躍動

2019年03月01日

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。

vol.66

健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 4年(2018年度)

●第15回全日本女子フットサル選手権大会(2018)出場

挫折から立ち上がり、フットサルチームを創設。

 小学生の頃からサッカーやフットサルに打ち込み、夢中になってボールを追いかけていました。転機が訪れたのは、高校3年生のとき。ケガをしてしまい、所属していたフットサルクラブを辞めることになりました。挫折感を味わいましたが、大学ではスポーツについて専門的に学ぼうと気持ちを切り替え、スポーツ・健康医科学科に進学。新生活が始まると同時に、「やっぱり、もう一度フットサルがしたい!」と思いが高まって、地元・長久手市でフットサルチーム・MARS(マーズ)を立ち上げました。
 呼びかけに応えて学生や社会人など多彩なメンバーが集まり、その年の愛知県リーグでいきなり優勝。もっと上を目指そうとチームの結束が強まりました。しかし、諸事情により監督が突然引退してしまい、チームのマネジメントも選手でおこなうという厳しい状況に。当時、2年次だった私は、学科で専門的に学び始めたバイオメカニクスやスポーツコンディショニングなどを応用し、効果的な練習メニューを考案。仲間をまとめようと全力を注ぎました。

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。

海外への挑戦を経て、チームを再始動。

 3年次には、フットサルの技術向上をめざし、イタリアに短期留学。日本とは異なる環境で自分を成長させたいと、一人でチャレンジしました。言葉も通じない中、現地のチームでフットサルに励み、海外選手の気迫に圧倒されながら精神力も鍛えました。そして4年次に、また転機を迎えました。アルバイト先であるフットサルショップの店長が、MARSの監督を引き受けてくださったのです。店長は元プロフットサル選手で、とても心強い存在。新メンバーも加入して新体制が整い、チーム名も「Beep(ベップ)」に変更しました。
 Beepとして新たな一歩を踏み出した2018年、以前よりも厳しい練習メニューに取り組み、着実にスキルを高めた結果、東海大会で優勝。念願だった全日本女子フットサル選手権大会に出場し、全国の強豪チームと対戦することができました。今回は悔しい成績でしたが、1年目にして躍進でき、あきらめずに一緒に走り続けた仲間や監督への感謝の思いでいっぱいになりました。
 卒業後は、溶射加工メーカーに就職します。フットサルを通して培った協調性や実行力、マネジメント力などを活かしていきます。社会人となってもBeepのメンバーとしてフットサルにも励み、自分の可能性を広げ続けたいと考えています。

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。

立ち上げたフットサルチームで全国大会へ。仲間と共に高みをめざし続けます。