総合英語学科

    2022年度 教職進路決定者


    愛知県教育委員会(中学校教諭・英語)

    上田 夢輝 さん
    文学部 総合英語学科
    愛知県立瀬戸西高等学校 出身

    培った英語力と実践力を活かし、英語を学ぶ楽しさを生徒に伝えたい。

    高校の頃から憧れていた英語教員になるために教員免許状を取得し、さらに英語力を向上させたいと思い、入学しました。本学科では、3年次までTOEIC®の点数により習熟度別の少人数クラスに分かれて、ネイティブの先生が担当する授業を数多く受講することができます。プレゼンテーションやディスカッションなど、実践的な英語を使う機会が多く、個性豊かな先生のもと、楽しく英語コミュニケーション能力を身につけることができました。3年次の『中学校英語教育実践演習』と『高校英語教育実践演習』では、生徒が積極的に参加したくなる授業の展開方法や文法をわかりやすく解説する方法など、英語教育について多くのことを学ぶと共に、模擬授業にも数多く取り組みました。板書の書き方や話すスピード、発言の促し方など、先生や先輩、仲間からのアドバイスをもとに何度も模擬授業をおこなったことで、教育実習では自信を持って授業をおこなうことができました。今後は中学校の英語教員として、生徒が英語の楽しさを実感でき、より多く発言ができるような授業をしていきたいと思います。

2021年度 教職進路決定者


愛知県教育委員会(中学校教諭・英語)

小林 明里 さん
文学部 総合英語学科
愛知県立瀬戸西高等学校 出身

英語を暗記科目として終わらせない教育に

Q1 この学科(専攻)を志望した理由は?

高校時代、英語の奥深さや面白さまで教えてくれる先生の授業で英語を好きになりました。そのことがきっかけで、言語としての英語を深く理解したいと思い、英語学と英語コミュニケーション能力の両方を学べる総合英語学科への入学を決めました。

Q2 印象的だった授業は?

1年次の『Elementary English』です。ゲームや歌などのアクティビティを取り入れた先生独自の教材を通して、英語を楽しく学びながら「読む・書く・聞く・話す」基礎力を高められました。また、ドラマやCMなど日常生活で実際に使われている馴染み深い題材によって、ネイティブスピーカーにも通じる“生きた英語”を学修。加えて、ネイティブ教員による授業も充実しており、実践的な文法知識やより自然体な英語表現力を磨くことができました。

Q3 学生時代の経験をどう活かしたい?

学科の学びを通して正確な英語知識や教員に必要な授業力が備わりました。この力を活かし、中学校教員として、生徒の英語に対する興味や関心を高めていきたいです。正しい文法指導に加えて、大学での英語を身近に感じる授業を参考に、英語を暗記科目として終わらせない教育に取り組みたいと思います。

2020年度 教職進路決定者


愛知県教育委員会(中学校教諭・英語)

山端 亜衣子 さん
文学部 英文学科※
愛知県立旭野高等学校 出身

多様性を知った留学経験
英語で広がる世界の素晴らしさを
子どもたちにも伝えていきたい

教員免許取得と海外留学。4年間で両方を達成できることが入学の決め手になりました。留学は「長期海外セミナー」を利用して、2年次後期に5カ月間、多様な民族が集まるニューヨークに。学科の英語スキルの授業でさまざまな国の外国人講師から学ぶ中で、同じ英語圏でも地域によって発音や考え方が違うことを肌で感じ、リアルな世界を知りたいと選びました。留学先のクラスでは、アジアや南米など多彩なバックグラウンドの学生と共に学ぶことで、多様な考え方や文化があることを改めて実感。「違い」が人の魅力を引き立てるのだと、自分の中の考え方が広がりました。帰国後は教員をめざすべく教職課程にも注力。留学中に履修できなかった科目を学んだり、教職インターンシップで実際に生徒と交流したり、先生の細やかなサポートにも助けられ採用試験合格をかなえました。忙しい毎日でしたが、留学経験は生徒にさまざまな価値観の人間と共に生きる喜びを伝える際にも必ず活きると感じています。2つの目標を諦めることなく挑戦でき、後押ししてくれた環境に感謝しています。
※現・文学部 総合英語学科

2019年度 教職進路決定者


愛知県教育委員会(小学校教諭)

定盛 由奈 さん
文学部 英文学科※
愛知県立御津高等学校 出身

自分の将来像に合わせて学べる環境で、教育のスペシャリストへ

好きな英語を学べ、中学・高校の教員免許状に加え、文学部教員免許状取得プログラムを活用して小学校教員の免許状も取得できるため入学を決めました。『英語科教育法*』の授業では、英語教育について模擬授業形式で指導法を集中的に学修。同じ題材でも人によって指導法は異なります。他者の授業を聞くことで、指導方法の幅が広がりました。小学校英語は基礎的な内容を教えるのですが、教育実習を通して、中学・高校の指導知識も必要だと感じました。愛知淑徳大学では、小学校から高校までと幅広い年代の教育法を修得でき、将来への準備ができたと感じています。
※現・文学部 総合英語学科
※総合英語学科では英語教員養成科目群として、指導対象の年代を分けたカリキュラムを編成しています。

2017年度 教職進路決定者


愛知県教育委員会(高等学校教諭・英語)

都築 明莉 さん(写真左から2番目)
文学部 英文学科 2017年度卒業
※現・文学部 総合英語学科
愛知県立刈谷北高等学校 出身

学科での学びで、特に英語力向上につながったと思う授業は『TOEIC Training』です。1〜3年次を通して「読み・書き・聞き・話す」という4技能を、TOEIC®を意識して向上させていく授業で、課題も多かったため、常に英語を学ぶ環境に身を置けたことが良かったと思います。また『Culture & Society※』では、ネイティブの先生との対話が中心の授業を受けることができました。最初はうまく話せず単語で返事をしてしまい、表層的な会話になっていたのですが、並行して履修していた文法の学びを活かせるようになると、より深いコミュニケーションが可能になり、相手が伝えたいことを深く理解できるようになりました。「読み・書き・聞き・話す」を複合的に学んだことで、それぞれの知識やスキルがつながり、総合的な英語力を身につけることができました。授業以外にも、留学生との交流や英語力を活かしたボランティア活動への参加など、コミュニケーションをとることの楽しさを実感できた4年間でした。これからは教師として、英語を通して心が通じた時の嬉しさや、互いの価値観を認め合うことの大切さを伝えていきたいです。そのためには、まず私自身が英語を楽しみ、生徒に“英語は楽しい”と感じてもらうことを意識した授業づくりを心掛けたいと思います。 
※『Advanced English』に名称変更

写真左から
渡邉 なつみさん(愛知県立名古屋南高等学校出身) 就職先:愛知県教育委員会(小学校教諭)
加藤 未紗さん(名古屋市立桜台高等学校出身) 就職先:名古屋市教育委員会(小学校教諭)
山本 あゆみさん(愛知県立安城高等学校出身) 就職先:愛知県教育委員会(小学校教諭)
文学部 英文学科 2017年度卒業 ※現・文学部 総合英語学科

2014年度 教職進路決定者


愛知県教育委員会(高等学校教諭・英語)

船橋 花奈 さん
文学部 英文学科
愛知県立昭和高等学校 出身
取得免許 : 中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)

「can」と「be able to」。日本語訳としてはどちらも似た意味だけど、英語圏のネイティブスピーカーは、場面によって使い分けている。英文学科の授業では、そんな英語の言語学的な側面から、英語圏の文化や習慣についての興味がさらに広がっていきました。
3年次にはオーストラリアのキャンベラ大学に留学。多様な文化や習慣を持つ人々とコミュニケーションをとることで、世界で約20億人以上が話していると言われる英語を通して生まれる出会いの素晴らしさを実感しました。次世代の子どもたちにも、この素晴らしさを伝えたい。英語から広がる世界を、生徒たちに伝えることが私の夢です。

2013年度 教職進路決定者


名古屋市教育委員会(小学校教諭)

飯田 真梨子 さん
文学部 英文学科
名古屋市立桜台高等学校 出身
取得免許 : 小学校教諭一種免許状、中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)

「英語を専門的に学びたい」という気持ちと、「学校の先生になりたい」という憧れ。そこで選択したのが英文学科です。大学では、洋楽や映画など英語圏のメディアから発音や文化を学び、いつしか私は実際に現地の空気を感じてみたいと思うように。大学のNPOインターンシップ制度を利用し、1カ月アメリカの幼稚園で子どもたちとふれあい、その自由で活発な雰囲気を体感しました。
アメリカでの経験と、教育実習で魅了された小学生たちの好奇心に満ちた瞳。その経験から、私は小学校教諭を選択。次は私が、子どもたちに世界の魅力を伝えてあげたいと思います。

2012年度 教職進路決定者


愛知県教育委員会(中学校教諭・英語)

石田 遙 さん
文学部 英文学科
愛知県立一宮高等学校 出身

アメリカNPOインターンシップや小学校の英語活動をサポートするボランティアなど、英語を使った活動に力を注ぎました。さらに1年間のアメリカ留学を通じて英語力や実践力を伸ばし、英検準1級に相当するケンブリッジ英語検定FCEに合格し、TOEICスコアも大きく向上しました。この経験を糧にし、生徒たちに英語を学ぶ楽しさを伝える授業づくりに力を注ぎます。

※掲載の進路決定先会社・機関は、各卒業年度時点での進路決定状況に基づくものです。