追究

2024年02月20日

文学部総合英語学科 エアライン対策講座

2023年12月26日(火)長久手キャンパス825教室

航空会社に内定をもらった4年生が
自身の経験を振り返り、後輩たちにアドバイスを送りました。

 総合英語学科は、英語を用いて国際社会で通用する意見表明やディスカッションのできる人材を養成するため、さまざまなカリキュラムを用意しています。そのひとつとして、航空業界をめざす学生を対象に「エアライン対策講座」を開講。今回は、航空業界に関する情報や採用試験対策などを、航空会社に内定した5名の学生、元客室乗務員の嘉悦祐子先生にお話いただきました。

 はじめに、嘉悦先生が客室乗務員の仕事内容や一日のスケジュールなどを説明。「客室サービスの仕事をイメージされると思いますが、最も重要なのが保安要員としての仕事です」と話し、不測の事態に備えたエマージェンシー訓練の内容なども紹介いただきました。その後、グランドスタッフと客室乗務員の違いや、国内・国外線の業務内容、やりがいを感じた瞬間にもふれ、学生たちにエールを送っていただきました。現場を経験された嘉悦先生の話に、学生たちは熱心に聞き入っている様子でした。

 続いて、航空会社から内定を得た5名の先輩学生によるプレゼンテーションがおこなわれました。企業概要、就職活動のスケジュール、4年生前期までの履修内容、3年生のうちに取り組むべきことなどを説明し「自己分析は早めにした方がいい」「留学から帰国したあとは、毎月TOEICの公開テストを受けていました」といった先輩の経験談やアドバイスを聞き、熱心にメモをとる学生の姿も見受けられました。その後、事前に学生から寄せられた質問に先輩たちが回答。「面接対策に中期経営計画書を読み込みました」といった声に、学生たちは驚いた様子で聞いていました。

 最後はグループに分かれて質問タイムです。学生から「就職の軸をどのように決めたのか」「どうやって自己分析をすればいいかわからない」と、就職活動に関する不安や疑問が多く寄せられました。先輩たちは、自己分析に用いた自身の年表やエントリーシートなどを見せながら具体的に説明し、これから就職活動を迎える後輩たちにエールを送りました。

 学生たちにとって有意義な時間となった今回のエアライン対策講座。これからも本学では先輩や卒業生、在校生との交流の場を設け、学生たちが理想の進路を歩めるよう就職支援活動に取り組んでいきます。