躍動

2017年12月27日

大学在学中に公認会計士試験に合格できた理由は、共に高め合った仲間との出会いがあったから。

vol.59

ビジネス学部 ビジネス学科4年(2017年度)
大きな壁に挑戦した先に待つ、自分の可能性。

 私が公認会計士に興味を持ったのは、1年次の前期末にビジネス学部の先生が主催した"簿記(検定)"についての説明会でした。説明会では、公認会計士や税理士といった簿記の知識を活用できる職業や、そのために必要な検定のプロセスなどの紹介が行われました。説明会を聞きながら、企業をはじめとする各種法人の財務情報を検証する監査の役目を担い、公共性の高い仕事ができる公認会計士に魅力を感じました。さらに、公認会計士試験の過酷なプロセスを知ると同時に、自分が乗り越えられるのか、また乗り越えることで、能力・精神的に成長できるかを確かめたくなり挑戦することを決意しました。

日商簿記試験も視野に入れて、勉強に取り組む。

 公認会計士試験科目(6科目)の中でも4割弱を占めているのが「会計学」。「会計学」は、簿記や財務論で使用される数学の知識が必要で、日商簿記の内容と類似しています。そのため、「会計学」の勉強は、日商簿記試験の対策も兼ねることができました。そして私は、日商簿記検定1級に向けて、多くの時間を費やすことなく、合格することができました。これから公認会計士を目指す方は、日商簿記検定も視野に入れて、勉強に取り組むことを推奨します。

大学在学中に公認会計士試験に合格できた理由は、共に高め合った仲間との出会いがあったから。

刺激し合う仲間、支援してくれた方々との出会いに感謝。

 大学在学中に公認会計士試験に合格できたのは、良き出会いに恵まれたことも関係していると思います。特に同じ時期に勉強を始めた学生とは、模擬試験の点数を競い合ったり、勉強を教え合うなど、互いを高めながら勉強に取り組みました。ゼミの先生には、アドバイスをいただいたり、友人には私生活の面で支えてもらいました。このように刺激し合える仲間の存在や協力してもらった方々の期待に応えることが、勉強をする上での推進力になりました。