追究

2023年03月03日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

2022年12月24日(土)~2023年1月13日(金)
長久手キャンパス 図書館

坂倉ゼミの学生が図書館で展示会を開催。
図書館内で、多くの人が思わず足を止めるような、魅力的な空間づくりに挑戦しました。

 多様化が進むメディアの特性を理解し、社会に適切な情報発信ができる人材の育成をめざす、本学の創造表現学部 メディアプロデュース専攻。本専攻の学生たちは、映像理論、デザイン、メディアアートなど多様な学問領域から、自分の関心が惹かれたゼミを選択し、専門知識を身につけていきます。写真表現を専門とする坂倉ゼミでは、写真と文章を通じて、人間や社会を深く見つめる課題に取り組んでおり、それらの成果を学内外で発表しています。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

 そんな坂倉ゼミの学生たちは2021年度に引き続き、長久手キャンパスの図書館で成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」を開催。3年生を中心として、昨年度の展覧会で企画を担当した4年生のアドバイスやアイデアをもらいながらも、前回の展覧会をさらにアップデートできるように企画を練り上げます。設営にあたり、広報班・記録班・会計班に役割分担し、それぞれで自分の得意分野を活かして準備を進めました。たとえば広報班では、展示会のロゴやアイコンをデザイン。シンプルながらも可愛らしいマークで、ほかの学生からも好評だったようです。そのほかにもバナーやチラシなども作成し、より多くの人が展示会に足を運んでもらえるように広告に力を入れました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

 学生たちの作品は新刊雑誌室、2階の踊り場、11号棟へつながる通路で展示。作品をまとめた冊子と、代表作品のキャッチフレーズが書かれたパネルをブースごとに配置しました。「展示について知らない人でも足を止めて見たくなる」ことを意識して、作品やパネルの配置について微調整を繰り返し、来館者の目を引くような展覧会に仕上げました。また、図書館職員の方ともコラボレーション。職員スタッフの方に、本展示会のロゴがあしらわれた手作りのプラ板アクセサリーを身につけてもらい、ともに展示会を盛り上げていただきました。その甲斐もあってか、坂倉ゼミ生の熱意と創作意欲が込められた作品集は、多くの人の興味を引き、作品をじっくりと観賞する学生の姿も見られました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

 今回の展示で、学年や学部を問わず多くの方に自分の作品を発表した坂倉ゼミの学生たち。ただ作品を制作するだけでなく、それをどのようにして魅力的に展示するかについて試行錯誤した経験は、今後の創作活動や表現を行う上でもきっと大きな力となるはずです。3年生はこれから卒業制作に取り組むことになりますが、今回の展覧会で得た気づきや視点を活用し、独創的な作品を作り上げることでしょう。

学生コメント

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「図書館ではお静かに展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 3年
菅田深月さん

 今回の展示会では、「作品展示について知っていた人も知らなかった人も、足を止めて楽しんでもらうこと」をコンセプトに、自分の作品制作と並行して準備を進めました。コンセプトがブレないように注意しながら、それぞれの役割を遂行してきました。私は元々ものづくりや広告が好きだったので、広報班としてチラシやバナー制作に携わりました。想像以上に作業量が多く、広報班以外のメンバーにも手伝ってもらう必要があるほど大変でしたが、その分やりがいや達成感は大きかったです。今回の作品集制作や展示会はとても大変で、忙しい日々を過ごしてきましたが、一つの目標を設定し、そこに向けて最後までやり遂げたことで忍耐力が身についたと思います。「物事を最後までやり遂げる力」は、卒業制作で必要になり、就職活動でも大きな強みになるので、展示会に向けての活動は、自分の成長につながったと確信しています。