実習・体験レポート
学外実習を経験して
石田 琴菜さん
福祉貢献学部 福祉貢献学科 子ども福祉専攻
(2025年度卒業)
(2025年度卒業)
(愛知県立一宮高等学校 出身)
実習先
社会福祉法人 一宮乳児福祉会 一宮市かもめ保育園
社会福祉法人 一宮乳児福祉会 一宮市かもめ保育園
子どもたちの注目を集める手法にも、現場で多くの学びがあり、実践力が磨かれました。
実習で特に印象に残っているのは、1歳児クラスに入ったときの経験です。言葉を話せる子もいれば、「ばー」「まー」などの喃語でしか気持ちを表現できない子もいました。どの子も一生懸命に思いを伝えようとしてくれましたが、うまく汲み取ることができず、何を伝えたいのかわからないことが多くありました。頑張って応えようとしても、子どもに「違う」といった反応をされてしまい、申し訳なさやもどかしさを感じました。そのことを担当の先生に相談すると、「子どもの表情や前後の動きをよく見てごらん」とアドバイスをいただきました。そこからは、子どもの表情や行動の流れに注目して関わるように意識したところ、少しずつ子どもの気持ちを汲み取れるようになりました。そして、私の返答に嬉しそうに反応してくれる子どもの姿を見たとき、嬉しさと共に、保育者として少し成長できたという手応えも感じられ、とても心に残る経験となりました。また、いくつかの実習を通して、子どもたちとどう関わればいいかを考えながら過ごす中で得た気づきもあります。3年次の実習では、子どもたちの注目を集めようと大きな声で呼びかけても振り向いてもらえず、声が枯れてしまうことがよくありました。そこで、現場の保育士さんの声がけの工夫を観察し、4年次の実習ではあえて小さな声で話し始めたり、絵本を少しだけ見せて興味を引き出したりといった方法を試してみました。すると、大きな声で呼びかけるよりも早く子どもたちが気づいてくれたり、話を聞く姿勢になってくれたりと、「見たくなる」「聞きたくなる」工夫の大切さを実感しました。保育士として働き始めてからも、先輩方の姿から学びを得て、子どもたち一人ひとりに寄り添い、成長を支えられる保育士をめざしていきたいです。