追究

2024年10月23日

第5回 建築系愛知14大学共同企画展2023

2023年12月5日(火)~12月22日(金)名古屋造形大学、名古屋都市センター

建築系愛知14大学共同企画展に出展。
作品が評価され、見事最優秀賞を獲得しました。

 創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻は、建築の学びを通して、歴史・文化・環境・経済などの背景についても理解を深め、社会を広く捉えられる人材の育成に努めています。
 2023年12月5日(火)~12月22日(金)に第5回 建築系愛知14大学共同企画展2023が開催され、本学の建築・インテリアデザイン専攻の学生が作品を出展しました。14大学それぞれが異なる課題やテーマに沿ったプレゼンテーションシートと模型を作成。

 2023年12月9日(土)には、合同講評会が開催され、建築・インテリアデザイン専攻 現4年 中瀬加南さんの作品が見事、最優秀賞に選ばれました。今回は、受賞した中瀬さんに感想を伺いました。

学生コメント

創造表現学部
建築・インテリアデザイン専攻4年 中瀬加南さん(2024年度)

 今回の作品テーマは「自分の通った小学校の現代化プロジェクト」。学内課題で3カ月間、合同講評会への出展が決まってから1カ月間、計4カ月の準備期間で取り組みました。私は、母校の知立南小学校の敷地に、地域と繋がる道をテーマに設計。近隣の道路が小学校の中に引き込まれ、地域の一部として存在する小学校を提案しました。なかでも、廊下はさまざまな人の活動が生まれる場所にしたいと思い、廊下から見える景色、教室から廊下へのアクセス、敷地の形や高低差に合わせた動線の作り方をこだわりました。
 提出期限直前まで検討を重ね、満足できる仕上がりになるまでは、作業が続き大変でしたが、同じゼミ生や先生に助けていただき、なんとか完成を迎えることができました。
 合同評価会では、審査員の先生から「ここに展示されている作品のなかで一番好きな作品です」と評価していただき、うれしかったとともに、これからも誰かにそう思ってもらえるようなものづくりを続けていきたいと胸が熱くなりました。今回の経験を通じて、設計における自分の課題に向き合うことができましたし、技術的にも成長できました。得られた設計への考え方や技術をさらに磨き、卒業設計にも活かしていきたいです。