躍動

2020年04月10日

大学で見つけた「地元を支える公認会計士」という夢。

vol.78

ビジネス学部ビジネス学科 3年生(2019年度)

日商簿記1級合格

会計の面白さに気づき、アカウンティングコースへ

 企業のビジネス戦略に興味を持ち、ビジネス学科に入学しました。1年次の必修科目「シゴト学」では、組織をまとめるノウハウや企業が抱える課題、その解決方法など、働くために必要なビジネスマンとしての知識を学びます。様々な業界の知識を身に付けることで、新聞やテレビの経済ニュースがよく分かるようになり、社会をビジネスという視点から見ることができるようになりました。その中でも、企業の価値を数字で捉える会計学の面白さに気付き、アカウンティングコースを専攻。会計を研究するゼミに入りました。

大学で見つけた「地元を支える公認会計士」という夢。

大学や先生の力を借りて日商簿記1級に合格

 ビジネス学科は、資格取得のためのサポートが手厚いことも魅力の1つです。私自身も会計の知識をさらに身に付けたいと思い、最終的に日商簿記1級に挑戦しました。合格するために、大学の資格受験制度を利用し、先生からご指導を受けました。簿記対策講座では、専門学校から簿記を教えるプロの外部講師の先生が講義に来てくださり、分かりやすく教えてくれます。また、難易度の高い試験のため、試験に落ちてしまっても、大学が再受験料をサポートする制度もあります。日商簿記1級の問題は、1つの財務諸表を作るのに30分から1時間ほどの時間を要します。分からないときには1人で考えていても時間が過ぎてしまうだけなので、ゼミの先生に質問しに行き、教えてもらいながら効率良く勉強することができました。
 私は、簿記だけでなくビジネス会計検定の資格も取得しました。実際に企業の株価や業績が載っている四季報を見て、有名企業の財政状態などを分析しています。簿記は会計学の中でも財務諸表を作る分野ですが、ビジネス会計は作った財務諸表を読み解く分野です。この2つの能力を習得することで、より企業の財務状態を深堀することができます。日商簿記やビジネス会計検定などを取得できるこの学部は、就職活動で武器が欲しい人、専門知識を極めたい人におすすめしたいです。

憧れに近づくため、地元を支える公認会計士に

 現在は、ビジネス学科に入って見つけた夢に向かって猛勉強しています。会計学のプロフェッショナル、公認会計士。実際に会計事務所を見学する機会があり、名古屋の企業を支えるためにキラキラと働いている会計士に感銘を受けました。地元が好きなので、大学で極めた会計学の知識を活かして、将来は名古屋の企業を支える公認会計士になりたいです。