追究

2023年04月14日

社会福祉法人あさみどりの会製作の心理学部卒業記念品

2023年3月7日(火)児童発達支援センター さわらび園

心理実習でお世話になっている「社会福祉法人あさみどりの会」様に
卒業記念品を製作していただきました。

 今年度、心理学部では初めての試みとして「社会福祉法人あさみどりの会」様に卒業記念品の製作を依頼。3月7日(火)に「あさみどりの会」の一施設である「児童発達支援センターさわらび園(名古屋市千種区)」様で、完成した卒業記念品(コースターと刺繍クリップ)の受け取りをおこないました。
 あさみどりの会様は4つの施設で構成されており、各施設の利用者である障がい者の方々に、コースターのデザインや刺繡クリップを製作していただき、それを卒業記念品として学部で購入することになりました。児童発達支援センターさわらび園様は、心理学部の学生の公認心理師資格取得のための実習先になっていることから、市販品を卒業生に贈るよりも、お世話になった施設や障がい者の方々とコラボレーションし、思い出に残るものをと考え、この企画が実現しました。

 当日は心理学部長の小川一美先生と学生2名で訪問し、完成した卒業記念品を受け取りました。コースターは絵柄が8種類あり、4つの施設から2つずつ投票で選出。厳選された作品はカラフルで個性的なものばかりです。刺繍クリップはスウェーデン刺繍と呼ばれる技法でひと針ひと針コツコツと手作りしたものです。この2つを合わせて卒業生分の185セットを作るのは、とても大変だったと思いますが、心のこもった素敵な卒業記念品になりました。

●学生コメント

心理学部 3年
青木凌さん、亀谷恵太さん

 コースターはとてもカラフルで、どのデザインも味のある個性的なもので驚きました。障がい者の方々がきっとその瞬間のインスピレーションで描いてくださったのではないでしょうか。投票で選ばれたと聞きましたが、他の方が描いた絵も見てみたいですね。刺繍クリップも表面が立体的で素敵なデザインです。皆さん、ありがとうございました!

●施設の方のコメント

れいんぼうワークス所長
田中雅樹さん

 利用者の皆さんは普段の生活の中で絵を描くことはしていますが、何かのため、誰かのために描くという行為は今回が初めてのこと。今回、実習に来てくれる学生さんをはじめとした卒業生達のために描くということで、とても楽しく描いていました。利用者さんだけでなく、親御さんにも喜んでいただけました。コースターは珪藻土でできていて、利用者さんの描いた絵の色がしっかり出るものを選びました。卒業生の皆さんに喜んでいただけることを願っています。