躍動

2022年05月06日

統計グラフコンクールで金賞受賞。挑戦を続け、自分の可能性を広げたい。

vol.89

創造表現学部 創造表現学科 メディアプロデュース専攻 3年(2021年度)

第65回愛知県統計グラフコンクール第5部(高校生以上、一般) 金賞(知事賞)受賞

幼い頃からの挑戦を継続し、栄えある賞に輝く。

 私は小学2年生のときから毎年、「愛知県統計グラフコンクール」にチャレンジしています。データ統計やグラフを用いたポスター制作のおもしろさに熱中し、受賞回数も10回以上に及びます。高校時代には「統計グラフ全国コンクール」の特選にも選ばれ、住んでいる自治体への表敬訪問も経験しました。このコンクールに挑み続ける中で、ポスター制作の題材として社会問題や環境問題に積極的に目を向けるようになり、視野が大きく広がったと感じています。
 愛知淑徳大学に入学後も、挑戦を継続しています。1年次、2年次に続いて、3年次にも「愛知県統計グラフコンクール」で金賞(知事賞)をいただくことができました。今回、テーマに取り上げたのは「みつばち」です。なぜ日本をはじめ各国でみつばちが減少しているのだろうとニュースで見て関心を寄せ、その背景や現状を統計データから探りました。海外の文献サイトで英語の資料も閲覧し、みつばち減少の原因の一つとして考えられる農薬についても調査。そして、コツコツと積み重ねた研究内容をわかりやすく、見やすくまとめ、「未来につなごう!みつばちが運ぶ命の恵み」と題したポスターを完成させました。

多彩なメディアを学び、表現力に磨きをかける。

 ポスター制作で役立てたのは、大学での学びです。メディアプロデュース専攻に所属する現在、映像を中心に演劇、グラフィック、プログラミング、色彩学などを幅広く学修しています。雑誌編集に取り組んだ授業では、読みやすいフォントやレイアウト、色づかいなどを実践的に学びました。そうした経験から、見る人の興味を引くカラーリングやグラフの配置などにこだわり、受賞に至るポスターを仕上げることができたと感じています。また、大学で文献検索のスキルを身につけたからこそ、国内外のサイトにアクセスし、確かなデータを収集できました。多彩なメディアを探究する日々の授業・演習が、表現力や調査力、分析力を伸ばしてくれたと思います。

統計グラフコンクールで金賞受賞。挑戦を続け、自分の可能性を広げたい。

これからも新たな一歩を踏み出し、自分の可能性を広げていく。

 コンクールへの挑戦を長く続け、成果も残し続けられたことは、さらに前へと進んでいく自信になっています。今、私はゼミでミュージックビデオの分析や制作に力を注ぎながら、中学生の頃から興味がある演劇もより深く学び、舞台づくりにチャレンジしたいと考えています。もちろん、4年次も「愛知県統計グラフコンクール」に応募する予定です。興味を持ったことにチャレンジできる環境があるのが、愛知淑徳大学の魅力。個性的な仲間も多く、それぞれがいろんな活動に熱中していて、お互いに刺激し合えます。卒業後、映像などメディア関係の仕事に就けるよう、これからも前向きに取り組んでいきたいと思います。


畠さんの作品は愛知県HPに掲載されています。ぜひご覧ください。

第65回愛知県統計グラフコンクール入賞作品・入賞者 -第5部 (高校生以上、一般)