追究
2025年03月26日
文学部 教育学科 山本ゼミ「公募第29回みよし美術展」学生インタビュー

2025年2月26日(水)長久手キャンパス 図工室
山本ゼミに所属する11名の学生が美術展で受賞。
洋画や写真、陶芸など個性豊かな作品を出品しました。
図画工作を専門とし、児童の造形表現における発達の特徴や小学校での指導に在り方について研究を進めている山本ゼミ。学生たち自身が造形表現の楽しさや難しさを実感し、子どもたちへの指導につなげる力を育んでいます。ゼミの時間だけでなく、空き時間や授業のない日にも制作に取り組み、出品した11名全員の作品が2025年1月21日~26日に開催された「公募第29回みよし美術展」で入選し、愛知県みよし市のカネヨシプレイスで作品が展示されました。新人賞を受賞した学生1名、入選した学生2名に作品やゼミでの学びについて話を伺いました。
文学部教育学科 4年 加藤脩人さん
洋画部門 新人賞受賞
作品名:『時空の交差視』
もともと恐竜が好きなことから、興味のある2体の対決を描きました。バスキアという画家のような絵を描きたいと思い、大胆さと迫力を意識した作品です。草でも緑以外の色を加えて立体感を出したり、際立たせたいところは油性ペンで輪郭を塗ったりと工夫しました。絵を描くのが好きで、山本先生に進路の相談をしていたこともあって山本ゼミに入ったのですが、自分自身の在り方に迷っていた時に絵を通して個性を認めていただき、自分は自分のままでいいんだと肯定感を持つことができました。卒業後は特別支援学校の教員になります。1人ひとりに向き合い、個性や良さを伸ばしていけるような指導をしていきたいです。
文学部教育学科 3年 杉春香さん
洋画部門 入選
作品名:『大好き!』
セーラー服とヒマワリという、私の大好きなものを組み合わせた作品です。油絵にクレヨンや毛糸を組み合わせて、立体感を表現しました。制作途中には山本先生からいろいろアドバイスをいただき、次はどんな手法を取り入れるのか楽しみな気持ちで見てくださっていたので、モチベーションを高く維持しながら制作に取り組めました。ゼミでは、素材感を忠実に表現するような色塗りの技術なども教わり、自分の引き出しを増やせています。4年生でもさらに制作のクオリティを追求して美術展に出品し、卒業制作にも力を入れていきたいです。
文学部教育学科 3年 長瀬麗さん
洋画部門 入選
作品名:『梟の木』
自然あふれる場所で育ち、森やそこにある木々の葉っぱが1枚1枚色も形も違うということを多くの人に知ってもらいたいという思いから、この絵を描きました。葉っぱの立体感や光の取り入れ方については苦労しましたが、先生から何度もアドバイスをいただき、励みになりました。山本ゼミで大きな作品に取り組む経験を通して、絵の具や筆の使い方を学ぶことができましたし、授業研究のようなスタイルで工作を体験し、将来教員になったときに役立てる引き出しを増やすことができました。絵を描くことの楽しさを伝えられるような教員をめざしています。
教育学科 4年 伊東紗穂さん
洋画部門 入選
作品名:『if・・・』
教育学科 4年 稲田菫さん
洋画部門 入選
作品名:『I Promise you』
文学部教育学科 4年 大坪ひなたさん
洋画部門 入選
作品名:『賑やかな守護霊』
文学部教育学科 4年 椙山奈津子さん
洋画部門 入選
作品名:『笑顔のひかり』
文学部教育学科 3年 岡田沙羅さん
洋画部門 入選
作品名:『After the rain』
文学部教育学科 3年 西元優菜さん
洋画部門 入選
作品名:『秋のこもれび』
文学部教育学科 4年 坪井一真さん
陶芸部門 入選
作品名:『DOKI』
文学部教育学科 4年井尾颯太朗さん
写真部門 入選
作品名:『ありがとう』