スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻

2024年度 進路決定者


名古屋市消防局

古木 文也 さん
健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻
名古屋市立富田高等学校 出身

先輩から聞く学科(専攻)のこと

Q この学科(専攻)の魅力は?

学内実習では、実際の現場を想定して専用フロアの施設で実践的におこなえることが特徴的です。1年次から4年次までの授業はすべてにつながりがあり、座学で学んだことを実習に活かし繰り返し経験することで、知識や技術の定着を図ることができます。また、少人数制のクラスであることで学生同士の距離も近く、お互いに協力し合い同じ目標に向かって学ぶことができ、チームワークも身についたと感じます。1年次には、先生から事後検証としてフィードバックを受けていたことも、4年次には「もっとやるべきだったこと」「足りていないこと」を学生同士で話し合いながら次の課題を見つけ、精度を高めながら成長することができたと感じています。知識や技術が身についていくことはもちろん、学年が上がるごとに自分たちが主体的になって取り組む姿勢が身につくことです。


Q 学生時代の経験をどのように活かしますか?

1年次から4年次まで毎週おこなわれる学内実習に繰り返し取り組むうちに、新しい知識を取り入れながらつながりを意識して学び続ける姿勢が最も大切だと気づきました。卒業後は、名古屋市消防局に入職します。学外実習の経験で自分の考え方や視野が大きく変わったと感じたことから、現場に出て経験することすべてが自分自身の成長につながると思います。最善を尽くすためにはどうすべきか、常に考えながら行動し、救急救命士としてチーム医療の一員として貢献できるよう自己研鑽を続けていきたいです。また、自分自身が搬送された経験や大学での学びを通して、「傷病者やその家族に寄り添う気持ち」を忘れずに持ち続け、搬送する傷病者の不安や、その家族の気持ちまでくみ取りながら、救急活動の場面ごとに考え行動できる救急救命士として、地域に貢献していきたいです。

豊田市消防本部

山田 幹久 さん
健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科 救急救命学専攻
愛知県・私立愛知工業大学名電高等学校 出身

面接やプレゼンテーションの練習を重ね、自信を持って本番に挑めました。

面談では緊張せず自信を持って挑みたいと考え、キャリアセンターを利用しました。最初に受けた個人面談では、伝えたいことをうまくまとめられませんでしたが、キャリアセンターの方からアドバイスを受け、初めに結論を伝えることで論理的に要点を伝える力がつきました。キャリアセンターには週1回通いましたが、就職活動の状況に合わせて、友人を誘って集団面接や集団討論の指導をしていただくこともありました。内定後は、自分が失敗した経験を後輩たちの就職活動に役立ててほしいと思い、学生スタッフとして活動しました。キャリアセンターで出会った“for meでなくfor you”を胸に、今後も市民の安全や暮らしを守る消防職の一員として活動したいです。

※掲載の進路決定先会社・機関は、各卒業年度時点での進路決定状況に基づくものです。