追究

2024年02月01日

交流⽂化学部 林ゼミ2年 新名古屋土産ぴよどら開発

2023年12月1日(金)星が丘テラスザ・キッチン2

産学連携でお土産を開発して、商品をPRしました。

 交流⽂化学部国際交流・観光専攻の林ゼミは、「何でも⾒てやろう!なんでもやってやろう!」をモットーに、観光まちづくりや地域振興について学んでいます。そんな林ゼミの学⽣が、名古屋の老舗和菓子屋「花桔梗」、ジェイアール東海フードサービス株式会社、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローの3社と産学連携し、名古屋の定番土産を目標に新商品「ぴよどら」を開発しました。発売を記念して2023年12⽉1⽇(⾦)には、星が丘テラスザ・キッチン2るるビオ・エピスリーで新商品のPOPUPストアを展開。当⽇は、学⽣たちが販売ブースに⽴ち、新商品をアピールしました。そんな努力もあって、新商品は発売から数日は即完売が続きました。

 今回の商品開発にあたって、学生たちは「お⼟産は地域の魅⼒を発信するメディアである」との考えから、名古屋で大人気のスイーツ「ぴよりん」に注目。「ぴよりん」を販売するジェイアール東海フードサービス株式会社の吉村社長が本学の非常勤講師を務めていることから、まずは、コラボレーションの交渉を開始。「ぴよりん」の従来の関連商品との差別化を図り、高付加価値の新しい「ぴよりん」関連新商品を作りたいという想いが伝わり、コラボが決定しました。新商品は、花桔梗の「花どら」をベースに、名古屋コーチンの卵を使ったカスタードを使⽤しています。パッケージデザインには、Z世代の学⽣ならではの感性やアイデアを取り⼊れ、どのような世代の⽅にも受け⼊れてもらえるパッケージにしたいと⿊基調のパッケージに⾦⾊の包装デザインで⾼級感を演出しています。

 箱の形に折りたたまれたパッケージを開くと、「ぜひ一度、もう一度、名古屋に。」というメッセージとともに、産学連携の3社の紹介と林ゼミのinstagramアカウントが紹介されています。こちらのアカウントは、学⽣が考案・制作したもの。名古屋市の魅⼒を発信したいとの思いから、「#名古屋でしたい8つのこと」というハッシュタグをつけて、名古屋市の観光おすすめスポット紹介を投稿しています。商品を⼿にしたお客さまが投稿を⽬にして、より名古屋の魅⼒を感じてもらいたいという学⽣の思いから、ぴよどら発売当⽇にアカウントを公開し、魅力発信活動をおこなっています。学生たちは取材から撮影、写真素材の加⼯や⽂章なども作成しました。今後も更新し続けて名古屋の魅⼒発信型アカウントにしていく予定です。
 「ぴよどら」は、花桔梗の本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ店、蓬左、星が丘テラスザ・キッチン2るるビオ・エピスリーで販売しています。
 「この商品が、お土産定番商品となり、それを受け取った人が名古屋に訪れるきっかけになれば」という学生の想いがつまった新商品。皆さんもぜひ手に取ってみてください。

 また、12月26日(火)には、産学連携先の各社が参加した成果発表会で、学生たちがプレゼンテーションを実施しました。この様子も取材されましたのでこちらをご覧ください。

■テレビ局の取材を受ける林ゼミの学生