追究

2026年01月15日

2025年度 ビジネス学部 グローバルビジネス専修 Bilingual Internship Overseas学生インタビュー

約1か月にわたって海外で実務インターンシップに挑戦!
グローバルに活躍するための力を養いました。

 ビジネス学部グローバルビジネス専修では、3年次に全員が国内外の企業等で実務型のインターンシップに挑戦します。派遣先はIT企業、商社、メーカー、ホテル、専門学校など多岐にわたり、国際経済やビジネスの現場でグローバルに活躍する力を養う学修プログラムです。今回は、2025年度に参加した学生たちが現地でどのような体験をしたのかをご紹介します。

研修期間:
【オーストラリア(ケアンズ)】2025年8月8日(金)〜8月30日(土)〈現地23日間〉
【マレーシア(クアラルンプール)】2025年8月8日(金)〜9月6日(土)〈現地30日間〉
【ベトナム(ホーチミン)】2025年8月8日(金)〜9月6日(土)〈現地30日間〉
【オーストラリア(シドニー)】2025年8月8日(金)〜8月30日(土)〈現地23日間〉
【ベトナムPBL(ハノイ)】2025年8月8日(金)〜9月6日(土)〈現地30日間〉

オーストラリア ケアンズ(2025年8月9日〜8月30日)

ビジネス学部グローバルビジネス専修3年
吉田晴さん
派遣先:D.O.A. Australia Pty Ltd.(旅行代理店)

 ケアンズは日本企業によって大規模な観光開発がおこなわれた歴史があります。そんな深いつながりに惹かれ、この地を選びました。派遣先は、現地のツアー会社と日本の旅行代理店をつなぐ企業です。私は日本人観光客向けのガイド付きツアーの企画を任されました。まずは実際に街を散策し、いいなと思ったスポットはすべてメモしました。歴史を調べ、ガイドさんが話す内容なども考えて資料にまとめました。
 悩んだのは、限られた時間内でどこまで詰め込むべきかです。天候によって左右される道路の混雑状況や定休日なども考慮しながら、歴史ある建物を見学し、現地の方と触れ合い、お土産屋さんにも立ち寄れるようにルートをいくつか選定しました。インターンシップ先の代表からは「企画したツアーをこのまま商品化する!」と、お褒めの言葉をいただきました。
 派遣先の企業は、出社時間をはじめ、どこで何をするのかも自由で、決まっているのは週1回のミーティングだけでした。そこで進捗を報告し、アドバイスを受けて新しいものを作っていく環境のなか、自ら考えて行動することでやりがいと達成感を味わいました。
 海外インターンシップへ行く際は、自分が何をしたいかを明確にしておくことが大切だと思います。英語が得意でなくても現地に行けば何とかなるものです。自分の得意なことや興味のあることをしっかり伝え、積極的に行動することをおすすめします。

マレーシア クアラルンプール(2025年8月8日〜9月6日)

ビジネス学部グローバルビジネス専修3年
辻村真優さん
派遣先:Nippon Designers School Malaysia College(専門学校)

 異なる文化や背景を持つ人々が当たり前に共存する国へ行ってみたいと思い、多民族国家のマレーシアでインターンシップを経験しました。SNSマーケティングに興味があることを伝え、派遣されたのはデザインの専門学校です。インターンシップ期間中に文化祭、オープンキャンパス、入学式などイベントがたくさんあり、私は学生たちがどのように準備を進めているのかなど、頑張る姿を動画にして学校の公式SNSで発信しました。インターンシップの視点で配信するブログも毎日更新しました。
 動画編集を試したことはありましたが、目的を持って取り組んだのは初めてでした。映像だけでは伝わりづらい内容を文字情報で補足するテロップの見やすさなど、動画を公開してから気づくことも多く、自分の中で課題が見つかりました。
 校内を歩き回って撮影する日々を過ごすなかで、現地の学生たちとのコミュニケーションも深まりました。英語、マレー語、中国語などの3か国語を当たり前のように話すことに刺激を受け、私も翻訳アプリなどに頼らず、英語を使って自分の言葉で話すことを心がけました。
 最初は不安や焦りが大きかったものの、現地の皆さんはとても優しく、文化や言葉の違いは関係ないと感じました。SNSマーケティングの楽しさも実感でき、進みたい道がより明確になりました。まったく知らない環境で働くことは大きなチャレンジでしたが、人生の中で記憶に残る貴重な経験となりました。

ベトナム ホーチミン(2025年8月8日〜9月5日)

ビジネス学部グローバルビジネス専修3年
二本松厳己さん
派遣先:TSUKISHIMA SOKO VIETNAM COMPANY LIMITED

 卒業後を見据えてオフィスワークを経験したいと考え、インターンシップ先を選びました。派遣先は、ベトナムで国際貨物輸送事業、倉庫事業、物流コンサルタント事業、輸出入代行事業を手掛ける日系企業です。スタッフは日本人の代表と営業担当者に加え、ベトナム国籍の方が3名いましたが、取引先は日本企業が多いため、社内のやり取りは基本的に日本語でした。
 最初に任されたのは資料作成です。行のズレを指摘され、学生気分が抜けていなかったと反省しました。「お客様に出す資料は営業の売上につながるから、細部まで神経を注いでほしい」という言葉に気持ちが引き締まりました。それ以降は、ひとつひとつの仕事に対する緻密さを意識するようになり、自分の中で大きな変化を感じました。
 後半の2週間は、営業先への同行など外回り業務を経験しました。取引先企業の代表とのランチミーティングや商談の場に同席できたことは、非常に貴重な体験でした。
 営業担当者と行動を共にする中で、「相手の話を聞いて形にする営業」と「自ら開拓して売り込む営業」ではおもしろさが異なると聞き、自分が目指すのはどちらなのかを考えるきっかけになりました。私はオフィスワークよりも外回りに楽しさを感じ、自ら開拓していく“攻めの営業”に魅力を覚えました。今後は広い視野でさまざまな業界を見ながら、就職活動に取り組みたいと思っています。

オーストラリア シドニー(2025年8月8日〜8月31日)

ビジネス学部グローバルビジネス専修3年
長倉萌恵さん
派遣先:JAPAN AUSTRALIA TRAVEL SERVICE PTY LTD.

 「JAPAN AUSTRALIA TRAVEL SERVICE PTY LTD.」は、日本人観光客や留学生向けに、オーストラリアでのホテルや交通機関、ツアーなどを手配する会社です。私はシドニーのオフィスで書類整理やデータ入力といったデスクワークを経験しました。お客様から預かった大切な個人情報を取り扱うためミスは許されません。緊張感をもって取り組み、確認作業を怠らないように努めた結果、正確性を高く評価していただきました。そこで次は、正確性を保ちながらスピーディーに仕事を進めることを意識しました。時間効率が向上したことで、多くの仕事を任せてもらえるようになり、自分の成長を実感しました。
 研修ツアーにも参加し、国立公園の美しい景色を眺める展望台や観光鉄道を視察しました。鉄道に乗ってみると、座席によって眺めの良さが異なることに気づきました。一緒に参加した方々も同様の課題を感じ、どうすればお客様全員に良い景色を楽しんでもらえるか、アイデアを出し合いました。事前視察や小さな工夫を重ねることで、お客様に快適な旅を提供できるのだと実感しました。
 現地ではホームステイでホストファミリーにお世話になりました。帰国日が近づき寂しさを感じていると、「私たちはオーストラリアの家族なのだから、いつでも気軽に帰っておいでね」と声をかけてくれました。つたない英語でも心を通わせ、関係性を構築できたことは忘れられません。

ベトナムPBL ハノイ(2025年8月8日〜9月6日)

ビジネス学部グローバルビジネス専修3年
藤谷修士さん
連携先:THIEN HA KAMEDA, JSC., ACECOOK VIETNAM, JSC.

 食品会社と連携できることに魅力を感じ、ハノイでのPBL型インターンシップに参加しました。現地では、2つの食品会社のプロジェクトに取り組みました。
 1つ目は、亀田製菓の海外事業とのプロジェクト。ベトナム市場向けに販売している米菓の新しいフレーバーを提案するという内容でした。4~5人でチームを組み、まずはベトナム人の嗜好を把握するためにアンケートを実施。その結果を踏まえ、みたらし団子のような甘辛味のフレーバーを提案しました。
 2つ目は、エースコックの現地法人とのプロジェクトで、新しい即席麺の提案です。ベトナムで人気のカップ麺を試食・分析したところ、辛味と酸味のある味が好まれることがわかりました。そこで私たちのチームは、名古屋グルメの「台湾混ぜそば」に酢をかけて食べるアイデアをプレゼンテーションし、7グループ中3位に選んでいただきました。滞在中に洪水でホテルが浸水するトラブルがあり、プロジェクト進行が数日止まってしまいましたが、チームで協力して遅れを取り戻し、納得のいくプレゼンテーションをおこなうことができました。
 2つのプロジェクトを通して学んだのは、チームワークの大切さです。個々の強みを結集し、力を合わせることで、一人では成し遂げられない成果を生み出せることを実感しました。また、チームで活動することで自分の得意・不得意を知り、自己理解を深めることもできました。