追究
2024年02月08日
メディアプロデュース専攻 村上ゼミ プロジェクト展「架空のブランド展 Mavie」

2023年12月16日(土)名古屋市 長者町コットンビル1階
学生が架空のファッションブランドのポップアップ展示を開催。
コンセプトの企画やPR動画の作成など手がけ、
ブランドの魅力を存分に伝える空間をデザインしました。
創造表現学科 メディアプロデュース専攻の村上ゼミでは、メディアアートを専門的に研究しています。表現を限定せず、幅広いメディア媒体を通じて問題提起をおこない、時代に応じた技術や方法を習得しながら、新しいコミュニケーション方法を探求します。
2023年12月15日(金)~16日(土)には、長者町コットンビルで、村上ゼミの3年生・森内真帆さんを中心にしたメンバーによるプロジェクト展「架空のブランド展 Mavie」が開催。展示やプロモーションビデオなどを通じて、架空のファッションブランドの魅力を紹介しました。
「Mavie」とはフランス語で「私らしさ」という意味で、自分の個性を表現できる秋冬用のファッションアイテムを取り扱っています。入口すぐの壁にはコンセプトビデオが映し出されており、アイテムやコーディネートのポイントを紹介。この動画の撮影・編集は森内さんが担当しており、モデルも服のテーマにマッチする人を自分で手配しました。
メインのブースには、ファッションアイテムやコーディネート、モデルの写真などを展示。展示物が映えるように、白を基調としたシンプルな空間デザインに、可愛らしさがありながらも、シックで大人っぽさも感じられるコーディネートが来場者の目を引いていました。ほかにもメイキングルームを用意。衣類の裁縫や展示している様子を収めたメイキングビデオの放映や、制作に携わったメンバーを似顔絵とともに紹介するブースを設置し、制作者の顔や思いがわかるように工夫されていました。
ファッションデザインには他大学の学生が、空間レイアウトやのれんの制作などには、本学の創造表現学部 建築・インテリア専攻の学生が協力しており、さまざまな人の力を借りながらメンバーのやりたいことを形にした今回の展示会。架空ではあるものの、ブランドを一から立ち上げてプロデュースしたという経験は、将来大きな財産となるはずです。メディアプロデュース専攻ではこれからも学生たちの挑戦を全力でサポートし、彼らの成長につながる機会を提供していきます。
学生コメント
創造表現学部 メディアプロデュース専攻 3年
森内真帆さん
先輩が作品展示を開催していたことから、私もやってみたい!と思い、今回の企画に挑戦。私はプロデューサーやディレクターのような立ち位置として、全体の企画や進行管理を務め、皆と相談しながら一緒に大きなものを作り上げてきました。仕事の割り振りや連絡など準備はとても大変でしたが、ゼミの仲間や学外の友人など、多くの人に協力してもらっていることもあり、完成したときの達成感は大きかったです。実社会では今回のように色々な人と協力して取り組む仕事も多いと思うので、今後も自分の役割を意識しながら他人と連携してさまざまなことに挑戦していきたいです。