追究

2025年08月25日

教志会「教志会のWA!レクリエーション&勉強会」

2025年6月23日(月)、25日(水)、27日(金)長久手キャンパス1045教室

テスト対策や履修のコツをアドバイスして、
教職課程を履修する1年生の初めての定期試験をサポート!

 2025年6月23日、25日、27日の3日間、長久手キャンパスにて、「教志会」主催の「教志会のWA!レクリエーション&勉強会」が開催されました。これはお昼休みを活用した勉強会で、初めての定期テストを控える1年生を主な対象に、教職課程を履修する先輩たちが実践的なアドバイスを送る貴重な機会となりました。「教志会」とは、「教育に志す者の会」の略で、愛知淑徳大学で教職課程を履修する在学生と、すでに幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員として活躍する卒業生が繋がる独自のネットワークです。「在学生が『教員になれるように』、卒業生が『互いに支え合えるように』」という温かい思いのもと、教師をめざす学生たちが共に学び、人間力を高める場を提供しています。「教志会」は学生部会の学生たちが中心となって、イベントの企画から運営まで全てを行っています。

 今回の勉強会は、入学後初めての定期テストに直面する1年生にとって、まさに「救世主」となる企画でした。教室には、教育学部だけでなく、人間情報学部や文学部など、教職課程を履修する様々な学部の学生が溢れるほど集まり、2年生の姿も多く見られました。先輩学生たちは、教職課程のテスト勉強の方法や、先生方による試験の特徴と具体的な対策、さらには後期の授業の選び方まで、1年生が抱えるであろう不安や疑問に、一つひとつ丁寧に答えていました。

 1年生からは「学習指導要領は覚えた方がいいですか?」「日本国憲法はどうやって試験対策すればいいでしょうか?」「教員原理など、幅が広い分野の勉強法がわかりません」といった、具体的な質問が次々と飛び出しました。それに対し、先輩学生たちは自分たちの経験を惜しみなく共有。「こんな勉強法がいいよ」「私はこれをやって失敗したから、こうするといいよ」など、親身に寄り添いながら、具体的なアドバイスを送っていました。
 お昼休みというわずかな時間でしたが、参加した学生たちの表情は不安から安堵に変わり、「テスト勉強がんばります」と笑顔で教室を後にしていました。

 今後も教志会では、志を同じくする仲間と、頼りになる先輩、そして卒業生のネットワークを通じて、教員をめざす学生の強い味方になれるようさまざまな機会を提供していく予定です。

学生コメント

人間情報学部 2年
教志会 学生部会 高瀬大介さん

 中学・高校の数学や高校の情報の先生になりたいと思い、愛知淑徳大学に進学しました。人間情報学部で専門知識を学びながら教職課程を履修することは、勉強量が増え、ハードに感じることもあります。そんな時に教志会のサポートはとてもありがたかったです。今回はサポート役として参加し、自分自身の経験を後輩たちに伝え、少しでも役に立てていたら嬉しく思います。教員をめざして入学したのに、勉強のハードさを理由に諦めてしまう人がいたらもったいないと思います。そんな人たちが夢を諦めないためにも、教志会では情報提供やサポートの機会を通じて、教員をめざす学生たちを支えていきたいと思っています。