2023年10月16日（月）、17日（火）　星が丘キャンパス1号館 グローバルラウンジ

デンマークの協定校Zealandの教員による特別講義が、グローバルラウンジでおこなわれました。

　デンマークにある本学の協定校「Zealand」とは、2018年に交流協定を締結し、以降交換留学⽣を受け⼊れ交流を進めています。今回、 教員交流の一環としてZealandの教員を本学に受け入れ、グローバル・コミュニケーション学部で講義を担当していただいたほか、グローバルラウンジでも特別講義を実施いただきました。

　Zealandでデジタルマーケティングの分野を教えているCharlotte Torp Jensen先⽣による特別講義では、デンマークの魅力、日本との意外な共通点や相違点について説明された他、Zealandの学生がSNSを活⽤しイベント広報を行う様子なども紹介いただきました。⽇本でよく知られている「LEGO」がデンマーク発祥であると聞くと、参加学生たちは意外な表情を浮かべていました。また、デンマークは「世界で最も幸せな国」ランキングで常に上位にいるのですが、デンマーク語で「居⼼地がいい空間」や「楽しい時間」を指す「ヒュッゲ（Hygge）」という価値観が生活に根付いていることと関係している、といった興味深いお話もありました。

　デンマークはEU諸国の中でもソーシャルメディアを活⽤している⼈の割合が高く、なかでもFacebookを利用している人が８割にも達するそうです。Zealandでもソーシャルメディアを活用して学内イベント等を盛り上げる工夫をされているそうで、中でも学⽣を大学アンバサダーとして任命し、学生向けの情報発信で成果を上げているとのこと。学生自身による広報の効果で、学内イベントの参加者の増加につながっただけでなく、授業後に学内に留まる学生が増えるなどキャンパスの活性化にもつながった事例などを紹介いただき、参加学生は興味深そうに耳を傾けていました。