躍動

2020年01月21日

英語スキルに加え、コミュニケーション力も身についた留学生活。新たな夢が見つかりました。

vol.74

文学部英文学科※ 3年生(2019年度) ※現・総合英語学科

仕事でも使える英語スキルを学ぶために。

 私は子どものころから英会話教室に通っていたこともあり、英語を学ぶことが好きでした。大学選びでは留学を視野に入れながら英語を深く勉強できる環境を求めました。そして見つけたのが愛知淑徳大学でした。愛知淑徳大学の英文学科※は、最長1年にわたる長期留学が可能で、留学先の授業料は大学が負担。留学以外のカリキュラムにおいても、「読む」「書く」「聞く」「話す」といった英語スキルだけでなく、ネイティブの先生とのコミュニケーションやディスカッションなど、英語を総合的に学べる環境が魅力でした。そして英文学科※に入学し、2年次の後期にオーストラリア「キャンベラ大学」へ留学しました。

英語スキルに加え、コミュニケーション力も身についた留学生活。新たな夢が見つかりました。

積極的に交流することが上達への第一歩。

 留学中は、最初にキャンベラ大学内にある大学付属の語学学校に通いました。ここには、5つのクラスがあり、レベル別で分かれています。レベル4をクリアすると、キャンベラ大学でさらに専門的な英語の授業を受けられます。
 私はプレゼンテーションやディスカッションを学ぶレベル3の試験まで合格。そのため論文を長文で書く授業などがおこなわれるレベル4を受けられたのですが、まずは基礎をしっかり固めることが大切とレベル3のクラスに残りました。レベル3の授業での、絵を見て3分間で感想を話し合うことやそれぞれの国の文化を伝えることを通じて、英語のスキルに加え、コミュニケーション力も向上することができました。
 1日の授業は、9時半~14時半の4時間(間に昼休憩1時間)。授業が終わった後は、課題や自習のために図書館などで勉強をしていたこともありましたが、ほとんどは「ジャパンクラブ」と呼ばれる、日本語や日本文化を学ぶ外国人が集まる大学のクラブに参加していました。宿泊先もホームステイだったため、常に英語を学ぶ環境に身を置くことで、英語が上達したと思います。ホストファミリーは優しい方で、毎日の出来事を聞いてくれたり文化を教えてくれたり、風邪を引いたら寄り添って看病してくれたりと、不安になったことは一度もありませんでした。

英語スキルに加え、コミュニケーション力も身についた留学生活。新たな夢が見つかりました。

留学経験を将来活かしていきたい。

 留学に行くまでは、将来はウェディング業界で働きたいと思っていましたが、留学を経験したことで同じウェディング業界のなかでも、海外のリゾートでのウェディングの提供や、海外赴任などがある会社を考えるようになりました。グローバル化が進む世の中、英語を使って様々な国の人と接する仕事はやりがいがあると思います。留学で学んだ、英語でのコミュニケーション力も将来活かしていきたいと考え、最近では、国内外のウェディング事業を展開する企業にインターンシップするなど、将来に向けて準備しています。今後も夢に向かって時間を無駄にしないように努力していきたいと考えています。