大学院
「違いを共に生きる」という理念を軸にしながら、時代のニーズに応えられるよう、2024年4月に研究科を再編。自らの研究テーマをより深く追究することにより、高度な専門性と幅広い教養を持つ研究者、社会に貢献できる専門家の育成をめざします。
大学院のご案内(2025年度)
文化創造研究科
科学技術の発展とともに人類の文明は長足の進歩を遂げたが、一方では精神文化の荒廃をも招く皮肉な事態を迎えている。そのような現代社会を生きる我々は、古人の精神的到達と蓄積された知恵とに学び、一方では文明の本質を見極めかつその成果としての利器を使いこなしながら、生活の規範ともいうべき新しい「文化」を創造していかなければならない。その方法を実践的に探求することが、本研究科の教育・研究目的である。
心理医療科学研究科
私たちの生き方の基本原理は、経済性と効率のよさを追求する“ビジネスの原理”から、人間性を大切にこころ豊かな生活者であろうとする“いのちの原理”へと、大きな方向転換のときを迎えている。本研究科は、心と体の両面からいのちと人生と生活の質(QOL=Quality of Life)を捉え直し、それを高める方策を見直し、新たに得られた知見を社会に還元し地域貢献に生かすことのできる、高度な専門性と学際性を持った研究者、実践者の育成を目的としている。
教育学研究科
子どもたちや学校を取り巻く環境が大きく変化するなかで、教員に対してより高度な専門性が求められている。本研究科では、広い視野に立った精深な学識を有するとともに、卓越した実践能力を併せ持つ、小学校教員をはじめとする教育界の指導的人材を育成することを目指している。
健康栄養科学研究科
少子高齢化が急速に進む我が国において、現在の医療・介護と栄養を取り巻く社会的要請としては、「高齢者が地域で自立した生活を営むために、栄養を含む医療や介護領域の多職種間の連携を強化してこれを支援する、そのことによって、要介護状態に陥ることを防ぎ健康寿命を延伸する」ことにあると言える。
本研究科は、このような背景の下で、「栄養を含む医療や介護領域において、高度かつ先進的な知識や技術に基づいて、地域が抱える諸問題を多職種連携の中でリーダーシップを発揮しながら解決していく高度専門職業人」を養成することを目的とする。
グローバルカルチャー・
コミュニケーション研究科
急速な変容を遂げている現代国際社会は、国家間及び民族間の協調共存の維持と同時に、個人の活動を含め、信頼関係に立った実践的な貢献の必要性を各国の市民に問うている。本研究科が目指しているのは、異文化理解、市民交流の意識を持って社会に実践的に働きかける人材を育成することである。
ビジネス研究科
ビジネス研究科では、現代のビジネス社会に必要とされる国際感覚に富み、激動の時代に自ら考えるための専門的知識と問題解決能力を身につけた高度な専門的職業人や研究者を育成することを目指している。
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