追究
2026年02月09日
建築学部 間宮ゼミ展「遡る水展」
2025年度 展示会・講演会・発表会 建築学部(2025年4月開設)

2025年12月6日(土)〜12月8日(月)H GARAGE
「遡る水」をテーマに3年生がゼミ展をプロデュース。
代を遡って卒業生も巻き込み、
過去と現在、未来が交差する展覧会となりました。
建築学部の間宮ゼミ展が2025年12月6日(土)からは3日間にわたり、千種区星が丘元町の「H GARAGE」で開催されました。展覧会のタイトルやコンセプトを考えたのは、間宮ゼミ11期生の3年生たち。7月頃から構想を練り、空間デザイン、印刷物のグラフィック、什器の製作など、それぞれの得意分野を活かしてつくり上げました。
来場者は、水面を思わせる布と、宙に浮かぶ巨大な円盤の間を歩き、水の流れを遡るような感覚を体験しながら作品を鑑賞しました。「来場者にさまざまな角度から作品を見てほしい」という考えから、円盤をくぐって内側からも眺められる仕掛けにしたそうです。


展示作品については、3年生6名が課題で取り組んだ作品、コンペに出品したものだけでなく、先輩たちが卒業後に仕事で手がけたものも展示。学びを深めている最中の学生と、社会で活躍する卒業生の作品をひとつの空間で展開しました。
スタディ展示、遡る水展の会場模型とスライドショー、ゼミの活動アーカイブを記した冊子なども並び、「遡る」を身体の感覚と空間で体感するインスタレーションとなりました。
作品の配置はもちろん、ライティングにも工夫。青い布にはあえて照明を当てず、キラキラと輝く白い布から光を反射させて水面を演出するなど、光の当たり方まで計算して空間を作り上げました。




タイトルの「遡る水」について3年生の斉藤夢叶さんは、「川から流れた水が集まり、大きな海になるけれど、私たちは個性が強いため、海から川へ遡って自ら進む道を決めるという意味を込めました」と説明してくれました。続いて恒村桃香さんは「間宮ゼミ11期生は、他の人と同じ道を行くのではなく、逆流していくようなタイプの集まりです。遡る水は私たちの生き様を表しています」と語ってくれました。個々が強いけれど、まとまりがあるのも11期生の特徴だと言います。斉藤さんは「川から海へ水が流れる時、石も削れて細かくなるけれど、逆に私たちは細かなところから集まってどんどん大きくなるという意味も『遡る』にはあります」と語ってくれました。


タイトルの「遡る水」にちなみ、代を遡って卒業生も巻き込もうと考えて開催したという今回のゼミ展。学生たちが先輩と交流を深め、家族や友人、通りかかった地域の方々など、たくさんの人にゼミの活動や学びを知っていただく機会となりました。

学生インタビュー

創造表現学部 建築・インテリアデザイン専攻*3年
恒村桃香さん、斉藤夢叶さん
来場者の方から、「水面をイメージした布はどうやって吊り下げているの?」といった質問もあり、展示作品の模型だけでなく、空間にも興味を持っていただけて良かったです。布の下をくぐる子どももいて、私たちが想定していた動線だけではない、その人なりの動線も面白いなと感じました。説明を聞かなくても、空間を通して伝わるものがあったと思います。
「H GAREGE」でのゼミ展は今回が初めてでしたが、来年度以降もこの場所で開催する予定です。今回の「遡る水」に関連していくのか、まったく違うものになっていくのはわかりませんが、何かしら引き継いでもらえたらうれしいです。
*:2025年4月より、建築学部となりました。












