追究
2025年10月20日
愛知県警サイバーポリスチャレンジ

2025年8月12日(火) 愛知県警察本部
クイズ形式でサイバー犯罪捜査を体験。
情報技術の学びが警察の仕事にも生かせることを知る、きっかけとなりました。
本学の人間情報学部では、最新の情報学と人の心を分析する方法を融合し、AI時代の情報社会に貢献できる人材育成に取り組んでいます。2025年8月12日(火)、愛知県警察本部にて、サイバー犯罪捜査をクイズ形式で体験する「サイバーポリスチャレンジ」が開催されました。愛知県内の大学生19人・11チームが出場し、本学からは人間情報学部の3年生4人・3チームが参加しました。
このイベントは、巧妙化するサイバー犯罪に対応する警察業務に関心を持ってもらうことを目的として企画されたもので、実際のサイバー犯罪捜査を題材としたクイズに挑戦し、獲得した点数によって順位を競いました。
回答用と検索用の2台のパソコンが貸与された学生たちは、ヒントを手がかりに調査・検索を行い、回答を入力。挑戦した問題には、行方不明者がSNSに投稿した画像から撮影場所を特定するものや、SNSアカウントへの不正ログインの相談をもとにログイン履歴を分析し、不正アクセスの日時を割り出すものなどがありました。
また、特別問題として、警察官になりきって現場捜査にも挑戦。闇バイトの指示役に職務質問を行うという一連の流れも体験しました。
参加した学生は「授業で学んだ内容でも忘れている内容もあり、うまく応用できなかった」と振り返り、「解析などについて、もう少し勉強してみたい」と意欲を見せました。
サイバーポリスチャレンジ終了後には順位が発表され、人間情報学部 感性工学専攻の小澤 彩寧さん、二村 日菜さんのチームが見事3位に入賞しました。
サイバーポリスチャレンジに参加した学生たちは、大学での学びが警察業務にもつながることを実感し、学びの広がりと可能性を感じたことでしょう。
本学は今後も、学生一人ひとりの学びを支え、希望する将来に向かって歩んでいけるようサポートしていきます。
学生コメント
人間情報学部 感性工学専攻 3年
二村 日菜さん、小澤 彩寧さん
このイベントの企画が面白そうだと思い、参加しました。2人で協力しながら取り組み、楽しみながら問題を解くことができたと思います。他大学の学生と競い合うことで良い刺激になりましたし、今、大学で学んでいることが実際の場面とこうして結び付くのだと実感しました。もっと学びを深めたいと思います。