追究

2023年02月14日

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻  松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

2022年12月6日(火) 国際デザインセンターデザインギャラリーナディアパークデザインセンター4F

「第1回 こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」のグランプリ受賞作品のインテリア制作・設営に参加しました。

 本学の創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻では、建築・インテリアデザインの基礎から実践的な学びを通し、環境、経済、歴史や文化などの背景も学習します。建築・インテリアデザインに関する幅広い学修から、社会を広く捉えることのできる視点を養います。

 今回松本ゼミでは、公益社団法人インテリア産業協会東海支部が主催している「第1回こんな部屋いいな 絵画コンテスト入賞作品展」で展示されるグランプリ受賞者の作品再現にゼミ活動として取り組みました。公益社団法人インテリア産業協会は、国民の住生活の安定的な向上を図るために、インテリアコーディネーターやキッチンスペシャリスト資格者を育成しています。

 松本ゼミの学生たちは、グランプリ受賞作品のイメージを基に、木のソファ部分の制作を担当し、部位ごとに担当者を決め、作品の組み立て方や使用する材料、制作方法などを話し合いました。企画から制作まで全て学生が主体となり、力を合わせて作業を進めました。

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

■グランプリ受賞者の作品

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

 展示会前日の12月6日(水)に、完成した木の各部位を持ち寄り、設営作業をおこないました。他大学の学生や関係者と協働しつつ、木の完成に向け積極的に作業を進めます。大学内で事前に構成した流れに準じつつも、現場を確認しスムーズに設営できる構成に調整するなど、臨機応変に対応する姿もみられました。

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

 松本先生は今回の取り組みについて「材料の大きさや値段など授業でただ聞いているだけではわからない部分にふれられる良い機会になったと感じております。さらに、アイデアを一から形にする実践的な作業の経験もさせることができました。インテリアコーディネーターは展示会などの設営にも携わる機会が多いため、現場の雰囲気を感じつつ、どのように動けば良いか学ぶこともできたのではと感じています」と学生たちへの思いを語りました。

 実際に制作に携わることによって、これまでに学修したインテリアコーディネーターの知識を実践的に学べただけではなく、短い期間で完成させるために、チームで力を合わせ効率よく動くことを意識する力が身についたのではないでしょうか。この経験を通して、これまでに修得した知識や技術、発想力に磨きをかけ、今後の学修に大いに役立てていくことが楽しみです。

学生コメント

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻    松本ゼミ「第1回こんな部屋いいな絵画コンテスト入賞作品展」

清水万祐子さん
「想像よりもはるかに力仕事だったため、一人では作れないことを実感しました。チームで協力できたことで満足のいくものが完成したと感じています。」

西田乙羽さん
「作品を鑑賞する方に、インテリアの魅力を感じていただくとともに、インテリアの学修に興味を持ってもらえると嬉しいです。」

山田夏未さん
「受賞者の子の目線に合わせ、どのようなインテリアを制作するべきか考えることができました。作品を色んな方に観てもらえることを嬉しく思います。」

岡井美乃さん
「使う素材の違いで、作品の感じ方が変わることを実感しました。見た人に絵とはまた違った良さを与えることができると嬉しいです。」

石橋里奈さん
「今回初めてインテリア制作をおこなったため、チームの頑張りをみてもらいたいです。また子どもたちへ、作品を通してインテリアの面白さを伝えられたら良いと感じています。」

小川恋さん
「木を作る、という考えを持つ貴重な体験ができたと思います。また生地やファブリックを実際に使うことで、インテリアの可能性を知り、自分の視野を広げることができました。」

石井莉奈さん
「絵を見たときは実際に制作出来るか不安でしたが、実現することができたことで、どんなモノでも再現することができるインテリアの可能性に気づきました。」