追究
2024年10月03日
ビジネス学部 大塚ゼミ SDGs将来世代創造フォーラム2024出展
2024年度 地域・ボランティア活動 展示会・講演会・発表会

2024年8月21日(水)吹上ホール
大塚ゼミが「SDGs将来世代創造フォーラム2024」に出展。ゼミの取り組みである地場産業のPRにつなげました。
ビジネス学部の大塚ゼミはマーケティングを専門に学んでおり、毎年東海エリアに本拠地を置く企業・団体との産学連携プロジェクトに取り組み、社会課題解決に寄与する活動をしています。2023年度は「つけてみそかけてみそ」で知られるナカモ株式会社様と協働。愛知県の地場産業である味噌の新たな商品や活用法を提案することで、ナカモ様への貢献はもちろんのこと、地場産業の発展にもつなげたいという思いで、学生たちはプレゼンテーションやPRに取り組みました。
その継続的な活動として、2024年8月21日(水)に名古屋市の吹上ホールで開催された「SDGs将来世代創造フォーラム2024」に大塚ゼミとして出展。味噌に関するPR活動に取り組みました。
親子連れ、中学生や高校生、社会人と来場者の年齢層が多様であり、出展者数も多いことから、大塚ゼミの学生たちは「難しく長い説明をしても来場者は興味を持ってくれない」と想定。健康の関わる内容を紹介するエリアでの出展だったため、健康をキーワードに、来場者が歩きながらでも一瞬で興味を持ってもらえるよう、“心理テスト”を取り入れた展示をおこないました。
具体的には、ゼミで学修したマーケティング手法の一つであるアンケート調査の統計分析を活用。「健康意識」と「ストレス耐性」についての心理学的な視点からのアンケートを掲示し、その結果に合わせて、オススメの味噌を紹介する流れをブース内で展開しました。味噌には健康効果があるとされているものの、その認識は多くの方にとって漠然としたものであるため、今のご自身にあった味噌を紹介することで、興味や購買につなげるという、マーケティング手法をベースとしたビジネス学部ならではの展示となりました。
参加した学生は「多くの方に興味を持ってもらえる工夫に加えて、相手の年齢や興味に合わせて、ブースに掲載している内容から一歩踏み込んだ、それぞれに合わせた話ができるよう事前準備をしてきました。相手のお話を聞いたり、様子を見たりしながらのコミュニケーションができ、大きな経験になりました」と、出展に関わった感想を話しました。
学生たちは自分の成長の機会になっただけでなく、この経験を後輩に伝えることで、今後の産学連携プロジェクトの参考にもしていきます。今後も大塚ゼミでは、さまざまな経験を活かしながら、産学連携をプロジェクトに取り組んでいきます。