追究

2024年03月13日

文学部 教育学科 山本ゼミ 卒業制作展

2024年1月28日(日)長久手市文化の家1階展示室

図画工作を専門とするゼミで卒業制作展が開催。
これまで学んだ技術が最大限に発揮された作品は、どれも個性にあふれていました。

 図画工作を専門とする教育学科 山本ゼミでは、児童の造形表現における発達や指導方法について研究しています。学生たちは油彩や水彩、陶芸、彫刻など幅広い作品づくりに挑戦し、教育の領域を超えて多様な表現に関するスキルを高めています。そして2024年1月28日(日)、ゼミ活動の集大成となる卒業制作展が開催。10名の4年生がこれまでに手掛けてきたさまざまな作品が一堂に会しました。

 展示されたのは、学生たちが3年次から描いてきたさまざまなイラストや制作物。ゼミ内で特定のテーマに沿って取り組んだ作品や、コンクールに応募するために制作した絵画などがそろいました。山本ゼミには、元々美術や表現に携わってこなかった学生も多く所属しており、ゼミに入った当初に挑戦した初々しさの残る作品も並んでいます。一方で、卒業制作として長い時間をかけて取り組んだ作品はゼミで学んだ表現技法が活用されており、いずれも完成度が高く個性が表れていました。

 卒業制作だけでなく過去に描いた作品も並んだことで、学生の成長や考え方の変化を感じられた今回の展示会。山本ゼミで培った経験や感性、多角的に物事を見る力は、彼らがどのような道に進んでも心強い武器となるでしょう。

学生コメント

文学部 教育学科 4年
江口 蘭さん

 私は山本ゼミに入るまで、芸術などとは無縁の生活を送っていて、小学校の図画工作や中学校の美術の授業くらいでしか作品制作などをしたことがありませんでした。しかし、このゼミに入って彫刻を体験したり、大きなキャンパスに絵を描いたりなど、今までやったことのない経験をたくさんさせていただきました。いろいろな絵を描くなかで、テーマとなるモノの見方が変わったり、背景にも注目したりするようになり、自分の視野が広くなったのを感じています。山本ゼミでは、表現に関する知識や技術は丁寧に教えてもらえますし、制作も伸び伸びと自分のペースで進めることができるので、私のように絵を描くのが苦手な子にもおすすめです。