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2017年03月02日

グローバル・コミュニケーション学部主催講演会 名古屋おもてなし武将隊 徳川家康公が語る"紐育(New York)から持ち帰りし宝"

グローバル・コミュニケーション学部主催講演会 名古屋おもてなし武将隊 徳川家康公が語る

2016年12月12日(月)星が丘キャンパス36F教室

家康公がNYでの活動を通じて異文化交流の魅力を紹介。
グローバル・コミュニケーション学部主催の
講演会が開催されました。

 12月12日(月)、星が丘キャンパスでグローバル・コミュニケーション学部主催の講演会がおこなわれました。登壇したのは名古屋おもてなし武将隊のメンバーとして名古屋観光を盛り上げている「徳川家康公」です。講演会では江戸時代に使われた古典的な日本語と英語を織り交ぜながら10月に実施されたニューヨークでのPR活動について披露。そこで感じたアメリカならではの価値観を語りながら、文化交流の素晴らしさを学生たちに伝えました。

グローバル・コミュニケーション学部主催講演会 名古屋おもてなし武将隊 徳川家康公が語る

グローバル・コミュニケーション学部主催講演会 名古屋おもてなし武将隊 徳川家康公が語る

 アメリカならではの価値観を「ニューヨークから持ち帰りし宝」と称し、講演会を進めた家康公。そのひとつとして語ったのが「今を楽しむ心」でした。セントラルパークで4年間毎日ビートルズを歌い続ける男性とのエピソードを披露し、「彼に私が"ジョン・レノンを悼むために歌っているのか"と問うと"Yes and No"と答えが返ってきた。"弔いのためであり、さらに、今、彼の歌を歌い、楽しむことができることに対する感謝の気持ちを歌っている"と。彼の言葉から、日本人にはない"今を楽しむ心"を知ることができたのじゃ」と家康公。前向きに物事をとらえる感性は、日本人が学ぶべきポイントであると語りました。

グローバル・コミュニケーション学部主催講演会 名古屋おもてなし武将隊 徳川家康公が語る

グローバル・コミュニケーション学部主催講演会 名古屋おもてなし武将隊 徳川家康公が語る

 また、ニューヨークの交通の要衝、グランド・セントラルステーションに、世界最大規模のスマートフォン販売店が展開されていることを語り、150年ほど前の古い駅と最新の技術を世界に発信し続ける店舗の見事な融合を伝えました。「アメリカは古きものと新しきものを共存させるのが上手。日本も古いものと新しいものを別物と捉えず、それぞれの魅力を混ぜ合わせていく姿勢を真似してみてはどうか」と語りました。
 講演会を通じて海外でも人気の武将・家康公としてアメリカに渡り、一歩踏み込んだ文化交流の一端を垣間見ることができた学生たち。海外で人々と関わり、意見を交わすことで、自らの世界が大きく広がり、多くの「宝」を得ることができると感じたことでしょう。