追究
2023年03月20日
第13回子どものためのミュージカル「英雄たちの鬼退治」
2023年1月22日(日) 長久手キャンパス10号棟 音楽室にて収録
4年間の学びの集大成として
仲間と共にミュージカルをつくり上げました。
教育学科の4年次に開講される『総合表現』は、ミュージカルづくりを通して思考力や表現力、協調性など教員に必要な力を総合的に養う専門科目です。約1年かけて台本の作成、舞台道具や衣装の制作、演技や歌・ダンスの練習などに学生たちが一丸となって取り組みます。以前は長久手市内のホールにて、地域の子どもたちを招待して上演していましたが、コロナ禍では学内の音楽室で収録する方法によって継続してきました。
第13回となった2022年度の演目は、「英雄たちの鬼退治」。桃太郎、金太郎、一休、浦島太郎が暮らす英雄村を舞台に、悪さをする鬼を力を合わせて退治するというストーリーです。学生たちは卒業研究や教育実習、教員採用試験、就職活動などと両立し、さらにコロナ禍による制限もあるなかで、互いの力を出し合いながら試行錯誤を重ねて準備や練習に励みました。
1月22日(日)の収録には、直前に5日間の集中練習をおこない、ミュージカルの完成度を高め、仲間との結束を強めて臨みました。
浅田まり子先生は挨拶のなかで「現代社会では自然災害、戦争などが多く、至る処から鬼の攻撃があります。4年生は心を強く持って、社会に巣立ち、世界が平和になるような豆まきをして、これからの人生の充実を計ってほしいと願っております。自分の『心の鬼退治』もお忘れなく!」という学生への激励の言葉を寄せました。その思いを受け取った学生たちは、『総合表現』をはじめ4年間の教育学科での学びを糧にして、それぞれの新たな道を力強く歩んでいくことでしょう。