追究

2024年12月09日

人間情報研究会「自作デジタルコンテンツ展示」

2024年10月26日(土)・27日(日) 長久手キャンパス2号棟222教室

人間情報学部の学びを活かした多彩なデジタルコンテンツ。
学生たちの個性が光る作品の数々を、大学祭で公開しました。

 「人間情報研究会」は、人間情報学部の学生が主体となって運営し、学年や所属ゼミに関係なく切磋琢磨する有志団体です。プログラミング、Webコンテンツ、音楽、アニメーション、ゲームなど、人間情報学部の幅広い分野の制作・学修に取り組み、互いに探究心や知的好奇心を刺激し合っています。
 10月26日(土)・27日(日)には、愛知淑徳大学の大学祭「淑楓祭」の教室企画として、「自作デジタルコンテンツ展示」を実施。前期から自主的に進めてきた活動の成果を、学生一人ひとりの個性や感性が光る作品として形にしました。

 会場となったパソコンルームに展示されたのは、学生が制作したオリジナルゲーム、映像作品、音楽作品といった多彩なデジタルコンテンツ。来場者の皆さんは興味深そうに見てまわり、特に子どもたちは学生作のVRシューティングゲームや2Dアクションゲームに夢中になっていました。
 学生たちは今回の展示を通して、多様な人々の目線に立って自身の作品を客観的に評価・検証することを経験。新たな課題を見出して制作・研究の幅を広げる、貴重な機会を得ていました。

 AI、IoT、ビッグデータなどを含む最新の情報学と、心理学、統計学、生理計測法などの人の心を分析する方法を融合して学ぶ、人間情報学部。人々が快適に暮らせるAI時代の情報社会を見据え、学生たちは興味・関心や問題意識などに基づいて主体的に学びを深めています。今後も人間情報学部で学んだ知識・技術をさらに磨き、人に寄り添うものづくりやデザインを追究していくことでしょう。

代表学生インタビュー

人間情報学部 情報デザイン専修3年
鈴木 健悟さん

 人間情報研究会の個人やチームで取り組んだ制作活動の集大成として、今回、淑楓祭で「自作デジタルコンテンツ展示」を実施しました。私は昨年の先輩たちが制作したVRシューティングゲームや2Dアクションゲームのアップデートにチャレンジし、より親しみやすい万人受けする内容に改善しました。多くの子どもたちが楽しむ姿を見ることができて、嬉しく思っています。
 幅広い年齢の人々に自分たちの作品を見て・体験していただけることは、とても貴重な機会です。人間情報学部では普段、「人にどう役立てるか」という目線で情報を学んでいるため、淑楓祭での展示を通して、より「人」を意識した制作や研究に取り組みたいと考えるようになりました。
 また、展示イベントを自分たちで企画・運営してみて、大変だったことが多く、スケジュール管理をはじめとする「ものづくりの基本」をあらためて学びました。そうした経験を、今後の学修や卒業プロジェクト、卒業後の進路に活かしていきたいと思います。