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2024年02月21日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 3ゼミ合同展示会「MMM」 石丸ゼミ3年 活動報告展

2023年12月20日(水)長久手キャンパス 新1号棟多目的ホール

メディアプロデュース専攻の3ゼミが集う合同展示会で、
石丸ゼミの開発した特産タルトが多くの学生の注目を集めました。

 創造表現学科 メディアプロデュース専攻では、授業やゼミ活動を通じて多様化の進む各メディアの特性について学び、社会に適切な情報発信ができる人材育成に努めています。2023年12月19日・20日・22日には、本専攻の阿部ゼミ、宮田ゼミ、石丸ゼミによる合同展示会「mmm」が開催。展示される作品はもちろん、会場のレイアウトデザインや設営、受付、広報なども全て3つのゼミの学生が協力して担当し、3つのゼミの作品がそれぞれ個性を放ちながら並ぶ、ユニークな展示会となりました。
 この記事では、2023年12月20日(水)に実施された石丸ゼミの活動について紹介していきます。

 石丸ゼミでは、地域デザインを専門としており、地域の人々と協力しながらメディアの力で課題解決に挑戦しています。展示会では、石丸ゼミが2014年から取り組んでいるふるさとフードプロジェクト「血の池タルト」を紹介しました。血の池タルトは、石丸ゼミの学生が長久手市の歴史や文化を伝える「食べるメディア」として考案。長久手市で生産されている苺とラズベリーを使ったタルトになっています。このタルトの普及を通じて、長久手市の魅力を発信していくことが石丸ゼミの大きな目標の1つで、現役の3年生はタルトのPR活動に精を出しています。

 学生たちに血の池タルトの認知を広めるため、2023年12月20日(水)には、タルトの概要が書かれたリーフレットとあわせてタルトの配布をおこないました。チラシや掲示板などで事前に告知していましたが、担当した学生は「2時間である程度配れたらいいな」と考えていたそうです。しかし、そのような予想に反して、当日は会場前に長蛇の列が並び、わずか20分ほどで用意していた100個のタルトを配り終えました。タルトは好評を博しており、その甘酸っぱさの虜になった学生も。この施策によって、学内における血の池タルトの認知は順調に高まったことでしょう。

学生コメント

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 3年
長谷川 果穂さん

 今回の施策ではSNSなどは活用しておらず、主体的に告知などはしていないため、それほど人は来ないだろうと予想していました。しかし、実際にはたくさんの人に来ていただき、嬉しさもありますが驚きも大きかったです。それでも、想像よりも多くの学生に血の池タルトに興味を持ってもらえたので、目的は達成できたかなと思っています。最終的には長久手市のふるさと納税の返礼品に選ばれてほしいと考えているので、今後も学内外で血の池タルトの普及活動に取り組み続けていきたいです。