愛知淑徳大学 受験生サイト

在学生・卒業生の声

Voice & Message

就職決定者

先輩から聞く学科・専攻のこと

就職先:株式会社八十二銀行

文学部 国文学科(2025年度卒業)

(愛知県立岡崎高等学校 出身)

池上 彩さん

Q 印象に残っている学びや授業内容は?
入学して授業を受けていく中で、ひとつの文学作品であっても、さまざまな角度から読み解くことができ、根拠さえあればどの解釈も成立しうることを知り、改めて文学の魅力に引き込まれました。そのきっかけとなったのが、1年次に受講した『国文学講義』です。ひとつの文章から多様な解釈の可能性を見出すことや、登場人物の行動に潜む背景を多面的に捉えることが、高校時代までに学んできた「ひとつの答えを導き出す」国語の手法とは全く異なることに衝撃を受けました。文学の自由さや楽しさ、そして複雑さを実感し、もっと深く学びたいという気持ちが強まり、この経験が4年間文学に向き合い、追求し続けてきたモチベーションの原点となりました。
Q 学科の学びを通して、成長した点は?
文学は自由な表現が許されるとはいえ、裏付けのない突飛な考えは単なる妄想に過ぎません。そのため、作品の考察をレポートにまとめる際には、自分の考えを支える根拠を探すためにさまざまな文献を調べる必要があり、とても苦労しました。また、良いアイデアが浮かんでも、それがすでに他の研究で述べられていることがあり、オリジナリティを保つことの難しさにも直面しました。それでも諦めずに考察を重ねる中で忍耐力が養われ、試行錯誤を繰り返す経験を通じて自分自身の成長を実感できました。何より、考察をやり遂げて作品としてまとめ上げたときの達成感は大きく、その喜びが精神的な成長にもつながったのだと感じています。
Q 学生時代の経験をどのように活かしますか?
ゼミでの研究発表の際には多くの指摘を受けるため、それをあらかじめ想定しながら、「記述や考察に漏れはないか」「提示した内容以外に別の可能性はないか」「資料は十分か」といった点を意識するようになりました。こうした姿勢を重ねることで、自然と物事をより深くまで考える力が身についたと感じています。また、意見交換を通じて、自分ひとりでは気づけなかった視点や可能性に出会うことができ、多角的に物事を捉える力も身についたと感じています。就職先では営業職として勤務します。大学で身につけた多角的に物事を見る力を活かし、相手の立場に立って考えながらも、自分の軸もしっかりと持ち、柔軟な姿勢で対応できる社会人になりたいです。