追究

2024年06月03日

ビジネス学部 グローバルビジネス専攻 Bilingual Internship事前研修 スタート

2024年4月24日(水)星が丘キャンパス15B教室

グローバルビジネス専攻でBilingual Internshipの事前研修がスタート。
4年生がインターンシップでの体験やアドバイスなどを伝えました。

 ビジネス学部 グローバルビジネス専攻では、ビジネスの現場で必要になる国際経済や国際金融をはじめとした専門知識を学び、国内外のグローバル企業で活躍できる人材を育成しています。本専攻の特徴の一つが3年次に実施する「Bilingual Internship Overseas/Domestic」です。学⽣全員が約1か⽉間、海外に拠点のある企業や、国内を拠点としながらもグローバルビジネスを展開している企業に派遣され、実務型のインターンシップに挑戦します。2024年度のインターンシップは、オーストラリアのシドニー・ケアンズ、ベトナムのホーチミン・ハノイ、マレーシアのクアラルンプール、東京の2企業の計7拠点で行います。4月24日(水)の授業では、昨年インターンシップを体験した先輩たちにインターンシップ先での業務内容や休日の過ごし方、アドバイスなどをお話しいただきました。

 ベトナム・ハノイのインターン研修に参加した先輩は、会計事務所とコンサルティング会社を日替わりで行き来していたそうです。業務内容は、マーケティング戦略の思案や議事録をまとめる業務のほかにベトナム語習得のために新聞を翻訳するなど、さまざまなことにチャレンジ。週末には自然を楽しむツアーに参加したり、地元チームのサッカー試合を観戦するなど充実した自由時間を過ごしていたと語りました。ベトナムのインターン研修中に体調を崩し入院を経験した先輩は、ベトナムインターンシップへの参加を検討している学生に対し、「食中毒や体調不良には十分注意してベトナムの文化を楽しんでほしい」とアドバイスを送りました。

 オーストラリアのインターンシップに参加した先輩は、シドニー留学センターでエージェント業務を経験しました。業務内容は現地の学校を訪問して、取材した内容をHPにまとめたり、Instagramの更新をするなどさまざま。ホームステイ先では、心配事であった水不足によるシャワーや洗濯の制限は多少あったものの、温かいホストファミリーに恵まれ、休日も充実した日々を過ごす事ができたと語りました。インターンシップの良かった点について、他国から来たインターンシップ生との異文化交流や日本では見ることのできない景色を見ることができたことなど挙げていました。

 東京の金融機関のインターンシップに参加した先輩は、4つの部署での業務を体験しました。海外に進出意欲のある企業に向けて融資を行う「海外事業支援部」や地域社会の支援を行う「価値創造事業部」では、実際の取引先に訪問してお話しを聞きました。主に資産運用を行う「資金証券部」では、株取引の現場を見学したり、セミナーを受けて株や資産運用の知識を身につけることができたようです。「サービス向上事業部」では営業店窓口の支援システムの操作体験や1億円の札束を持つなど金融機関ならではの貴重な体験も。休日は東京観光に出かけるなど、業務以外の思い出も多く語りました。

 東京のIT企業のインターンシップに参加した先輩は、成果発表会で提出する資料の作成に奮闘したといいます。約1ヶ月間のホテル生活では料理や掃除、洗濯などを自身で行うため、一人暮らしの疑似体験ができてとても良い体験になったようです。また「志望理由を書く際は、自身の想いが伝わるようにしっかり書いた方が良い」とアドバイスを送り、話を締めくくりました。

 質疑応答の時間では業務内容のみならず、海外の衛生環境や気候、インターンシップ中の出費額など業務以外についての質問も多く寄せられ、インターンシップに対しての下準備をする前向きな様子がうかがえました。

 Bilingual Internship Overseas/Domesticでは、グローバルな企業だからこそできる体験が多くあるということを再確認できた今回の講演会。先輩方の体験談は、5月初旬に行われる派遣先決めに向け奮起させる機会となりました。

■2023年度 ビジネス学部グローバルビジネス専攻「Bilingual Internship Overseas/Domestic」学生インタビュー >
■ビジネス学部 グローバルビジネス専攻 Bilingual Internship Domestic多摩信⽤⾦庫 学生インタビュー >