創造表現学科 創作表現専攻
2023年度 進路決定者
株式会社パシフィックアートセンター
河嶋 峻汰 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
愛知県・私立名城大学附属高等学校 出身
先輩から聞く学科(専攻)のこと
Q この学科(専攻)を志望した理由は?
高校時代に参加したワークショップでの講師が、劇作家、演出家としても活躍されている本専攻の先生でした。この先生の下で、演劇により深く関わってみたいと考え、本専攻を志望しました。
Q 印象に残っている学びや授業内容は?
2・3年次に受けた『ステージデザイン』の授業です。照明や音響、舞台美術、舞台監督といった各セクションの知識を体系的に学べる授業内容に加え、劇場を訪れて実習する機会もありました。照明設備の内部や舞台裏など、普段は目にできない場所も見学でき、現場の臨場感を体感できたことで、舞台技術をより深く理解できるようになりました。また、3年次に履修した『伝統芸能』の授業では、日本古来の舞台技法や装置が現代のステージ演出にも使われていることを知り、演出に関する視野が広がったと感じます。舞台の裏側や、芸能の歴史など、エンターテインメントを多角的に学ぶことができ、自分自身の興味の幅を広げることができました。
Q 学生時代の経験をどのように活かしますか?
4年間を通し、座学から実践まで、演劇以外にも小説や映画などさまざまな視点から表現に対する理解を深めることができました。卒業後は舞台業務として、ホールの管理などを担当します。芸能が創造される仕組みや裏側、現代につながる背景や歴史など、本専攻で得た表現に対する幅広い知識と経験を活かしながら、自ら新しいことにも挑戦し、多くの作品に携わっていきたいです。
愛知淑徳大学大学院 文化創造研究科 文化創造専攻 創作表現専修
吉川 結衣 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
岐阜県立大垣北高等学校 出身
さまざまな表現方法を学び、知見をさらに広げながら自分だけの表現を武器に自分の人生を生き抜いていく。
小学生の頃から物語を書き始め、高校1年生の時に応募した小説が文学賞を受賞して小説を出版。小説を書くことを学べる大学を探していて出会ったのが、愛知淑徳大学の創作表現専攻です。学部時代には、文学史の知識や批評理論など、創作の基盤となるものを学ぶことができました。さらに、小説という分野に限らず、さまざまな表現方法についての学びを通して、知見を広げられたことも大きな収穫です。映像表現の授業では、視覚・聴覚的な情報を頼りに考察をおこない、小説を映像的に表現するにはどうすればよいのかを考える手がかりが得られました。幅広い学びの経験が自身の創作の特色を知ることにつながり、小説ならではの表現をより深く追求できるようになったと思います。現在は、学部生の頃からのテーマである「人形」「ぬいぐるみ」にまつわる小説を創作しながら、それにつながるより多くの知見を得るために学んでいます。大学院の授業は、一対一で先生と意見を交わす機会も多く、学部の授業では味わえない密度の濃さを感じています。仕事として小説を書き続けるか否かに関わらず、本学での学びが正解のない人生を彩るための大切な素地になると確信しています。
2021年度 進路決定者
愛知淑徳大学大学院 文化創造研究科 文化創造専攻 創作表現専修
橋本 花菜実 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
愛知県立刈谷北高等学校 出身
魅力的な芸術を発信するために
Q1 この学科(専攻)を志望した理由は?
高校の演劇部でオリジナル台本を書く機会があり、面白いと感じたことがきっかけです。創作表現専攻は愛知県の高校演劇大会の審査員でもある劇作家の先生が教員を務められており、この先生から直接学びたいという強い思いで進学を決めました。
Q2 この学科(専攻)で学んで良かったことは?
演劇について現場を知る各分野のプロから指導を受けられることです。演劇を学ぶゼミでは、実際に戯曲の執筆に取り組みました。プロの先生から講評が受けられる機会は貴重で、自分では気づかなかった作品の魅力や解決すべき課題を知ることができました。脚本の書き方や演出はもちろん、舞台運営の実務面など演劇界の先輩として知恵や人脈も示してくださいました。
Q3 今後の進路は?
創作について一から学ぶ中で、書きたい思いを形にするためには、文章表現力を学び、歴史から現代の社会事情まで幅広い知識を得ることが必要だと気づきました。そうすることで描ける世界は格段に広がります。現在は演劇と宗教の関連を研究しており、まだまだ学び足りないと大学院への進学を決めました。今後も名古屋で創作活動を続け、地方からでも魅力的な芸術を発信できると身をもって証明したいです。
笹徳印刷株式会社
棚橋 幸右 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
愛知県立日進西高等学校 出身
専攻の学びで身についた話を組み立てる力
就職活動では自分のアピールに活用できました
3年次の12月に、キャリアセンターからインターンシップの案内を受け取ったのがきっかけで、就職先の会社に出合いました。課題や卒業制作での執筆経験を経て気づいた、「伝わるようにわかりやすく表現」することを心がけ、面接では自然な話し方で伝えることができました。これまでさまざまな学びで培った表現力の他にも文章構成力なども活かせる仕事です。お客さまに柔軟に対応し寄り添ったご提案ができるよう、専攻での学びを活かしていきたいです。
2020年度 進路決定者
文化創造研究科 文化創造専攻 創作表現専修
浜田 健太朗 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
岐阜県・私立岐阜東高等学校 出身
多角的な視点で物事を考察する力を活かし、新たな気づきを与えられる多様な創作に取り組みたい。
『映画論』という科目に出会い、映画を学問として分析することを決めました。ゼミでは、映画監督ビリー・ワイルダーの作品群を「サスペンス」と「コメディ」の2ジャンルに大別し、監督独自の創作表現を分析。監督の作品がどのように日本に受容されたのかなど、ゼミの研究をより深めたいと考え、大学院に進学しました。学部生の時には、授業を通し多様な表現形式の作品にふれたことで、それまでの自分とは異なる視点から物事を捉えられるようになりました。人々の言動や行動の理由を多角的に分析し、自分の軸となる考え方を構築する力が身についたと実感しています。また、3年次に受講した『エンターテインメント文芸』では、第一線で活躍する小説家の方から、自分が書いた小説について丁寧なアドバイスをいただき、物語の組み立て方や自分の作品の特長などを客観的に考察できるようになりました。今後は、学部や大学院で学んだことを活かし、文章に携わる仕事に就きたいです。まずは映画の手法を用いるなど新たな視点で楽しむことができる小説作品の執筆に挑戦します。
株式会社住居時間
岩村 友花 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
愛知県立豊田東高等学校 出身
すべてのモノづくりは「人」と共に 批評論と制作、両方を学び理解
小説、演劇、児童文学、マンガなど自分の興味に合わせて学びを深めるうちに、私は自分で作品を作るよりも作者の考えが知りたいと気づき、ゼミでは近代小説批評を専門分野に選択。物語の中に書き手のどのような心情が込められているかを研究しました。作品が完成した時代の背景や作者の思想、心理学や哲学の観点も含め一つひとつ分析すると、表面を読むだけでは分からない奥深いメッセージが見えてきます。ゼミ生でも人によって解釈は全く異なり、他者の見解を聞くことで自分の思考の枠が広がりました。授業では現代詩や児童文学などの制作に取り組む機会もあり、人の心に作品を残すためには、自分の気持ちだけでなく受け取る側の思考をふまえ、どう表現するか考えることが大切だと学びました。制作側・受け取る側、両方の視点を学んだことで、表現の方法は違っても、どんな作品もすべては人へのメッセージであり、人と人とのコミュニケーションが重要であることに気づきました。創作に携わる上で忘れてはいけない「人」の存在をより考えられるようになりました。
犬山市役所
渡邊 有彩 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
岐阜県立可児高等学校 出身
面接官の率直な意見が自分を見つめ直す機会に 就職活動への意識も変化
就職活動中、ある面接で「あなたの話には熱意を感じない」と指摘されたことがありました。複数社の就職活動に追われ、面接対策に手が回っておらず準備不足を痛感。どうしたら熱意を伝えられるか、自分なりに考える機会となりました。これを機に面接対策を強化。キャリアセンターでアドバイスをいただき、面接練習を重ねました。面接前には何度も市役所や観光地に足を運び情報を収集。下準備をしっかりおこなうことで、自信を持って面接に臨むことができました。
2019年度 進路決定者
株式会社ドキュメンタリージャパン
工藤 彩夏 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
岐阜県立大垣南高等学校 出身
自らの知識の引き出しを増やすことが、表現力を高めると学修
演劇や映画について幅広く学べることに惹かれ入学。現役劇作家による『戯曲a』の授業では戯曲の歴史や表現手法を学修。優れた脚本は主人公に加え、あらゆる登場人物の視点から多角的に描かれていることを知りました。さらに短編戯曲の執筆によって、さまざまな角度から解釈できるようになり、作品を見る時も理解が深まりました。また、博識なプロ作家の授業を通じ、題材や日常の知識があるほど伝わり方が深まることを改めて実感。知識量を増やすために、選り好みせず本を読む大切さを学びました。多彩な知識は作品づくりだけでなく、日常のコミュニケーションにも活かせています。
岐阜信用金庫
服部 郁哉 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
愛知県立丹羽高等学校 出身
先輩方の生の声を活かし、「表現力」で自分らしさをアピール
将来は地元で働きたいという思いがあり、地元の中小企業を中心に地域を支える信用金庫を選びました。就職活動中は、キャリアセンターの学生スタッフによる履歴書や面接のアドバイスが大変参考になりました。実際に就職活動を経験してきた先輩方の生の声ほど、実践的で役立つものはありませんでした。また、エントリーシートや面接では、学部必修の『日本語表現T2』で修得した「表現力」があったからこそ、自分らしさをアピールすることができたと思います。
東映俳優養成所
古部 未悠 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
名古屋市立緑高等学校 出身
4年間で学んだ演劇表現を活かして、女優業へ挑戦
幼少期の頃からお遊戯会が好きで、大勢の前でお芝居をする女優に憧れを抱いていました。高校2年生のときに、愛知淑徳大学でも演劇の講義をおこなっている先生がワークショップを開催することを知り、参加しました。シリアスで生死観を問う演劇に感銘を受け、「この先生のもとで演劇を学びたい」という思いを持って愛知淑徳大学に入学しました。この専攻には、表現の幅を広げる一般教養や芸術分野の授業も充実しています。言葉のニュアンスを学ぶ「言語学」では、メタファー(暗喩)やポライトネス(会話する相手に対して言葉づかいによって配慮を示すこと)などの細やかなニュアンスを含む表現を知り、卒業制作に活かすことができました。また、実践的な演劇表現の場面でも、これまで学んできた芸術や一般教養が活かせることが多く、この専攻に入ってよかったと実感しています。私は、さらに実践的な演劇表現を学びたいと思い、念願だった先生のゼミに入りました。卒業公演では、ゼミ生が脚本から演出までを手掛けます。全員で協力し、メンバーが書いた戯曲を一から創り上げていく“共創”に面白さを感じ、さらに演劇が好きになりました。進路選択では「プロとしてこの世界に挑戦したい」という気持ちが強まり、東映俳優養成所に通うことを決意。4年間で学んだことを忘れないように心掛け、自分の手でチャンスを掴み取りたいです。
神田印刷工業株式会社
水野 紗依子 さん
創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
愛知県・私立桜花学園高等学校 出身
部活動と就職活動を両立して子どもの頃から好きだった本に携わる仕事に
幼い頃から絵本が好きだったため、児童文学を学べる創造表現学科に入学。在学中は児童文学の分野を中心に文章表現について学んだほか、資格取得をめざして司書課程も履修しました。その過程で、出版物を扱う印刷会社に興味を持つように。高校から始めたなぎなたを大学でも続け、部活動を通して培った粘り強さや協調性を強みに就職活動を行い、希望していた神田印刷への入社が決まりました。インターンシップや説明会などでお世話になった社員の方々の一員となって仕事をするのが今から楽しみです。
2018年度 進路決定者
株式会社ボーダレス・ジャパン
畑 菜々子 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 創作表現専修※
筑波大学附属聴覚特別支援学校 出身
障害を理由に諦めない。自由に生きる社会をつくるために、起業という選択。
聴覚障害があり、健聴者と学生生活を送るのは初めてでしたが、さまざまな気づきを得た4年間でした。なかでも私を変えたのが、障害者に“力を貸してあげる”と考えている人が多いと知ったこと。そして、障害者の就職活動の厳しさです。入学時はマスコミ志望でしたが、社会を知るごとに障害者をはじめ、妊婦や外国人など、どんな境遇でもやりたいことができる社会をつくりたい気持ちが強くなっていきました。そこで選んだのが起業です。就職先は起業支援制度があり、創業資金の援助が受けられ、経営についても学べます。ディスカッション型授業の履修を諦めたり、希望する企業に応募ができなかったりと、心が折れそうな時もありましたが、夢を叶えようと頑張れたのは私を特別視せず接してくれた友人に出会えたから。愛知淑徳大学の理念「違いを共に生きる」とは、得意不得意など、自分と違うところがあっても認め合い、誰もが自由に生きていけることだと私は思います。大学での4年間を忘れず、社会を変えていきたいと思います。
※現:創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
2017年度 進路決定者
スズキ株式会社
森上 佳奈 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 創造表現専修 2017年度卒業
※現・創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
静岡県立浜松北高等学校 出身
絵画や文章など表現することが好きで、大学では趣味ではなく学問として究めたいと思い、この専攻を選択。「小説を書くことは自分を昇華させる行為」という先生の言葉が印象的で、特に小説に興味を持つようになりました。以前、村上春樹の『羊をめぐる冒険』を読んだ時には“不思議な小説だな”という漠然とした感想を持っただけでしたが、『現代小説』の講義でこの作品が取り上げられ、ストーリーが現代社会の問題を捉えていることや、登場人物が実は何かをたとえている存在であることを知りました。私はこの作品の10分の1も理解していなかったのだと衝撃を受けると同時に、小説の奥深さと面白さを知り、“私も小説を書きたい”という気持ちが高まりました。この専攻では作品を書くだけでなく、他の学生の作品を読み、批評し合う機会が多く、思いもよらない表現方法にふれることで自分の表現の引き出しを増やすことができたと思います。一方で就職を見据えた学びにも積極的に取り組み、特に力を注いだ中国語はHSK4級を取得するまで上達。資格取得からボランティア活動まで幅広く学べるこの大学の環境が“もっと挑戦しないと損だ!”という気持ちにさせてくれました。これからも学び続ける姿勢を忘れず、仕事や創作活動に取り組んでいきたいと思います。
2016年度 進路決定者
株式会社岐阜新聞社
永田 侑里 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 クリエイティブライティングコース 2016年度卒業
※現・創造表現学部 創造表現学科 創作表現専攻
岐阜県立本巣松陽高等学校 出身
言葉や文章は、私たちにとって欠かせないコミュニケーションツール。それらを自在に扱い、自分の思いを表現する力を身につけるため、感性と理論の両面から“言葉”を学ぶのが創作表現専攻です。小説、評論、詩歌、児童文学、マンガ、演劇など多彩な作品を通して、豊かな表現力や独創性を磨きます。昔から文章を読んだり書いたりすることが好きだった私は、近代小説の分野を中心に文章表現について学修しました。『文芸理論a・b』では、三島由紀夫の『仮面の告白』などに感銘を受け、独特な比喩表現の美しさとストーリーの面白さに圧倒されました。また、『現代詩』や『パフォーミングアーツ』などの科目を履修することで、それまで知らなかったジャンルに出合えたことも大きな収穫でした。実践的な学びでは、ゼミでの創作が印象に残っています。自分が書いた小説を学生同士で読み、批評や議論を繰り返しおこないます。それによって自分の作品を客観的に見る目や、常に自分の意見を持つ姿勢を身につけることができました。時には、思いもよらない指摘を受けることもあり、視野の広がりを実感することも。多くの人の意見や幅広いジャンルの作品にふれ、感性を磨くことができたと思います。また、さまざまな分野のクリエイターが直接指導してくださり、その業界ならではの情報も聞くことができるので興味の幅が広がりました。その中で、編集者が講師となって企画、取材、記事制作など紙面の作り方を実践的に学ぶ授業もあり、仕事で役立つスキルも修得できました。言葉に関する多彩な学びを活かし、魅力ある紙面を生み出せる編集者をめざしたいと思います。
2015年度 進路決定者
株式会社マイナビ
大橋 麻由 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科
クリエイティブライティングコース2015年度卒業
私立愛知啓成高等学校 出身
好きな本を読むこと、映画を観ることを突き詰めたくてこの学科へ。1年次の『名作を読む』では、近・現代文学を中心に多くの作品にふれ、どうすれば時代背景にもとづいて読み解けるかまで踏み込んで学修。これまでと違った視点で、読書を楽しむきっかけになりました。ほかにも、ショートフィルムのシナリオの執筆、映画史、評論、演劇など幅広く学ぶうちに探究心が刺激され、興味がある科目を積極的に履修するように。特に印象深かったのは、歴史に沿って芸術の流れを学んだ『モダンデザイン文化史』です。"芸術を知ることは、文化や歴史、社会問題を知ることにつながっている"。この学びを機に、あらゆる表現分野のバックグラウンドに興味が湧きました。3・4年次には、ゼミの合宿で東京と京都へ。江戸川乱歩の『D坂の殺人事件』、川端康成の『古都』などを読み、舞台となった街を散策。当時の事件や社会情勢、男女の立場の違いといったジェンダー問題など、時代背景も考慮しながら、地形や文化が作品にどう影響しているかを分析しました。大学生活を振り返ると、さまざまな作品を通して社会を見つめ、これからどんな視点を持って生きていくべきかを考えた4年間でした。講義で積極的に質問して意見を交わす中で、社会人として必要な対話力などを育むこともできたと思います。
2014年度 進路決定者
ヤチヨコアシステム株式会社
河村 恭梧 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科
クリエイティブライティングコース
愛知県立江南高等学校 出身
この学科の先生は、クリエイターとしても著名な方ばかり。『言語表現技術』では、編集者として活躍されている先生のもと自分で取材することを経験。ゼミではノンフィクション作家でもある先生から、ニュースを鵜呑みにするのではなく、事実をさまざまな視点で考察し、自分の意見を持つことの必要性と、そのノウハウを学ぶことができました。メディアを通して知る事実が必ずしも正しいとは限らないこと。直接、会って話を引き出すことの大切さと難しさ。そして、自分の意見を持つべきであるということ。大学で得た聞く力と考える力を活かし、物事の本質をとらえ、発信することを続けていきたい。
ヤマザキマザック株式会社
大野 藍子 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科
クリエイティブライティングコース
愛知県立瑞陵高等学校 出身
クリエイティブライティングコースの『児童文学』。学べば学ぶほど、ぐいぐい惹きこまれていきました。決して子どもが読むかわいらしいだけの本ではない。その時代の考えや、社会の事情が映し出され、時空を超えて今の私に問いかけてくる。児童文学の奥にある深い世界。新たな発見に驚きました。幼いころの私や祖父を想いながら題材を選び、伝えたい想いを行間に込めて2年間で4作品を書き上げました。そして卒業論文は『ピーターラビット』をテーマに研究。以前から好きで在学中にますます好きになっていった英語が、深く学んだ児童文学と結びつき、新たな世界が開けました。絶えず時代を切り拓く就職先の会社でも新しい挑戦を続けたい。
2013年度 進路決定者
株式会社愛知銀行
柴原 可奈子 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科
クリエイティブライティングコース
名古屋市立北高等学校 出身
“本や雑誌、広告が好き”そんな思いから興味を持ったメディアプロデュース学科。入学してからは、児童文学や小説、古典作品をはじめ、能や歌舞伎などの伝統文化、CM制作や映画、ウェブでの表現方法と、多種多様な学びに次から次へと興味が広がり――。とにかく勉強が楽しくてしょうがない大学生活。兄の影響で選んだ金融業界も、知れば知るほどに奥深そうだと感じて。4年間で得た表現方法を活かし、相手や場所に合わせた伝え方でたくさんの人に喜んでもらいたい。幅広い知識と話題の“引き出し”は、社会できっと活かせると確信しています。
上新電機株式会社
土本 龍太郎 さん
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科
クリエイティブライティングコース
愛知県・私立東邦高等学校 出身
小説を書くことが好き。『現代小説』『文芸理論』で近現代の作品にふれたり、民俗学など未知の分野を知ったり。ゼミでは仲間と一人ひとりの作家の作品について意見し合い、それが小説を書く上での表現力や構成力アップにとても役立ちました。古典芸能倶楽部での活動も観客に合わせて話をアレンジするなど、文章力や構成力を磨くひとつに。授業で学んだことを落語に活かし、落語で得た経験を小説に活かし。養ってきたのは“伝える力”。春からは、お客様にいかに分かりやすく、魅力的に伝えられるか。大学で培った話を組み立てる構成力と、相手を引き込む対話力を発揮していきたい。
SBクリエイティブ主催 : 第6回GA文庫大賞(前期)「奨励賞」受賞
2012年度 進路決定者
紫竹ガーデン
森 健多 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
愛知県立岩倉総合高等学校 出身
さまざまな文学作品の読解を通して表現の可能性を探り、小説の創作・批評でゼミの仲間や先生と意見を交わし、思考力など多くの力を培った4年間。児童館でのボランティアや旅行などで幅広い年代の人とも積極的に交流し、多様な価値観に触れました。今後は在学中に磨いた表現力や感性をガーデナーの仕事で発揮し、心に残る美しい景色を創りたいと考えています。
豊田市役所(行政職)
成田 有里 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
愛知県立豊田高等学校 出身
ゼミの仲間や先生と批評し合いながら取り組んだ短歌の創作、社会人に必要な思考力や行動力を養ったインターンシップ、個性豊かな仲間たちと力を合わせて打ち込んだ学会活動、学内の表現文化コンクールの運営、学芸員課程科目や司書課程科目の履修…。
さまざまな学修や活動で得たすべてを活かし、文化的な分野で地域の発展に貢献していきたいと考えています。
株式会社ケイ・ウノ
安藤 玲乃 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
名古屋市立北高等学校 出身
演劇、映画、小説など多様な表現作品に触れ、仲間や先生との意見交換を楽しんだ4年間。出版社でのインターンシップや結婚式場のアルバイト、社会人合唱団の活動にも励み、人と対話する力を養ったことが「人と接する仕事に就きたい」という将来の目標に結びつきました。今後、オーダーメイドジュエリーを通してお客様の幸せに貢献していきたいと思います。
2011年度 進路決定者
株式会社三菱東京UFJ銀行
髙林 彩乃 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
愛知県立昭和高等学校 出身
在学中、授業やゼミで多様な表現方法を学び、さらにアメリカへの短期留学にもチャレンジし、論理的な思考力や広い視野、自分の思いを的確に伝える表現力を身につけました。だからこそ就職活動でも臆することなく自己PRができたのだと思います。今後は銀行員としてこうした力を発揮し、お客様のニーズに応えたいと考えています。
株式会社中広
土屋 実紀 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
静岡県立磐田西高等学校 出身
小説を読み解いたり、心に響く広告表現を考えたり、「言葉の力」に惹かれて思考力や表現力などを磨いた4年間でした。特に印象深いのがゼミでの創作活動です。仲間と作品を批評し合い、多様な価値観に触れて感性が磨かれました。こうした経験を糧に言葉を紡ぎ、地域に根ざした生活情報誌づくりに携わりたいと思っています。
2010年度 進路決定者
富士ゼロックス愛知株式会社
平下 香奈 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
4年間、表現文化専攻の多彩な授業、教職課程科目、学芸員課程科目を意欲的に履修し、知識を得るだけでなく「考える力」を培い、自己の芯となる部分を充実させるよう努めました。特に現代短歌のゼミでは、創作のおもしろさを実感するとともに、柔軟な感性と論理的な思考力をバランスよく磨くことができたと感じています。今後、社会にどう貢献し、自分は何を得たいのか、常に考えながら働き、人間として成長し続けたいと思います。
2009年度 進路決定者
日本生命保険相互会社
岩澤 彩乃 さん
文化創造学部 文化創造学科
表現文化専攻
表現文化専攻でさまざまな表現を学び、また、個性豊かな先生方や友人たちと語り合う中で、考え方が柔軟になり、社会に広くかかわる仕事に興味を抱くようになりました。就職活動では学内の就職支援ガイダンスや企業就職試験対策講座を活用し、先輩やキャリアセンターの方にアドバイスをいただきながら対策を進めました。今後も向上心を持ち、保険業務に役立つ資格取得にも挑戦して力を高め続けます。
※掲載の進路決定先会社・機関は、各卒業年度時点での進路決定状況に基づくものです。
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