スポーツ・健康医科学科

2020年度 進路決定者


愛知県教育委員会(中学校教諭・保健体育)

山口 竜蔵 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
愛知県・私立東海学園高等学校 出身

スポーツと身体の関係性など、実践的な学びから深みのある知識と指導法を修得

小学生から野球チームに所属し、子どもたち一人ひとりと向き合って成長に寄り添える指導者に魅力を感じていた私は、教員をめざして進学。この学科はスポーツシーンに特化したメンタルヘルスや栄養学、医学の授業が充実していました。『スポーツ心理学』の授業では目標の立て方や、チームで共通の目標に向かって取り組むための効果的な働きかけ方といった知識を学修、大学の部活動ですぐに実践して競技の上達にもつながりました。他にも、栄養学から見る筋肉の鍛え方や栄養素の役割など、スポーツと身体の関係をさまざまな視点から学ぶことができました。また、スポーツの実技の授業では、卓球、バドミントン、剣道など未経験だった競技の技術を一から修得しましたが、その経験が教育実習中に活き、運動が苦手な生徒に接した時でも生徒の目線に立って言葉をかけることができました。実践的に学びを深められたことで、競技中に指導者がかける言葉一つひとつにきちんとした根拠があることを実感。自らの身をもって得た知識と技術を、今度は生徒たちに伝えていきたいです。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

豊田市役所(消防職)

奥村 翔太 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
岐阜県立多治見高等学校 出身

消防士だけを思い続けてさまざまな知識、人との出会いで未来をつかんだ4年間

東日本大震災をきっかけに消防士をめざし、ひたすらに走り抜けた10年。消防の現場で役立つ医学知識や身体の仕組みを学ぼうと本学へ進学し、入学後は地元の消防団で火災の消火活動をサポートしながら、消防士として働く先輩に就職活動の話を聞いたり、キャリアセンターで公務員試験対策講座を受講したりと、4年間着実に夢を追い続けました。「互いを尊重しつつも自分らしさを忘れない」、大学でのさまざまな人との出会いで自然と身についた考え方が活きた就職活動でした。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

2019年度 進路決定者


リコージャパン株式会社

加治 孝樹 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
岐阜県立羽島北高等学校 出身

体だけでなく心も育む、スポーツの秘めたる力を実感

大学での学びを通じて、スポーツとは体を動かすだけでなく、人生に活力を与えるものだと感じるようになりました。その大きなきっかけが『障がい者スポーツ論』の授業。車椅子バスケットボールやボッチャ、障がい者フライングディスクなど多彩なスポーツがあることを知りました。授業では、障がい者卓球のボランティアにも参加。障がいの有無に関わらず、誰もが活き活きとプレーする姿を見て、スポーツの持つ力を感じました。身体だけでなく、心にとっても運動は欠かせないもの。生涯を通してスポーツをどう身近なものにしていくかを考えるようになりました。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

豊島株式会社

北野 喜里帆 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
愛知県・私立愛知淑徳高等学校 出身

先輩方の実績に力をもらい、“人”に惹かれて導かれた就職活動

生まれ育った名古屋での就職を考えていた私は、愛知淑徳大学の地元企業への就職実績に後押しされ、ワークライフバランスを大切にしつつ、エリア職でも海外の取引先との交渉など第一線で活躍できる豊島を志望。説明会で出会った、生き生きと働く女性社員の姿にも惹かれました。就職活動中は不安や焦りを感じることもありましたが、エントリーシート添削や面接練習などを通じ、キャリアセンターの方が自信を持つよう言葉をかけてくださったことも力になりました。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

旭化成ホームズ株式会社

岡田 莉佳 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
福井県立福井商業高等学校 出身

一歩先を読んだサポートで、第一線で活躍する人たちを支えたい。

スポーツの名門校で、アスリートの活躍を間近で見ていた高校時代。第一線で活躍する人たちのサポートができるようになりたいと思い、スポーツ・健康医科学科への入学を決めました。在学中は、ハンドボール部のマネジャーを務め、日常的に選手たちのサポートに尽力しました。授業では、健康を維持するためのスポーツからアスリートのマネジメントまで、スポーツに関することを幅広く学修。生活スタイルや食生活について実践的にアスリートへ指導する授業では、ハンドボール部の部員の生活リズムや食生活をヒアリングし、一人ひとりに合わせたアドバイスをおこないました。座学で学んだことを実践することで、よりスポーツと健康への理解が深まったと感じています。学科での学びを通して、生活の質を上げることが健康につながると感じ、生活と関わりの深い住宅業界をめざして就職活動を開始。授業で修得したことや部活動を通して培ったマネジメント力をアピールし、旭化成ホームズに内定をいただきました。入社後は営業職を支える営業事務を志望しています。マネジャー経験を活かし、一歩先を読んだサポートをすることで、営業職の方々が最善のパフォーマンスができる環境を提供したいです。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

株式会社パロマ

田中 眞大郎 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
愛知県立津島高等学校 出身

野球部で培った粘り強さと洞察力を武器に、社内外から必要とされる人間になりたい。

小学3年生から打ち込んできた野球を続けたくて、大学でも野球部に入部。授業では多面的に生涯健康の知識を深めつつ、部活動に熱中する学生生活を送りました。愛知淑徳大学は、どの部活動も全体的に雰囲気が良いことが特徴です。野球部も、切磋琢磨しつつも和気あいあいとしていたので、楽しく野球を続けることができました。就職活動を迎え、「生活に身近なものに関わる仕事がしたい」と思った私は、メーカーの営業職を志望。説明会に積極的に足を運びつつ、インターンシップには10社以上参加し、徹底的に業界・企業研究をおこないました。第一関門となるエントリーシートはキャリアセンターの方に何度も添削していただき、書類審査を通過した先の面接でも最高のパフォーマンスにつながるように仕上げていきました。キャリアセンターの方のアドバイスもあり、面接では部活動を通して培った粘り強さと礼儀正しさを積極的にアピール。「Paloma」のガス機器製造に代表される株式会社パロマに内定をいただくことができました。入社後は、お客さまに「あなたから買いたい」と言ってもらえるだけでなく、社内でもさまざまなプロジェクトに抜擢されるような、社内外から必要とされる人間をめざします。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

学校法人 藤田学園

堀 夏綺 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
愛知県立松蔭高等学校 出身

関心が高まっている健康を多面的に学び、自身の興味がある分野を見つけていく。

世間で流行している健康法を調べたり実践したりするのが幼い頃から好きで、大学では健康について学びたいと考えていました。そして、さまざまな大学のオープンキャンパスに行く中で、愛知淑徳大学のスポーツ・健康医科学科では、栄養学やメンタルヘルスなど多面的に健康を学べることを知り、将来の選択肢が増えると思い入学を決めました。1、2年次に、バイオメカニクスやスポーツトレーニングの授業などスポーツや健康について幅広い分野を学修した中で印象に残っているのが、生活習慣病や栄養といった医療に結びつく分野。日常生活に身近な分野として、将来に役立つ知識を修得できました。就職活動が始まると、キャリアセンターに何度も足を運ぶように。キャリアアドバイザーに面談をしていただく内に、人をサポートしながら大学で養った知識を活かせる仕事がしたいと思っていたことに気づき、医療に関わる道へ進むことを決意しました。さらに、面接の練習などでも丁寧にご指摘いただいたりと大変お世話になり、感謝の気持ちしかありません。無事に就職が決まった今、将来は、お世話になった先生方や職員の方々のように、一人ひとりと真摯に向き合い、信頼される存在に成長したいです。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

2018年度 進路決定者


野村證券株式会社

鈴木 隆誠 さん
健康医療学部 スポーツ・健康医科学科※
愛知県・私立岡崎城西高等学校 出身

自分の弱みに気づき、克服した4年間。業界トップの企業へ。

大学での専門と就職先は全く分野が違います。それでも僕は、愛知淑徳大学での4年間がなければ、この進路を考えることはできなかったと思います。その理由のひとつが、1年次から丁寧におこなわれるキャリア教育。早くから将来を意識したことで、筆記対策や自己分析もしっかり準備できました。そしてもうひとつが、ゼミの担当教員・安藤先生との出会いです。学生一人ひとりに目を配り、成長には何が必要か適切に指導してくださる先生で、グループ研究時、「自分の苦手なことを他人に任せることは止めなさい」と指導を受けました。苦手なことを避けて乗り切る癖は自覚していましたが、指摘していただけたことで、それ以降は苦手分野にも真剣に取り組むように。自分の弱みから逃げずに向き合い、克服できる精神的な強さは、就職活動でも良いアピールポイントになりました。証券知識はまだまだですが、粘り強く向き合い、所属部署でトップの売上をめざします。

※2021年4月より、健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 スポーツ・健康科学専攻へ

2017年度 進路決定者


東海旅客鉄道株式会社(JR東海)

髙尾 美早紀 さん
健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 2017年度卒業
愛知県立五条高等学校 出身

幼少期から剣道に打ち込み、大学でも剣道部の主将を務めた私。入学時にアキレス腱断裂を経験したことをきっかけに、身体のしくみについて興味を持ち、『スポーツ生理学』の授業では筋肉や神経などについて学修。例えば、アキレス腱断裂により低下した瞬発力を、周りの筋肉を鍛えることで補えるのかという疑問に対し、さまざまな文献を調べ自分なりに結論をまとめました。授業をきっかけに新たな疑問を持ち、仮説を立て検証し考察するという、大学ならではの発展的な学びができたと思います。また『スポーツ心理学』の授業でメンタルトレーニングの存在を知り、その手法を調べて実践。試合で気持ちが弱くなる自分を客観視し、もう一人の自分として認めることで心を落ち着かせるスキルを修得できました。ケガという挫折を乗り越えたい、強豪大学に負けない選手になりたいという思いでリハビリと練習に明け暮れていた私に、科学的・心理的な面から挫折と向き合うという発想の転換を与えてくれたのは、この学科での幅広い学びでした。この4年間で知った、挫折とそれを克服した先にある喜び。それを糧にし、今後困難に直面しても乗り越えていきたい。そして、さらに身体と心を鍛錬し、実業団の選手として剣道を続け、全国大会で活躍できる選手をめざしたいと思います。

2016年度 進路決定者


愛知県教育委員会(中学校教諭・保健体育)

宮崎 めぐみ さん(右端)
健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 2016年度卒業
名古屋市立名東高等学校 出身

スポーツ・健康医科学科では、スポーツ科学や医学・栄養学・メンタルヘルスなどについて多面的に学び、健康に関する基礎知識を身につけた上で、それぞれのライフステージに応じた「生涯健康」とは何かを考え、生涯健康のエキスパートとしての実践力・応用力・発信力を高めていきます。私はスポーツ科学を軸として、応用分野の『スポーツ栄養学』『スポーツ経営管理学』『スポーツ社会学』などを幅広く履修しました。なかでも『スポーツ栄養学』では、トレーニング方法や有酸素・無酸素運動の違いなど、スポーツと身体の構造を連動させた学修ができるスポーツ領域に加え、スポーツをする際に必要な栄養素を栄養学的に学び、部活動などに役立てることができました。教職のための学びでは、『保健体育教職演習』など実技の授業を多く履修し、模擬授業の前に立てた学習指導案を決められた時間内に実施する難しさと、運動が苦手な子の動きを想定することの大切さを学びました。また、この学科には教職を専門とする先生方がいらっしゃり、教育実習の心得など、教員になるための具体的な指導を受けられた点も心強かったです。教員採用試験の前には、教室の一室を勉強部屋として開放してくださり、同じ目標を持つ仲間たちと共に、思う存分勉強に打ち込むことができました。これから保健体育の教員として、生徒たちに運動の楽しさ、生涯スポーツの大切さを伝えていきたい。そのために、この学科で学んだスポーツと身体に関する多くの知識を活かしたいと思います。

2015年度 進路決定者


岐阜県教育委員会(中学校教諭・保健体育)

綾村 光平 さん
健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科
岐阜県・私立富田高等学校 出身

本気で努力することの充実感や楽しさを教えてくれたのは、「教員になる!」という夢に真剣に挑む意識の高い仲間達でした。小学生の頃から野球などスポーツに熱中していた僕は、大学に入ってからも勉強するのはテスト前ぐらいで、のんびりと日々を過ごしていました。それでも、教員採用試験を受けるために毎日3~4時間は勉強していたので十分だと思っていましたが、4年次に学科の『保健体育実践演習Ⅱ』の授業を受けた時、1日10時間勉強しているという仲間達に出会い衝撃を受けました。彼らの勉強に対する厳しい姿勢にふれるうちに「皆にも自分にも負けたくない。やろう!」とスイッチが入りました。それからは朝起きたら必ず参考書を開き、出かける時は常に勉強道具を持ち歩くように。教員採用試験前の連休には仲間達と勉強合宿を決行。朝6時に起きてランニングをしたあと、3度の食事以外は1日10時間ひたすら勉強に励みました。そんな僕らを支えてくださったのが、ゼミの先生。休み中に勉強ができるよう教室を開けてくださるなど、学びの環境を整えていただきました。保健体育の教員として一歩を踏み出した今、僕の本気を引き出してくれた"一生つきあっていきたい"仲間達に、そんな仲間に出会わせてくれた大学に、僕らを応援してくださった先生方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

2014年度 進路決定者


愛知県教育委員会(中学校教諭・保健体育)

水上 かおり さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
愛知県・私立岡崎城西高等学校 出身
取得免許 : 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

将来は保健体育の教師になりたいと選んだスポーツ・健康医科学科には、自分の求めていた学びがありました。それは、心と身体を一体として捉える。これこそが保健体育の原点であること。高校生の頃にケガで陸上選手をあきらめかけていた私には痛いほどわかりました。ケガのために気持ちに焦りが出たり、自信をなくしたり。心は本当に身体に支えられているんだ、と思いました。“心と身体は一つにつながっている”。その時の経験をもとに、保健か体育どちらか一方に偏ることなく、体育学からスポーツ科学、メンタルヘルス、栄養学、健康医学まで意欲的に修得。また、教育実習では、中学校の陸上部の活動に携わったり、クラスの生徒たちの様子を毎日ノートに書き続けたり。常に教師になってからのことをイメージしながら取り組んでいました。子どもたちの心身の健康づくりが、私の教師としての役目。それを、今、しっかりと胸に刻んでいます。

アキレス株式会社

服部 夏紀 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
愛知県立豊田北高等学校 出身

高校時代にボート部の練習を通して「効率的な身体の動かし方って?」と疑問を抱き、この学科で知識を深めたいと思い入学しました。
スポーツ・健康医科学科は、その言葉のとおり、医療と健康を多面的に探究できる学科です。私は1年次に多様な領域を学ぶ中でスポーツ科学や栄養学について興味を持ち、『運動方法学』『スポーツ指導方法論』『スポーツ栄養学』などを履修。高校時代を振り返りながら、「ボートに必要な動き方」についてレポートをまとめたこともありました。就職先では、“人の動き”について多面的に学んだ経験を活かして、お客様に喜んでいただける製品を開発していきたい。人のことを考え抜いた製品こそが、人を幸せにできると信じて。

サントリービバレッジサービス株式会社

伊藤 幹也 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
愛知県立阿久比高等学校 出身

スポーツが好きで、身体の仕組みや栄養について深く知りたいと考えてこの学科へ。『食品学』や『健康栄養学』で栄養の基本を知り、『基礎医学』で身体の仕組みを理解することで、身体と栄養の関係性について知ることができました。さらに『加齢栄養学』や『応用栄養学』などで、年齢や、病気予防など目的によって必要な栄養が異なることを学修。卒業論文では人に焦点を当てて人に役立つ研究にこだわり、学生400人にアンケート調査をおこなって“食嗜好とBMI(Body Mass Index)の関連について”をテーマにまとめていきました。
栄養の知識と人に対する興味。その両方をベースに、人の健康に貢献して、みんなを笑顔にしていきたい。笑顔も、健康の秘訣だから。

中部薬品株式会社

今枝 諭美 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
愛知県立岡崎西高等学校 出身
取得免許 : 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

高校ではソフトボール部、大学入学後はハンドボール部に所属。そんな私にとって、大学生活は“スポーツを支えるものを見つめる”期間でした。その一つとして注目した栄養学。2年次の『健康栄養学』では、運動に必要な栄養素について学びました。食べ方を工夫すれば、健康な身体とともに、肌も美しく保てる。生活の中で“栄養”を捉えることに興味を持ち、1日のカロリー計算をおこなってみたり、部活動の大会前後で摂取する栄養素を調整してみたり――。次第に、この学びを誰かのために役立てたいと考えるようになりました。自分が元気でいることから、人を元気にすることへ。これからは、栄養の知識を活かして地域の方の健康を支えます。

2013年度 進路決定者


トヨタ自動車健康保険組合

村松 里紗 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
愛知県立知立東高等学校 出身

「よく笑った!」。私の大学生活を表す、ひと言です。笑うって本当に心を明るくします。そんな私が「健康を守る仕事がしたい」と未来を思い描いたのは、3年次のインターンシップ研修でした。お手伝いしたのは、社会福祉協議会の運動指導やお茶会。「体操がしたいというより、みんなでワイワイするのが楽しいの」。そう笑う高齢者の方々の、なんて楽しそうなこと。心の健康は、生きる歓びそのもの。私がおもいっきり楽しく、運動・栄養・心理学など幅広い分野の知識を学べた4年間のすべてが、この研修で結びつきました。
この春から、私は健康保険組合へ。みんなの健康を守る、今度は私の番です。

株式会社アルペン

倉橋 伶美 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
愛知県立一宮興道高等学校 出身

スポーツと医療の関わりを学びたい。きっかけは、高校のバレー部で経験した怪我でした。そして選んだのがスポーツ・健康医科学科。
名前の通りスポーツ、医療、健康すべてが学べました。また、いろいろ資格も取りたくて、障害者スポーツ指導員や健康管理士一般指導員を取得。さらに、3年次に参加したインターンシップでの経験は、幼児体育指導者検定2級を取得するきっかけとなりました。この学科は医療機器メーカーや保健体育の教員をめざす人もいたり、漢方に目覚めたり、幅広いのが特徴なのです。
私は大好きなスポーツの世界で、春からはお客様をサポートする立場に。スポーツを楽しむ人に、ぴったりのアドバイスを送りたい。

岐阜トヨタ自動車株式会社

長岡 勇斗 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
岐阜県立岐阜商業高等学校 出身
取得免許 : 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

「命令口調では人は動かない。聞き上手になれ」。相手を動かすにはどう接したらいいか、という『スポーツ心理学』の授業。今でも忘れられない身にしみた授業でした。
野球部でキャプテンをしていた私は、より良い部にしたい一心から仲間と衝突。「人の意見も聞け」と言われ、自分の意見を押しつけていたことを強く反省しました。今思えば、自分の至らないところを指摘してくれるクラブや学科の仲間がいてくれたから、好きなことを続けてこられたし、「気づき」をより活かせる自分へと成長することができました。この経験を活かして、今後はお客様や同僚の良い聞き役になれるよう努力し、興味のあるマネジメントも深めていきたい。

松阪市役所

磯田 成秀 さん
健康医療科学部 スポーツ ・ 健康医科学科
三重県・私立皇學館高等学校 出身

『インターンシップ概論』を受けたことをきっかけに「どんな人も安心して暮らしていける制度や基盤を整えていきたい」と強く思いました。障がいについて身近に考えることができた私なら、相手の立場で物事をみることができる。そういう人が行政機関にいることは、街づくりをするうえで大きな強みになるのではと考え、本格的に公務員をめざしました。インターンシップでは県庁で福祉の現場を経験。いろんな支援のあり方を知ることができ、視野が広がりました。授業で学んだ医療、心理学などの幅広い知識やこれまでの経験を、市役所のどのような分野でも活かせるよう、努力を積んでいきたい。

※掲載の進路決定先会社・機関は、各卒業年度時点での進路決定状況に基づくものです。