実習・体験レポート
症状だけでなく、患者さま自身に向き合い訓練方法を考える大切さ。
廣瀬 未侑さん
健康医療科学部 医療貢献学科 言語聴覚学専攻 3年
(2020年度)
(2020年度)
実習先
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター、3年次11月~12月
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター、3年次11月~12月
1カ月間の病院実習で、地域包括ケア病棟や急性期病棟、回復期病棟、認知症専門病棟などさまざまな病棟を見学させていただきました。特に印象に残っているのが、「目の前の患者さまの“ありのまま”の反応を見られるように」という言語聴覚士の方の言葉。病院実習に出るまでの座学の授業や学内実習では、患者さまの病巣から症状を予測し、いくつかのタイプに分けて訓練方法を考えていくことが多かったのですが、同じ病気でも患者さまごとに症状や言葉の状態は異なるため、症状だけで判断するのではなく、患者さまの個性やライフスタイルも分析しながら言語訓練などリハビリ計画を立案することの大切さを病院実習を通して実感。患者さまがどのように言葉を伝えようとしているのか、今この時の患者さまの様子を観察する重要さに気づきました。また、病院実習が始まった頃は検査や言語訓練の手順に気を取られてばかりいましたが、実習が進むにつれて患者さまの表情を常に確認したり、声をかけることを意識し始めると患者さまの注意を上手く引き寄せたり、教示を上手く伝えられるように。患者さまとのコミュニケーションも円滑になり、自分自身のやりがいにもつながりました。将来は、患者さまのより良い生活をサポートできるように、一人ひとりに寄り添う訓練方法を考えられる言語聴覚士をめざします。