追究

2023年02月24日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ 学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

2023年1月9日(月祝)ギャラリーrin’(愛知県常滑市)

学生たちの多様な作品が奏でる
ポリフォニーとしての展覧会。
本番をイメージながら事前準備に取り組みました。

 創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミでは、プロジェクト展の一環として3年生(一部4年生)が企画した学外展示を10年ほど継続しておこなっています。今年も常滑市の常滑やきもの散歩道の観光コースに面している、元々焼き物工場だった場所を改装したスペース「ギャラリーrin’」を会場に、2023年1月14日(土)15日(日)の2日間で展覧会がおこなわれました。

 展覧会の名称は「Polyphony展2.0」。ポリフォニーとは多声音楽、複音楽という意味の音楽用語です。一人ひとり違う学生たちの作品(声)が、会場全体に静かに重なり響いていくような展覧会になることをイメージしています。昨年が1.0、今年はさらにバージョンアップする意味も込めて2.0と末尾に付けました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

 当日は作品を展示する場所を検討しながら、電動工具などを使って会場内の設営作業をおこないました。作品が搬入されるのは展覧会開始の前日。学生たちは作品が展示された風景を頭の中でイメージしながら、会場づくりに勤しんでいました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

 この展覧会は展示する作品づくりはもちろん、展覧会のコンセプトや展示方法などの見せ方まで学生主体で考えています。デジタルメディアが主流となっている現代ですが、展示空間の光や影、温度や湿度、においや作品の手触りなど、リアルでしか感じることのできない価値をより多くのお客様に伝わるように、アナログ的な身体感覚も大事にしています。学生たちはきっとそんな想いを抱きながら、会場づくりに取り組んでいたに違いありません。

学生コメント

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 坂倉ゼミ    学修成果発表展「Polyphony展2.0」

創造表現学部 メディアプロデュース専攻3年
松末 紋奈さん

 今回の展覧会は昨年からのバージョンアップ版でコンセプトも変わりはありません。しかし、ただ前回を継続するのではなく、そこに自分達らしさをプラスし、よりいいものに発展させていくことが大切だと思っています。特にこだわったのは作品の見せ方です。単に作品を掲示するのではなく、そこに作者名に加え、作者の顔写真も併せて掲示することにしました。これによって作品により親近感が生まれると思ったからです。
 このように「前回よりもっと良くするためにはどうすればいいのか?」を学生たち全員がアイデアを出し合い、進化させていったのが今回の展覧会です。作品の内容も明るくポップなものから、ブラックなものまで多種多彩。来場者には作品とこの空間を楽しんでほしいと思います。