愛知淑徳大学 受験生サイト

在学生・卒業生の声

Voice & Message

実習・体験レポート

チーム医療のカンファレンスに刺激を受け、
臨床分野で活躍する管理栄養士への憧れがさらに強く。

実習先:名古屋市立大学病院

健康医療科学部 健康栄養学科* 3年(2021年度)

井上 夏希さん

実習内容について具体的に教えてください。
 3年次の12月中旬から2週間、名古屋市立大学病院で臨地実習をおこないました。一日のスケジュールとしては、午前中は厨房で病院食の大量調理を体験し、午後からは、外来患者さまへの栄養指導を見学後、管理栄養士の方から疾患に関わる講義をしていただきました。
 実習では、一人ひとり自由にテーマを決めて取り組みました。超高齢社会で増えているがん患者さまに対して、管理栄養士としてどのようにアプローチしたら効果的な治療に貢献できるのか学びたいと思い、がん(悪性腫瘍)をテーマに実習に臨みました。

患者さまへの栄養指導やチーム医療など、実習を通して学んだことや気づいたことは?
 実習中は主に、がん治療で通院中の患者さまや、化学療法を受けていらっしゃる方への栄養指導を見学させていただきました。管理栄養士の方は食生活に関する問診だけでなく、患者さまの足を触りながら「乾燥気味ですね」「むくんでいますね」というように体調の確認もしていたことがとても印象的でした。栄養状態を正しく把握するために、患者さまの体調も意識して接することが必要なのだと、とても勉強になりました。多角的な視野から患者さまを診ることの大切さは、実習で経験しないとわからなかった気づきです。
 さらに、チーム医療のカンファレンスを見学したことも、大きな刺激になりました。高いコミュニケーション能力と栄養に関する専門性を発揮しながら、医師や看護師、薬剤師などと連携して医療に貢献している管理栄養士の姿を見て、臨床分野で活躍する管理栄養士への憧れがより強くなりました。この経験は、今後の就職活動や国家試験に向けて大きなモチベーションになっています。

実習を終えた感想と成長したと思う点についてお聞かせください。
 実習は、大学で学んだことを実践する応用の集大成だと思います。広い視野と知識を身につけているからこそ見えてくるものがあるのだと実感し、基礎から体系的に学ぶことの大切さを再認識しました。また、実習を終えて成長したと思うのは、学びへの姿勢です。実習でさまざまな分野が関連していることを実感し、一つの教科を学ぶにおいても他教科との関連性も意識して取り組むようになりました。基礎の大切さも痛感したので、国家試験に向けて基礎をさらに固めたいです。

今後の学びの目標と、管理栄養士としての夢を教えてください。
 卒業論文は、入学前から興味のあったスポーツ栄養について執筆する予定です。例えば、タンパク質の摂取量の違いで身体やパフォーマンスにはどのような影響があるのかなど、スポーツと栄養の関連性について研究していきたいと思います。将来は、スポーツ内科に勤務する管理栄養士として臨床面からアスリートをサポートすることが目標です。そのためには、今後も栄養や健康についての知識とスキルを磨き、経験を積み重ねていきたいと思います。

* 2024年4月、健康医療科学部 健康栄養学科を改組し、食健康科学部 健康栄養学科を開設