしたかが重要と説明。「たとえ何らかの事情で留学が思うようにいかなくても、うまくいかなかったという“気づき”をどのように実生活に反映しているかが大切」とのアドバイスに、学生たちは熱心にメモを取りながら聞き入っていました。

　今回のセミナーで学生は、留学の目的を再確認し、帰国後に海外での経験をどう活かすかまで考える必要があることを学びました。今後、彼らが留学先で培う経験や学びに、さらなる意味や価値が伴うことを願ってやみません。
　国際交流センターは、このような留学ガイダンスを4月と10月に実施し、学生の留学へのモチベーションを高めるとともに、学内の留学機運の向上に努めています。