追究

2023年10月03日

ビジネス学部 上原ゼミ リニモの活性化と地域の活性化 「作ろう!自分だけのオリジナルリニモを!&大学生のデジタル事情」

2023年8月27日(日) 愛・地球博記念講演 地球市民交流センター 多目的室4

リニモに親しみをもってもらうために学生主体でイベントを企画。
子どもから大人まで楽しめるイベントブースをつくりあげました。

 ビジネス学部 上原ゼミは、長久手市や愛知高速交通株式会社と連携し、東部丘陵線(通称:リニモ)と地域の活性化に向けて活動しています。これまでにも「Myリニモ&Myタウン」という名称でイベントを開催してきました。

■ビジネス学部上原ゼミMyリニモ&Myタウン リニモクイズ・ラリー (2022年度)>

 コロナ禍によりオンラインのイベントが続きましたが、今年は4年ぶりに対面形式での開催です。今回は、うちわと3Dプリンターで作成したストラップの塗り絵体験、VR体験、スマホ教室を企画しました。
 上原ゼミの方針は、「目的のために、自分で考え、行動する」こと。リニモ活性化・地域活性化のために、今回のイベントも学生が主体となって運営しています。3年生からのサポートを受けつつ、2年生が主になって準備し、当日を迎えました。長久手市や愛知高速交通株式会社との連絡も学生が窓口を担当し、社会に通用するコミュニケーションをとれるよう指導することも大切にしています。

 当日は、3年生4名、2年生9名が運営に参加。2年生がイベントの中心となり、お客様の呼び込みから会場の対応までおこないました。会場はリニモの走行シーンが見える位置にあったため、好きなリニモの柄を参考にうちわの色塗りをサポートする様子もみられ、リニモについて、地域の方と直接コミュニケーションを図れるのも、リアルイベントならではの体験となりました。
 また、VR体験や3Dプリンターも会場に設置し、学生たちの学びを発表する場にしました。子どもだけでなく、大人の方にも学生たちの学びに興味を持って楽しんでもらえるブースとなりました。

 さらに、参加者へのアンケート調査も実施し、イベントの感想やリニモの利用調査をおこないました。学生たちは、このデータを分析し、アンケート統計を卒業論文に活かしていきます。実地体験をもとに、分析する経験は今後の研究にも役立つでしょう。これからも本学では多様な企業・団体と連携し、学生の学びを社会へ還元していきます。

●学生コメント

ビジネス学部ビジネス学科2年(2023年度)
渡邉陽太さん

 今回のイベントは、2019年に開催したイベントを参考にアレンジを加え、うちわを使ったイベントにVR体験や3Dプリンターの展示を盛り込んでいます。事前にSNSなどで告知活動を行っていたものの、SNSのフォロワー数の様子から、実際に集客に繋がるかと不安でした。ですが、当日開始時にはすでにお客様が待っていてくださり、大変感激しました。
 私はこの企画のリーダーを務めました。もともと一人で作業を進めることが多く、まとめ役を進んで引き受けるタイプではないのですが、この経験を通じてメンバーをまとめる力が身についたと思います。来年の夏のイベントは下級生が主体となります。次の代につなげられるよう、これからもゼミ活動に励みたいと思います。