人間情報学部

2020年度 進路決定者


六花亭製菓株式会社

纐纈 瑛里 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立愛知高等学校 出身

興味のある分野を突き詰め 感性・技術を磨き上げることで自分らしい強みを身につけました

人間情報学科は、1年次に3つの専修の概要を学び、2年次以降に興味のある専修に所属します。私が興味を持ったのはデザイン。2年次からはデザインに関する授業を中心に学ぶと共に、IllustratorやPhotoshopなどデジタル描画のパソコンソフトの使い方も修得しました。デザインをする上で重要なのは、自分自身の感性だけでデザインするのでなく、作品を受け取る人がどう感じるかまで考えを巡らせることです。1年次の心理学の授業で、読みやすさ、使いやすさなど人が心地よく感じる人間の行動特性を学んだことで、制作活動においても意識できるようになりました。製品のパッケージを制作する実技の授業では、購入者を増やすためにどのようなデザインや形状にするべきかを考える際に心理学での学びが活かされることを実感しました。修得した知識やデザインスキルを試そうと応募した石川県で公募されたコンペティション「雪のデザイン賞」に入賞することができたのは、自分らしいデザインの中に、使う人の視点をプラスできることが、私ならではの強みになったからではと感じています。

株式会社JTB

平山 裕介 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立中部大学春日丘高等学校 出身

全力で取り組んだ就職活動 異文化理解の楽しさを多くの人に伝えたい

長期休暇を利用した1カ月の海外旅行でさまざまな人種の方と多様な価値観にふれたことで、異文化を理解することの楽しさを知り旅行業界を志望しました。就職活動では、20社近くのインターンシップに参加し、自分に合う企業を見つけ、企業研究、面接やプレゼンテーションの練習など全力で取り組みました。内定後は気軽に相談できる先輩として、自分の経験を役立ててもらうためキャリアセンターで学生スタッフとしても活動し、後輩の就職活動のサポートもできたと思います。

2019年度 進路決定者


一般社団法人日本自動車連盟(JAF)

大矢 佳穂 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立熱田高等学校 出身

情報×心理学で、より人にやさしいアプリ開発が可能に

人間情報学科で学ぶにつれて、日々進化し続ける情報分野に惹かれるようになりました。『システム開発演習3(Android)』では、幼児向けの英語教育アプリを設計からデザイン制作、プログラミングまで一人でおこない、完成後の作品を授業内で発表。自分にはない視点の意見や友人の制作したアプリから新たな気づきを得るなど、仲間と切磋琢磨しながらスキルを高められました。心理学やユニバーサルデザインの授業では、利用者目線でアプリ開発やシステム設計をすることの重要性にも気づけました。就職先では学科での学びを活かし、事故防止に貢献できるよう努力します。

全日本空輸株式会社(ANA)

川地 玲那 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立東邦高等学校 出身

徹底した自己分析とTOEIC®対策で、夢のエアライン業界に

接客のスキルと自分自身を磨き続けたいという思いから客室乗務員をめざしました。キャリアセンターの「就活体験記」では先輩方の就職活動の記録やアドバイスが大変参考になりました。また、学内のTOEIC®対策講座を利用してスコアを300点以上アップさせたり、自分の歴史やできごとをまとめた自分年表を作成し自己分析をしたりしました。学科で学んだユニバーサルデザインで、一人ひとりのニーズに沿った臨機応変な対応力を身につけることができ、私の大きな強みになったと思います。

大成建設株式会社

鈴村 茉由子 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立啓明学館高等学校 出身

社会への貢献度が高いゼネコン業界へ

私は子どもが好きで、「子どもが楽しく勉強できるアプリを開発したい」と思い、プログラミングも学べる人間情報学科に進学しました。大学在学中に、佐久島活性化などのボランティア活動に参加することで、子どもだけではなく、幅広い世代の人にも役立つシステムを開発したいと思うようになりました。人間情報学科では、先生がプログラミングの基礎から丁寧に指導してくださるので、着実にスキルを身につけることができます。「プログラミング演習」では、覚えることも多くて苦労はしましたが、必ず自分の夢に役立てられるスキルだと思い、C言語・VB・Javaなどのプログラミング言語を習得。この学科で学んだおかげで、最初は苦手意識があったプログラミングが今では得意に。卒論研究では、佐久島PR活動の一環として、ホームページを作成しました。このホームページは、映像制作演習で得た技術を活かした動画を用いて、より伝わりやすくするための工夫を凝らしています。就職活動では、“社会貢献”を軸に様々な業界の企業研究をおこないました。その中でも、社会への貢献度が高いゼネコン業界に惹かれ、大成建設株式会社に就職することにしました。これからは大学生活で学んだITスキルを活かしながら、社会や会社に貢献できるよう努力していきます。

株式会社ダイセキ

谷口 槙 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立熱田高等学校 出身

部活動で学んだサポート力を活かし社会的に重要な役割を担う

デザインや心理学に興味があり、両方を学べる人間情報学科に入学。在学中には、プログラミングやCG制作、教育心理学と興味のある分野の授業を積極的に履修。授業後は硬式野球部のマネージャーとして選手たちが着実に実力を伸ばせる環境づくりに徹しました。就職活動では、できるだけ多くの会社の説明会に参加しました。就職先の「ダイセキ」は、世界的に問題になっている資源リサイクルと環境問題の解決に取り組んでいる会社です。社会的に重要な役割を担い、普段は目にすることのない働きが、実は誰かを支えているといった点がマネージャーの役割と重なり惹かれました。今後は大学生活で得たサポート精神を活かし、人々の日常を支えていきたいです。

2018年度 進路決定者


SCSK株式会社

岡本 紗季 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立星城高等学校 出身

大きく描いた青写真。一つひとつの知識や経験がSEの夢へと導いてくれた。

“自分がつくるアプリやシステムで、世界を便利に、幸せにするような仕事ができたら”。高校生の頃に思い描いた夢を実現するには、ITCに関する専門的な知識と人の心を理解する両方が必要だと考えました。そんな時に見つけたのが、人間情報学科です。情報デザインや心理学、人間工学などを幅広く学び、CGや映像などの制作演習を通じ、実際にシステムを製作しました。また、在学中に「ウェブデザイン技能検定」を取得し、「基本情報技術者」の資格試験にも挑戦すると共に、苦手だった英語のスキルアップに取り組みました。就職活動では、ウェブサイトやパンフレットなど外向けの情報に頼るだけでなく、インターンシップや交流会へ積極的に参加し、企業の社員の方や同じ業界をめざす就活生と直に情報交換することに力を注ぎました。卒業後は大学で学んだ知識や技術をベースに、システムエンジニアとして常に向上心を忘れずに、世の中の課題を解決できるようなシステムを開発していきたいと考えています。

尾張旭市役所

奈良 百合恵 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立聖カピタニオ女子高等学校 出身

誰もが健康に暮らせる社会。私の持つ知識と技術で、きっと実現させてみせる。

幼い頃から寝たきりの祖母と同居していて、健康寿命の大切さを実感していました。高齢化と共に情報化も進み、時代に沿ったサポートも必要です。人間情報学科は、人の心理・行動・特性を理解し、利用者の立場になって考える「心理学」や「ユニバーサルデザイン論」、情報を活用していくための「コンピュータリテラシー」など、人が感じる心地よさを、心理学や情報学の視点で社会に役立てる方法を学ぶことができる国内でも数少ない学科のひとつです。大学で得た知識や経験をどう活かすか。その道を模索していたとき、「2016年度ミスせともの」を務める機会に恵まれました。官公庁への訪問や公務員の方々と活動する中で初めて知ったのは、自治体により、取り組みや特色は大きく異なるということ。そして、「健康都市」を掲げる尾張旭市の活動が目に留まったのです。就職活動では、面接でどんな質問でも答えられるように、尾張旭市の名所に足を運んだり、特産物を口にしたり、実体験を含めて市への理解を深めました。多くの市民が健康に長生きできるよう、精一杯取り組んでいきたいと思います。

Sky株式会社

花井 夏帆 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立愛知工業大学名電高等学校 出身

自分とは異なる価値観から学んだ、多角的な視点が強みに。

合同企業説明会や数社のインターンシップに参加する中で、Sky株式会社の先輩方の心から仕事を楽しんでいる様子にふれ“この会社で働きたい”という思いを強く抱くようになりました。Sky株式会社は自動車や医療機器、デジタル複合機など多種多様な分野のシステム開発を手掛ける企業です。そのため、コンピュータの知識やプログラミング技術をはじめ、人間工学や心理学など、人間情報学部で学んだ幅広い知識を活かすことができると感じています。また将来的には、システムの開発や検証という実作業のみならず、依頼主の意図や希望に合わせた方法論の提案といった業務を任される可能性もあります。『違いを共に生きる・ライフデザイン』などの授業で、自分とは異なる価値観や背景を持つ多くの方々の話にふれることで得た多角的な視点を役立てながら、大学生活の中で学んだ他者の見解を柔軟に吸収する姿勢を大切に、一つひとつの事業を牽引できるような人間性を磨いていきたいです。

2017年度 進路決定者


株式会社ベネッセコーポレーション

安藤 かさね さん
人間情報学部 人間情報学科 2017年度卒業
愛知県・私立中京大学附属中京高等学校 出身

大学では、苦手意識を持っていたパソコンやIT分野に敢えて挑戦しようという思いがあり、人間情報学科を選択しました。まずはデジタルの基礎的な知識を得るため、Word、Excel、Illustratorなどの操作やホームページ作成の授業などを多く履修。さらに『SE入門』では、情報サービス産業の動向を参考にしながらSE※2についての職業理解を深め、システム開発の流れなども学びました。外部講師としていらっしゃったIT企業の方から業界の最先端の話をたくさん聞けたことも貴重な経験でした。また、短期留学や海外でのボランティアなどさまざまなことにも挑戦しました。2年次には国際交流センターの海外インターンシップで、ITを積極的に導入している米国の小学校でStudent teacherとして子どもたちに勉強を教えました。さらに3年次には、フィリピンの子どもたちに給食を支援する活動に参加。先進国と新興国の教育環境の違いを知って芽生えたのは、子どもの教育に対してICTができることは何だろう、子どもの教育にICT分野から関わりたい、という思いでした。その思いは現在も持ち続けています。4年間で学んだ情報サービスの知識や、海外経験を通して得た気づきを活かして、地域の特徴に合わせた教育事業の導入に関わっていきたい。そして、世界中の一人でも多くの子どもへ教育サービスを届けたいと考えています。
※1 Information & Communication Technology (情報通信技術)
※2 システムエンジニア

2016年度 進路決定者


資生堂ジャパン株式会社

諸田 千帆 さん
人間情報学部 人間情報学科 2016年度卒業
愛知県立東海南高等学校 出身

人間情報学科では、心理学や情報学を活用した「ユニバーサルデザイン=すべての人にやさしいものづくり」について考えます。学科は「情報デザイン・システム専修」「心理情報専修」「図書館情報学専修」に分かれており、1年次ではコースに分かれず3専修を総合的に学び、2年次から興味のある専門分野を深く学ぶことができます。私は中学生の頃からずっと、美容部員になりたいと思っていました。そのためには、お客さまの心理やニーズを科学的に学ぶ必要があると考え、人間情報学科の「心理情報専修」を選択しました。化粧品の販売の仕事をする上で重要だと思った授業が『消費者行動論』や『色彩学』です。特に『消費者行動論』では、「売る」という視点に立って消費者の心理を捉えることの大切さを学びました。ものを売るためには、お客さまのニーズを掴み、それに合致する商品の情報を伝える技術が必要となります。そこで、消費者心理の知識が役立ちます。授業では、数多くの実験や演習をおこない、その中で、一人ひとりの考え方やバックグラウンドが行動に影響を与えることを知ることができました。また、『色彩学』では、一人ひとりのパーソナルカラーを理論立てて理解することができ、「消費者」に焦点を当てた、より実用的な心理学を修得することができました。さらに、この学科には多種多様な夢や目標を持つ学生がいることも、大きな魅力のひとつだと思います。4年間で、さまざまな人と接し、興味を持ち、それぞれの価値観を知ることで、新たな発見や自己成長につながったと強く感じています。

2015年度 進路決定者


アイシン精機株式会社

平野 優里奈 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立豊橋中央高等学校 出身

小さな頃から車が大好きだった私。やがて興味の対象は車の部品にまで広がり、"ものづくりについて学んでみたい"という思いが芽生えるように。そんな私にぴったりだったのが、「人間」「情報」「コンピュータ」の特性を理解し、ものづくりに活用する能力を養う人間情報学科でした。好きなことを題材にしながら、とことん追究できるのがこの学科の魅力ですが、4年間の学びを振り返ってみると、『消費者行動論』と『心理実験演習』が特に印象に残っています。『消費者行動論』では、「買い手」が商品を選ぶ時に、潜在的に情報を集め比較検討していること、また「売り手」は、そんな買い手の心理を見据えて情報を提供し、商品を売っていることを学びました。物事は一面だけではなく、多面的に捉えることが必要だと気づきました。一方の『心理実験演習』では、演習後に毎回レポートを提出する必要があり、自分が入手した情報を正しく人に伝える力が養われました。車が好きな自分にとって憧れのものづくり企業から内定をいただけたのも、人間情報学科での学びを通して、情報社会で活かせる力が身についたからだと思います。これからは情報スキルを活用し、自動車の魅力や可能性を広く世界に伝えていきたいです。

2014年度 進路決定者


西尾信用金庫

鈴木 彩香 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立西尾高等学校 出身
取得資格 : 司書、学芸員

図書館の静かな空間で本に囲まれていたい。中学生の頃からずっと抱いていたその想いを叶えたくて、「図書館情報学」を中心に、図書館司書の資格取得のための勉強を重ねてきました。また、CGやプログラミングにも興味が芽生え、図書館で教材を借りたり、文献を読んだりしながら毎日パソコンと向き合っていました。そうした日々の中で実感したのは、情報の扱い方と、ものづくりの技術の大切さ。そして、それを活かすのは、人であるということ。私の学んでいる“情報”は、そうした人と人とのコミュニケーションのためにあり、人と人を結ぶパイプでもある。そのことに気づき、人の心についても、もっと学びたいと心理学や人間工学など、さまざまな知識を修得しました。情報は人の心を豊かにする。4年間で培ってきたこうした学びを活かして、社会に出てもお客様に喜んでいただけるように頑張ろう、と胸をときめかせています。

愛知製鋼株式会社

河合 理沙 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立瑞陵高等学校 出身

心理学とパソコンスキルに興味があった私にぴったりだった人間情報学科。2年次の『心理実験演習』の授業では、データを収集してまとめ、その情報を活用する方法を学びました。毎週レポートを提出するので、ときに徹夜をして仕上げるほど大変でしたが、ものごとを突き詰める粘り強さも身につけることができました。視野を広げようと留学したオーストラリアでは、街に多く走る日本車を見て、日本経済を支える自動車業界に目を向けるきっかけに。“情報を知ることは、人間を知ること”という学科の学びからも影響を受け、進みたい道がみつかりました。大学の学びを通して新しい興味が生まれ、それに応えるさらなる学びがある――。次は私が、社会の人々に新たな興味や発見が生まれるよう貢献していきたい。

株式会社アイ・ティ・ワークス

田口 沙也香 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立中村高等学校 出身
取得資格 : 司書

将来進みたい道が見えていなかった私にとって、幅広く履修できる人間情報学科は最適な学科でした。中でも興味を持っていたのがIT系。1年次でプログラミングの授業をすべて受講していくうちにさらに興味が深まり、システムエンジニアの夢を抱くようになりました。「相手にわかりやすく伝えるためには、できるだけ多くの資料を集めることが必要。知識づくりや準備が何より大切だよ」。先生から教わった学びが私の土台となっています。今は、学科で修得したITスキルに加え、ゼミで磨いた対話力や人の感情についての知識すべてがこれから仕事で活かせることにやりがいを感じています。いつかプロジェクトを束ねるリーダーとなり、お客様の期待に応える仕事をしていくのが夢です。

株式会社セブン-イレブン・ジャパン

立田 直己 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立愛知工業高等学校 出身

ものづくりやコンピュータについて高校で学んできた僕にとって、“誰のために、何のためにつくるのか”と考え続けた4年間は、密度の濃い期間でした。『心理実験演習』では、実験データを収集してレポートを作成し、読み手に分かりやすく伝える技術を身につけました。そして、“ものづくりでも、使い手を想像し、その人のために企画設計することが大切”と考えるようになりました。その想いからゼミではヒューマンインタフェースを中心に、人が自分自身の動作を活かして楽しめるゲームや、暮らしに役立つものづくりを提案していきました。“誰のために”という問いとともに、自分を取り巻く社会や自分の生き方を考える。今後はその学びを活かして、“地域のお客様のために”力強く歩んでいきます。


2013年度 進路決定者


ヤマザキマザック株式会社

渡邊 萌 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県・私立愛知高等学校 出身
取得資格 : 司書、学芸員

心理学に興味があって、いろいろな大学を調べていくうちに、人間情報学部に強く魅かれました。「情報も技術も、人の心や行動を深く分析することが大切。使う人がいて、初めて役に立ち、価値が生まれてくる」と父から言われ、心理学を社会で活かせるこの学部に決めました。
1年次では、心理学をさまざまな角度から学び、心の働きや行動心理など人の心の深さに気づかされたり、発見したり。そして、2年次ではプログラミングを。プログラミングの知識はそれまであまり馴染みがなかったので、基本的なことからしっかり学ぼうと決意。あとは「意欲+努力」、このポリシーを貫きながら勉強しました。
4年間で学んだ、「人がいて、情報も技術もある」。私の未来を決めた一歩は、まさにここにあります。

株式会社日本一ソフトウェア

芹川 奈月 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立名古屋南高等学校 出身

プログラミングが好きだった私にぴったり当てはまったのがこの学科。ロボット製作演習をはじめ、CGやアニメ制作などがとにかく楽しく、“モノづくり”に夢中になった4年間でした。興味の向くままに、ITパスポート、Java3級、カラーコーディネーターの資格も取得。また大学ではじめて学んだ心理学へも興味が広がりました。そんな私が最終的に選んだ道が、制作、分析、心理学など大学での幅広い学びが活かせるゲーム会社。ゲームに魅せられていた子どものころの自分に伝えたい。「あなたが大好きなゲームを作る側になれたんだよ」と。小さいころからの夢が、4月から実現します。

東邦液化ガス株式会社

三浦 理紗 さん
人間情報学部 人間情報学科
静岡県・私立西遠女子学園高等学校 出身

3年次のゼミで取り組んだ、エステサロンのプロデュース。プロモーション映像やダイレクトメールの制作、SNSでの情報発信など、チームに分かれて、エステサロンの方と協働で店舗のPR活動に携わりました。
相手は実社会でビジネスをおこなう会社。失敗できない緊張感のなかで、人の心を分析する心理学系の学びと、人の心に訴えるモノをつくる人間工学系の学び、どちらもフルに活かして全力で取り組みました。だからこそ、効果が上がったと聞いたときの喜びは今でも忘れられません。「私の学びは、人を喜ばせることができるんだ」。その実感を大切に、社会人への一歩を踏み出します。

株式会社中電シーティーアイ

岡戸 弥生 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立半田東高等学校 出身
取得免許 : 高等学校教諭一種免許状(情報)
取得資格 : 司書

高校時代、文系でありながら情報分野の授業が好きだった私に、まさにぴったりだったのが人間情報学科。『計測制御演習』では、ロボットの制作から曲に合わせて踊るようにプログラミングするまでを、チームの仲間と一緒に夢中になって取り組みました。
学科の専門教育科目だけでなく、『日本語表現』の授業ではビジネス文書やマナーについて学び、『情報活用スキル』の授業では情報を相手にわかりやすく伝えるスキルも習得。社会人としての基礎も身につきました。卒業論文のテーマは『車いすの方が使いやすいナビゲーションシステムの開発』。これからも、“人のためになること”を追究していきたいです。

朝日機材株式会社

久世 貴大 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立岩倉総合高等学校 出身

自分自身が音楽好きで、コンサートでの臨場感ある音を聞きたいと願うユーザーの一人。ゼミで取り組んだ「楽器の生の音を再現するスピーカーの開発」で、人はどのような音質に“臨場感”を感じるかを見つけ出し、生の音をそのままの音質で、しかも音が伝わる方向も再現した3Dスピーカーを完成させました。
ユーザーが喜ぶモノをつくるために、幾度と壁にぶつかっても、どうやったら超えられるか先生とともに考え抜いた4年間。想像したものをゼロからカタチにした経験も活かして、次は社会で、ユーザーの想いと作り手の想いをつなげる役割を担いたい。

株式会社ユナイテッドアローズ

西谷 早智 さん
人間情報学部 人間情報学科
三重県立津東高等学校 出身
取得資格 : 司書、学芸員

パソコンに心理学、学芸員、ファッションやメイク…高校生の頃の私には興味のあることがたくさん。絞りきれずにいた、やってみたいことを全部学べるのが人間情報学科でした。色が与える印象の違いを学び、色彩知識を活かしたメイクアップ提案をしたり、写真編集や映像制作を学んだり。さらには学部をこえてのマーケティングやアパレル業界についての授業も履修し、好きなファッション分野を軸に自分で可能性を広げていくことができました。
この可能性をもっと広げたい。新しい職場でいずれはショップのディスプレイやWeb制作などの販売戦略にも携わりたい、そんな想いで今、胸の中がいっぱいです。

陶都信用農業協同組合

馬場 水紀 さん
人間情報学部 人間情報学科
岐阜県立瑞浪高等学校 出身
取得資格 : 司書、学芸員

「パソコンが苦手」。入学前の私の不安を拭ってくれたのが、コンピュータを主軸とした丁寧な授業。2年次にはCG制作の授業を受けるまでに成長したのですから、自分自身驚いています。また、手紙や文章の書き方、言葉づかいなど、人に「何を」「どう」伝えるかという基本を改めて学べた『日本語表現』。他学部の授業を受けたことでも、視野が広がりました。情報は、人に伝えてこそ、そして人に伝わってこそ価値があると思います。「接客」という新たな仕事の中で、この4年間で学んだことを活かしていきたい。“ポジティブに、何でも楽しむ”を胸に、未来にワクワクしています。

豊田市役所

畠 秀穂 さん
人間情報学部 人間情報学科
愛知県立豊野高等学校 出身

図書館で働きたい。迷わず図書館司書の資格取得をめざし、この学科を選びました。入学してみると図書館情報学だけでなく、心理学や人間工学までとても興味が持て、自分の発想の幅を広げるきっかけに。何事も“人に役立つ”という観点を意識しないと、良い施設や良いモノはできないのだと気づきました。
卒業論文で取り組んでいるテーマは『地図情報システムの現状』。時代とともに移り変わる地図の使い方から、人々が使いやすい地図のあり方まで。学科の学びをすべて活かした研究になりました。春からは市役所で、“人に役立つ”仕事をしていきたい。

2012年度 進路決定者

※2010年度から文学部 図書館情報学科は人間情報学部 人間情報学科に再編。

株式会社クロップス

杉本 佳奈 さん
文学部 図書館情報学科
愛知県立春日井高等学校 出身

学科やコンピュータ活用科目の授業では、プログラミングなど情報分野の専門スキルを習得し、教職課程科目や司書課程科目では教育実習や図書館実習を経験し、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、実践力などが養われました。4年間を通して身につけた専門性と社会人基礎力を活かし、情報・通信に関する知識を習得し続け、よりよいサービスの提供に努めます。

アイシン・インフォテックス株式会社

山本 知佳 さん
文学部 図書館情報学科
愛知県・私立愛知淑徳高等学校 出身

「大学は、社会人となるための土台づくりの期間」そう考え、情報学の研究に加え、教員免許、司書、司書教諭、学芸員の資格取得、副キャプテンを務めたラクロス部での活動など、さまざまなことに積極的に挑戦しました。キャリアセンターの方々の親身なご指導もあってシステムエンジニアの道を拓き、今後は大学で培った専門性を充分に活かしてシステム開発に力を注いでいきます。

森定興商株式会社

高木 麻由美 さん
文学部 図書館情報学科
愛知県立瑞陵高等学校 出身

司書や学芸員に関する科目を履修しながら、情報の利用者と発信者の両方の視点から情報学を深め、卒業研究として取り組んだ雑誌編集、さらにITパスポート試験、秘書技能検定2級、ファイナンシャル・プランニング技能士3級などの資格取得にも挑戦しました。先を見通して考え行動する姿勢を就職先でも貫き、社会人としても新たな知識を身につけていきたいと考えています。

岐阜県教育委員会(司書)

笠原 明香 さん
文学部 図書館情報学科
岐阜県立加納高等学校 出身

本が好きだったことから、4年間、司書をめざして図書館情報学を専門的に学びました。海外のデータベースも活用した情報検索演習、紙の書籍と電子書籍に関する卒業研究、ITパスポート試験などの資格取得など、専門性を深めるためのさまざまな学修を通して、必要な情報を選び取る力や広い視野で客観的に考える力などが養われたと感じています。
特に印象的だったのは、岐阜県図書館でおこなった図書館実習です。選書や分類など司書の一般的な業務はもちろん、20組の親子を対象に絵本の読み聞かせを体験することができました。子どもを惹きつける手遊びを交えながら絵本を読むなどの工夫をし、子どもたちが目を輝かせて楽しむ様子を見て、図書館で働くことのやりがいを実感するとともに、司書になりたいという気持ちがさらに高まりました。
狭き門である司書への道を切り拓くことができたのは、図書館情報学に関する授業をしっかりと受講し、知識を着実に身につけるよう努力を重ねたからだと感じています。その専門性を発揮しながら、より多くの市民の皆様に図書館を活用していただけるように、新たな知識を吸収し続けたいと考えています。

2011年度 進路決定者

※2010年度から文学部 図書館情報学科は人間情報学部 人間情報学科に再編。

トヨタ自動車株式会社

難波 有圭理 さん
文学部 図書館情報学科
愛知県立千種高等学校 出身

ゼミでは卒業研究として図書館バーチャルツアーの制作に励みました。仲間の状況も把握しながら計画通りに完成させ、管理能力が鍛えられたと思います。また図書館実習や全学共通教育を通じ、社会で必要な教養も身につけました。今後の目標は「企業の縁の下の力持ちになる」。その実現に、大学で培った力を最大限に発揮していきたいと思います。

旭情報サービス株式会社

奥村 静香 さん
文学部 図書館情報学科
岐阜県立東濃実業高等学校 出身

4年間、弓道部の仲間と互いに切磋琢磨し、向上心を培いました。その経験が原動力となり、プログラミングの授業にも意欲的に取り組み、卒業研究で検索システムを構築することができました。さらにシステムエンジニアとしての就職も果たした今、お客様の想いを形にするシステムづくりに励みたいと新たな意欲を燃やしています。

2010年度 進路決定者

※2010年度から文学部 図書館情報学科は人間情報学部 人間情報学科に再編。

瀬戸信用金庫

大澤 倫永 さん
文学部 図書館情報学科

大学では、情報検索やプログラミングなど図書館情報学に関する専門知識・技術を身につけ、さらに、中国語の習得、秘書技能検定2級の取得、図書館実習、スーパーのサービスカウンターでのアルバイトなど、何事にも力を注ぎました。今後も資格取得などに積極的に取り組んでスキルアップに励み、4年間で養った状況把握能力や表現スキルを就職先での業務に役立て、地域の人々の暮らしに貢献したいと思います。

独立行政法人 国立高等専門学校機構 岐阜工業高等専門学校(司書)

佐藤 菜津 さん
文学部 図書館情報学科

図書館情報学に関する学びで最も印象深いのは、仲間と共に雑誌編集に取り組んだゼミ活動です。副編集長を務め、ゼミ生みんなの個性が輝く雑誌を完成させ、大きな達成感を得ることができました。また在学中、弓道部での鍛錬を通して向上心を培い、司書という夢を実現する力になったと実感しています。これからも専門知識を吸収し続け、人とのつながりを大切にし、図書館のネットワークを支える司書をめざします。

2009年度 進路決定者

※2010年度から文学部 図書館情報学科は人間情報学部 人間情報学科に再編。

株式会社日本システムディベロップメント

毛受 和也 さん
文学部 図書館情報学科

図書館情報学科のプログラミングの授業がきっかけでシステムエンジニアをめざすようになりました。4年間で図書館情報学はもちろん情報の専門技術も学べ、将来への視野が広がったと思います。授業で力を入れたのは、プレゼンテーションです。発表内容だけでなく「どう伝えるか」を重視し、人を引きつける表現を考えました。今後も発想力や表現力を磨き、よりよいシステムづくりにつなげていきます。

株式会社ユーフィット

風間 美穂 さん
文学部 図書館情報学科

図書館情報学科の授業をはじめ、ゼミでの研究、多様な業務を体験した図書館実習などを通して、情報の専門知識や技術を高めた4年間。学内の講座を利用してサービス介助士やメンタルケア心理士の資格も取得しました。また、主将を務めた合気道部での活動にも力を入れ、多くのことを経験しました。何事にも楽しみながら挑戦した気持ちを忘れず、仕事も充実させたいと思います。

株式会社ジャステック

野里 真司 さん
文学部 図書館情報学科

図書館情報学を深める中で「情報」への興味が高まり、「プログラミング演習」など情報分野の授業を積極的に履修しました。卒業制作では、情報検索システムの構築に挑み、先生やゼミ仲間と議論を重ね、改良しながらよりよいシステムの構築を果たしました。今後は、図書館情報学科で得た知識と技能、テニス部の活動で培われた協調性やコミュニケーション能力を活かし、社会に貢献するソフトウェア開発者をめざします。

三井住友海上火災保険株式会社

杉本 弥香 さん
文学部 図書館情報学科

図書館情報学を学ぶ中で気づいたのは、情報は人のために提供するものだということ。そこで進路を考える際、人に貢献できる企業を選ぶようになりました。学内企業説明会で損害保険会社が自分の志望に合うと感じ、学科で得た情報検索の専門技能を活かして企業研究など対策を進めました。キャリアセンターの方や友人に支えられながら採用選考に挑み、就職活動中も人との絆の大切さを改めて実感しました。

※掲載の進路決定先会社・機関は、各卒業年度時点での進路決定状況に基づくものです。