2023年7月5日（水）星が丘キャンパス5号館53E教室

8月から9月にかけて海外の協定校に出発する
交換留学生の許可書交付式がおこなわれました。

　本学の交換留学制度では、海外の大学と締結した交流協定に基づき、交換留学生を海外に派遣しています。学内の選考試験に合格した学生が各協定校に半年から1年間派遣されます。

　7月5日（水）、星が丘キャンパスで8月から9月に派遣される交換留学生の許可書交付式がおこなわれました。式はグローバル・コミュニケーション学部長の五島先生の挨拶から始まりました。五島先生は「語学修得を通して新しい知識の獲得と異文化への理解を深めてほしい。海外では受け身ではなく、何事にも積極的に参加していく姿勢が求められます。留学中は迷い、悩むこともあると思いますが、それを乗り越えることで人間的に成長し、元気に帰ってきてほしい」とエールを送りました。

　その後、派遣予定学生11名（当日は1名欠席）に交換留学許可書が交付されました。そして式の最後に派遣予定学生の代表としてグローバル・コミュニケーション学部3年の西村海音さんから決意表明が。「私は今回の留学で学びの軸としている『インクルージョン』についてより理解を深めたいと思っています。インクルージョンとは直訳すると包摂、包含という意味ですが、そこから転じて多様な人々がお互いに尊重され、それぞれが能力を発揮することを指します。留学先では英語、知識、価値観を結び付け、インクルージョンの本質を見極めていきたいと思います。初めての経験なので不安もありますが、見知らぬ環境に身を置くことが挑戦だと思っています。課題を乗り越え、成長して帰ってきます！」と力強く語っていただきました。
　今回留学する11名の学生たちは、海外渡航を目前にひかえ、期待に目を輝かせている様子が印象的でした。それぞれの目標を叶え、帰国したときはひと回りもふた回りも大きくなった姿を見せてくれることでしょう。