2023年6月24日（土）星が丘キャンパス1号館15C教室

教育実習をおこなった先輩たちは、その体験談を語り、
本学独自の「教職チェックテスト」の勉強方法などを
後輩にレクチャーしました。

　6月24日（土）、星が丘キャンパスにて「教志会 春イベント」が開催されました。今回は「教職イベントについて知ろう～先輩との交流フェスタ～」と題し、教育実習をおこなった先輩たちからその体験談や学びを聞く第1部と「教職チェックテスト」について勉強法をレクチャーする第2部の二部構成で実施しました。

　第1部では教育実習を体験した4人の先輩から、実際に学校で授業をしてみて印象に残ったことや大変だったこと、後輩へのアドバイスなどをプレゼンテーション。特に後輩へのアドバイスとして「元気のいい子だけの意見を聞いてはダメ」、「事前に板書の練習をしておいたほうがいい」など、たくさんのアドバイスがいただけました。中には「上履きはヒモのないタイプでサッと履けるものを用意して」といった実用的なコメントもあり、教職を目指す1、2年生の学生たちは熱心にメモをとっていました。

　全員のプレゼンテーションが終わったら、個別に先輩へ質問をする質疑応答の時間へ。近年、導入が進んでいる「ICT教育（パソコンやタブレット、情報通信技術などを活用した教育方法）」の現状についても教えていただきました。学校によって整備・運用が進んでいるところとそうでないところの差があり、まだまだ大きな差があることを実感できました。

　第2部は教職チェックテストの勉強ポイントについて。本学では教職を目指す学生は本学独自に設けた教職チェックテストに合格しないと、教育実習を受けることができない仕組みになっています。これは教職に就くための最初の関門とも言えます。
　先輩たちはこの教職テストを全員合格していることから、どのように勉強したらいいのかを後輩たちにレクチャー。とにかく繰り返し問題を解き、間違えた部分については何回間違えたのかを分かるようにしておくこと。もし1回目で不合格だった場合は、テストで出題された問題を中心にしっかりと復習をすることが大切だと先輩たちは力説。その後も後輩たちは、先輩たちからさらに細かな勉強方法を聞き出していた姿が印象的でした。そのアドバイスは後輩たちの大きな力になったことでしょう。