追究

2026年02月02日

メディアプロデュース専攻 宮田ゼミ「演習Ⅰa」 愛知の食とデザインプロジェクト 提案に向けてのディスカッション

2025年9月30日(火)、10月7日(火)
長久手キャンパス ソシオメディアラボ712教室

「愛知の食とデザイン」プロジェクトが本格始動!
愛知県農業試験場の職員の方々からレクチャーを受けました。

 宮田ゼミでは、グラフィックデザインを中心としたデザインを専門的に学んでいます。デザインの対象としてメディア社会におけるさまざまな課題に目を向けて、デザインの力によってそれらの課題に新たな切り口を与え、解決のためのアイディアを考え、カタチにしていきます。単にものをつくるだけのデザインではなく、人と社会がデザインを介してつながるためにこれまでになかった新たな価値を創造し、私たちの日々の生活をより豊かで幸せにする手段としてのデザインを日々考えています。
 その一環として、3年次のゼミでは、学外との共同プロジェクトに取り組んできました。2025年度は愛知県農業総合試験場と協働して、いちごの新品種「愛きらり®️」の認知度を高めるためのデザインをテーマとして企画・制作と提案をおこないます。

 4月には愛知県農業総合試験場を訪問し、栽培の様子を間近で見学させていただきました。実際に実った「愛きらり®️」試食して、味わいや大きさ、色つやなどを自分たちの目で確かめた学生たち。後期では、いよいよ本格的にデザイン立案に着手します。それに先立って、9月30日(火)と10月7日(火)の2回に渡り、愛知県農業総合試験場、愛知県農業水産局農政部園芸農産課、JAあいち経済連の方々をお招きし、改めて、愛知の農業や「愛きらり®️」の特長、現在の販売戦略などについてレクチャーしていただきました。

■メディアプロデュース専攻 宮田ゼミ「演習Ⅰa」愛知の食とデザインプロジェクト 試験場のいちご農園見学会 >

 9月30日のレクチャーでは、4月の愛知県農業総合試験場での見学会を振り返りながら「愛きらり®️」の品種改良に従事してきた松浦様が愛知県の農林水産業について説明してくださいました。愛知県は工業だけでなく農業も盛んな地域で、イチゴの出荷量は全国4位であるものの認知度が低いことが課題とされています。「愛きらり®️」の特長に合わせた販路やブランド戦略についても紹介され、学生たちは地域農業の現状を深く理解しました。

 続いて、10月7日(火)には、JAあいち経済連の青果販売課の政様から「愛きらり®️」の販売方法やブランド戦略についてレクチャーがあり、これまでに実施した消費宣伝イベントや売場風景などを写真付きでご紹介いただきました。学生たちは「愛きらり®️」がどのように消費者の手元に届いているかを知ることができました。
 後の時間は学生たちが4つのグループに分かれてアイディアを出し合うワークショップを実施。4月の見学会と9月のレクチャーでの学びを踏まえ、「愛きらり®️」を地域の人びとにどのように知ってもらることができるのか、また、果物を買う機会があまりない人でも購入してくれる機会にはどんなシチュエーションがあるか、といったテーマで意見交換をおこないました。最後のお題ではブランド化にもしも1億円使って良いならどうするか、という突飛なお題も出され、学生たちは視野を拡げて自由な発想で意見やアイディアを出し合いました。それぞれのお題のなかでは、「県外の親戚への手土産に」「スイーツへの活用」「SNS映え」「推しキャラとのコラボ」「自分へのご褒美」「愛知出身タレントのCM起用」「テーマパーク構想」など、ユニークなキーワードが多数挙がり、時間が足りなくなるほど議論は盛り上がりました。

 こうした積極的な意見交換に、愛知県農業総合試験場や愛知県農業水産局農政部園芸農産課、JAあいち経団連のみなさまも笑顔を見せてくださり、プロジェクトへの期待がさらに高まりました。学生たちは最終プレゼンに向けて、今回のアイディアを具体化していきます。どんな提案が発表されるのか、今後の展開に注目が集まっています。