躍動

2018年12月28日

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

vol.62

グローバル・コミュニケーション学部 3年(2018年度)
行動力に磨きをかけて、交換留学に挑む。

 2017年9月から2018年7月まで、交換留学生としてチェコのPalacký University Olomoucで学びました。長期留学をめざし始めたのは、入学間もない頃。愛知淑徳大学は留学制度が充実しているため、積極的にチャンスを掴んで自己成長につなげたいと考えていました。
 1・2年次では、世界で通用する英語の「読む・書く・聞く・話す」力を着実に伸ばそうと決意し、グローバル・コミュニケーション学部の授業を計画的に履修。ALL ENGLISHの授業を通して「英語で学ぶ」経験を重ねました。また、他学部・他学科開放科目を積極的に受講したり、高校時代からプロとして自転車競技に打ち込んでいる経験を活かし、名古屋のNPO法人と連携して自転車に関するボランティア活動に取り組んだりしました。さらに、自転車を活用して地域活性化をめざす企業でのインターンシップにも参加し、自ら考えて行動を起こすことの大切さを実感。こうして行動力に磨きをかけた上で交換留学に臨んだからこそ、約10ヶ月間、現地で有意義な日々を過ごすことができたと感じています。

世界各国の仲間とアクティブに学ぶ、活気に満ちた毎日。

 Palacký University OlomoucではFaculty of Arts(人文学部)に所属。チェコ人の学生はもちろん、ヨーロッパ、アジア、北米、南米などからの留学生と共に学ぶ、国際色豊かな環境でした。受講した科目は、チェコや中央ヨーロッパの歴史・文化、世界の建築文化、哲学、ビジネス英語など。コミュニケーション学の授業では、「持続可能なビジネス」についてプレゼンテーションする課題に力を入れました。聞き手を惹きつける伝え方を試行錯誤するとともに、ビジネスに関する考察が深まり、「自分はどう働きたいのか」と将来を見つめるきっかけにもなりました。

 また、海外で学んでみて改めて実感したのは、「主体性」の大切さ。留学先ではどの授業においても学生個々の発言が求められ、いつも活気に満ちていました。「常に自分で考えて意見を伝え、仲間の意見にも耳を傾け、議論を発展させる」というアクティブな学びによって、多様な意見や価値観を尊重するグローバルなコミュニケーション能力や視野が養われたと思います。

「地域と世界をつなぐ人」をめざして。

 交換留学中は、ヨーロッパ各地で開催されたさまざまな自転車競技の大会にプロとして出場したり、自転車関係の人たちが集まる展示会に参加したりして、学業の他にも活動や交流の幅を広げました。大学の寮では、スペイン人とフランス人のルームメイトと親しくなり、彼らと一緒にさまざまなイベントにも参加。このような経験を通して多様な国の友人ができ、そのかけがえのない出会いは生涯の宝物になると感じています。

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

 帰国後は、長久手キャンパスの国際交流会館(アイハウス)で暮らす留学生とのイベントに携わるなど、身近な場所での国際交流にも力を注いでいます。交換留学を経て見えてきたのは「世界各地のあまり知られていない地域や行事について、世界の人々に発信していきたい」という目標です。今はまだ漠然としていますが、大学卒業後は自転車に関わる仕事を通じて、国内外の人や国際社会に貢献できるよう、自分の可能性を広げるチャレンジを重ねていきたいです。

留学先での様子

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。

交換留学で世界各国の仲間と共に学び、国際社会に即したコミュニケーション能力を鍛えました。