躍動

2019年02月01日

大塚ゼミが関東圏の大学と競い合うディベート大会に参加。優勝という栄光を勝ち取りました。

vol.64

ビジネス学部 大塚ゼミ ビジネス学部 ビジネス学科 3年(2018年度)

マーケティングゼミ対抗ディベート大会(愛知淑徳大学、東洋大学、法政大学、明治大学)優勝!

「フロアを意識した主張」を組み立てるために、相手の立場で課題を考える。

 私たちが所属する大塚ゼミはマーケティングを専門とするゼミナールです。地方自治体や商店街、企業など、学外の団体と協働しながら課題解決につながる企画を考え、実践することで、プレゼンテーションをする力や物事を論理的に考える力、仲間と協働し目的を達成する力を育んでいます。たくさんのプロジェクトに取り組んでいますが、その中のひとつに「マーケティングゼミ対抗 ディベート大会」があります。これは東洋大学、法政大学、明治大学と私たち愛知淑徳大学の4大学のゼミナールが参加するディベート大会です。ディベートはひとつのお題に対して、是側と否側に分かれて論理を戦わせる「知的スポーツ」とも呼ばれています。大切なのはいかに客観的な資料やデータを集め、それをもとに論理的なストーリーを組み立てられるかどうか。勝敗をジャッジするのは初めて討論を聞くフロアのみなさんなので、単に自分たちの主張に有利な情報を提示するだけでは勝てません。フロアのみなさんはお題に対してどんな第一印象を持つのか。その第一印象に寄り添いながらも、自分たちの主張を納得してもらうためにはどうすればよいのか。討論する対戦相手はもちろん、フロアのみなさんの気持ちも想像しながら、論理を組み立てる必要があります。それこそがディベートのおもしろさであり、難しさ。仲間同士、意見を交換しながら、約1か月の時間をかけて主張を考え抜いていきました。

大塚ゼミが関東圏の大学と競い合うディベート大会に参加。優勝という栄光を勝ち取りました。

大塚ゼミが関東圏の大学と競い合うディベート大会に参加。優勝という栄光を勝ち取りました。

全力で課題に向き合うからこそ考え方の違いに気づき、その気づきが学びになる。

 与えられたお題は3つ。「伊藤園はアサヒ飲料の売り上げ伸び率を上回れるか否か」というお題には是側、「キャッシュレスは日本に浸透するか否か」というお題には否側、「楽天はモバイル事業に注力すべきか否か」というお題には是側に立って、自分たちの論理を戦わせました。根拠となる情報はとにかく泥臭く、地道に収集。国が発信している信頼性の高い資料、アンケート調査を通じて得たエンドユーザーのリアルな声を集めた資料など、説得力を高める情報収集に努めました。その努力が実り、自分たちの考えをしっかりと持って討論を展開することができました。自分たちの主張を発表する「立論」は練習がものを言いますし、相手の反論や質問に対して答えていく「第一反駁・第二反駁」では思考の瞬発力が求められます。いろんな力が試されるディベートを通じて一人ひとりが自分の役割をまっとうし、互いに協力し合うことで、優勝という最高の結果を引き寄せることができたのだと思います。それに他大学の学生と関わることで、伝え方・考え方にも本当の多くのアプローチがあることに気づかされました。違いに気づくことは学びの第一歩だと思います。ディベート大会で得た「成長のヒント」と、優勝を勝ち取ったことで得た自信を胸に、次なるプロジェクトにも全力投球していきたいと思います。

大塚ゼミが関東圏の大学と競い合うディベート大会に参加。優勝という栄光を勝ち取りました。

大塚ゼミが関東圏の大学と競い合うディベート大会に参加。優勝という栄光を勝ち取りました。