追究
2025年02月13日
中部地方 日韓大学生親善交流会

2024年12月14日(土) 星が丘キャンパス5号館3階53A教室
中部地方の日本人学生と韓国人留学生の
コミュニケーションを促進し、
相互理解を深める交流会を開催。
12月14日(土)、星が丘キャンパス5号館3階53A教室にて、日韓大学生親善交流会が開催されました。昨年も開催されたこの交流会は、中部地方の各大学に在籍している韓国人留学生が組織する中部韓国留学生連合会と愛知淑徳大学コリアン・エクスパート専攻の学生有志により、日韓両国の持続的な交流と発展を願って開催するイベント。昨年は50名以上の学生が集まりましたが、今年はさらに増え、70名以上の学生が集まりました。
交流会は駐名古屋大韓民国領事館の教育担当領事である李佳燕氏の開会の辞から始まりました。その後、月刊「イオ」の元編集長である張慧純氏から「日本の中の外国人学校を歩きながら」というテーマで講演をいただきました。日本には朝鮮学校をはじめ、ブラジル、インドネシアなどさまざまな国の学校があります。これらの学校の関係者や学生たちへの取材を通して、張氏が感じたことなどを紹介。外国人学校の必要性や外国人学校の運営形態、法的な位置づけ、経営状態など、日頃私たちが触れることのない貴重な情報を教えていただきました。そして最後に、ますますグローバル化が進む今後において、社会は共に生きる包容力ある市民がいてこそみんなでより豊かになれるもの、外国人学校の充実は外国人の日本での暮らしやすさに直結しているとして、外国人学校を正規の学校に!が強調されました。
講演会が終わると、交流の場としてレクリエーションを開催。日本人学生と韓国人学生が少人数のグループに分かれ、各テーブルで趣味や特技などを自己紹介し、その後、ゲームをおこないました。最初におこなったのは「itoゲーム」です。itoゲームは、たとえば「おにぎりの具の人気度」は梅干しなら1~100で言うといくつ?という具合に、テーマとなる指標の数値を言葉で表現するゲーム。数字の低い順に明かす必要があるので、コミュニケーションがポイントとなります。また3秒間で、あるテーマを示す絵を順番に描き、最後の人がその絵が示すテーマを当てるゲームもおこないました。各テーブルからは時折歓声が上がり、どのゲームも大いに盛り上がりました。
校内でのイベントを終え、交流が深まった後は、学外で食事会がおこなわれました。日本人学生と韓国人学生のコミュニケーションを促進した今回のイベントはレクリエーションなどを通じて、お互いの考え方や慣習などについてより理解を深められたことでしょう。本学では、今後も異文化コミュニケーションを図り、相互理解に努められるような機会を増やしていきます。
学生コメント
交流文化学部 韓国語専攻 3年
早瀬 栞さん
私がこのイベントに参加したのは、今回で2回目。今年は昨年を上回る参加学生だったので、進行やまとめるのがすごく大変でした。でも人と交流することが好きだし、このようなイベントによってまた新しい人脈ができるのはとても有意義です。また来年も機会があれば参加したいと思っています。