大学開学50周年記念行事について ―学生の皆さんへのメッセージ―
2024年4月1日、愛知淑徳学園は創立120周年、愛知淑徳大学も開学50周年という記念すべき区切りの年を迎えました。現在の長久手キャンパスの地に愛知淑徳大学が国文学科、英文学科を擁する文学部のみの単科大学として発足したのは、1975年4月1日のことでした。定員は両学科ともに各学年50名、きわめて小規模な組織から出発したのです。その後、飛躍的な発展を遂げ、現在では10学部14学科、大学院6研究科、留学生別科を擁する収容定員9,000人に近い中部エリア有数の総合大学となりました。これが皆さんの所属する愛知淑徳大学の現在です。
この重要な区切りとなる50年を記念して、大学は学生の皆さんを主体とした50周年記念行事を開催したいと願っております。皆さんの企画と運営によって、これまでの50年の歩みを身近なこととして振り返り、現在の姿をしっかりと見つめ、これから開いていく夢のある未来を考えるような行事が展開できれば、と私は心から望んでいます。大学の理念「違いを共に生きる」を動かぬ柱として、そこからさまざまに広がっていく創造的で楽しい企画を、皆さんの自由闊達なアイデアによって生み出してほしいのです。そのために大学は出来る限りの支援をしたいと考えています。もちろん教職員も支援を惜しみません。
記念行事の実施は2025年の秋を予定しています。今からおよそ1年後のことではありますが、十分な準備期間を考え、学生部から、以上の記念行事への参加がCampusSquareや学内掲示などを通して、皆さんに具体的に呼びかけられます。どうか、趣旨に賛同の上、多くの皆さんが呼びかけに応えてくれるよう願ってやみません。
なお、地域に根ざす大学としての存在意義を、50周年を契機により深めていくため、コミュニティ・コラボレーション・センターにも記念行事に参加してもらうことがすでに決まっています。CCCに関心のある学生は、ここから記念行事参加への道も開かれています。
学長 島田修三