2023年8月23日（水）名古屋市中小企業振興会館（吹上ホール）

「エシカル」について
広く知っていただくためのブースを出展。
参加者にその必要性を伝えました。

　2023年8月23日（水）、名古屋市中小企業振興会館（吹上ホール）で「SDGs将来世代創造フォーラム2023」が開催されました。これはアサヒ飲料株式会社中部北陸本部が、産官学連携によるWell-beingな未来を考える場の創出を目的としたもので、2022年に続き2度目の実施となります。
　当日は基調講演や有識者によるフォーラムディスカッション、学生・生徒による弁論大会を開催。展示エリアでは、アサヒ飲料のマテリアリティ（重点課題領域）である「健康」、「環境」、「地域共創」をテーマとした、学校や行政、企業の取り組みを紹介するブースが出展され、SDGsに関連したイベントやワークショップなども多数開催されました。

　このフォーラムにCCCのメンバーが「エシカル」をテーマにブースを出展。エシカルとは「倫理的な」という意味の英語。「安いもの」や「自分にとって得なもの」といった基準だけで選ぶのではなく、広い視野で人や社会、地域、環境などに優しいものを購入する消費行動やライフスタイルを指しています。SDGsにもつながるエシカル消費について、1年次から啓蒙活動をおこなってきた4年生のメンバーが展示ブースを運営。昨年、名古屋市の受託事業でおこなったエシカル消費について、パネルやエシカル商品の紹介をしながら参加者にエシカル消費の必要性を伝えました。
　具体的には2022年11月20日（日）に星が丘テラスで開催された「サイクるで、エシカる。」というイベントの様子を紹介しつつ、企画者や参加者の想いをはじめ、ご協力いただいたお店の紹介などもおこないました。エシカル消費やSDGsは少し堅苦しい部分もあり、一般消費者からは距離のあるものと捉えられがちですが、イベントを通して楽しく理解していただき、日常生活で実践していただけるように配慮しました。

■2022年11月20日（日）星が丘テラスSDGsマルシェ「サイクるで、エシカる。」の様子

■CCC 星が丘テラス SDGs マルシェASLive記事はこちら＞

　「SDGs将来世代創造フォーラム2023」への参加は、多くの企業や社会人が出展されているなかで「大学生としてできることは何か？」を深く考えるきっかけになりました。若い大学生だからこそできるフットワークの軽さや、さまざまな制約に縛られない柔軟な発想を存分に発揮し、存在感を示していくことが大切だと痛感。また、SDGsに関連する技術革新が著しく進んでいることも実感し、今後はさらに産官学連携を強めていく必要があると感じました。