追究

2025年01月30日

2024年度冬季派遣交換留学・複数学位取得プログラム留学許可書交付式

2024年12月6日(金) 星が丘キャンパス 国際交流センター応接室

2024年度 冬季派遣 留学許可証交付式

 本学の交換留学制度では、海外の大学と締結した交流協定に基づき、交換留学生を海外に派遣しています。学内の選考試験に合格した学生は、各協定校に半年または1年間派遣されます。2024年12月6日(金)に、今冬から交換留学・複数学位取得プログラムに挑む学生8名(当日は1名欠席)への留学許可証交付式がおこなわれました。

 式が始まると選考試験に合格した学生の名前が順番に呼ばれ、国際交流センター長・樗木先生から許可書が手渡されていきます。全員に許可書が行き届くと、交換留学で韓国へ飛び立つ谷内香澄さんが学生を代表して決意表明を述べました。

 「私は韓国の大学に留学します。現地の大学生と同じように生活していく中で、日本との文化的相違を肌で感じ取っていきたいと思っています。初めての経験なので、不安なことのほうが多いですが、周りの人と協力し、支えてもらえるような行動をすることで、人間的に大きく成長したいと思っています。海外では日本の常識が通用しない部分もあり、危険なことも多いと思いますが、充分に注意しながら有意義な時間を過ごしたいです」と力強く語りました。

 樗木先生からは「中国、韓国は国内情勢的に不安定な部分があり、気を抜けません。同じアジア圏で日本から近い国であっても、文化的、風習的に異なる部分が多いです。事前に調べられるものはしっかりと下調べをしてから留学に臨んでいただきたいです。皆さんは本学の模範的な学生として海外へ行きますので、その自覚を持って現地の学生たちと一緒に学び、交流を深めてください。そして自分の視野をさらに広げ、いまよりも人間的に磨きをかけて帰ってきてください。」とエールを送りました。
 今回留学する8名の学生たちの中には、慣れない海外で、はじめての一人暮らしを経験する学生もいます。留学中、楽しいことだけでなく困難にも遭遇するかもしれません。しかし、それもすべて自分自身の成長と捉えて、前向きに臨んでほしい。そのような思いで、留学後に彼らがひとまわり成長した姿を見せてくれることを願って送り出しました。