総合英語学科

留学体験記

My treasured memories of Australia(2015年)

◆Host family
I stayed with my host parents for three months. My host parents are so kind. They taught me many things and supported mye during my stay. I learned about Australian culture from them. They are good at cooking, and they always served me delicious dishes. I really appreciate my host parents. When I go to Australia again, I would like to see them.

◆Classmates & teacher
I studied in the University of Canberra as a member of the EAP (English for Academic Purposes), Red group. There were eleven students who were from various countries. I was nervous at first, but my classmates were kind to me, and helped me all the time. They spoke to me in a friendly way. Moreover, my class teacher also was so kind, and he has a fervor for education. I polished up my English skills thanks to my teacher and classmates.

◆Trip
I went to Melbourne with my friends. There are a lot of old buildings such as church. We visited famous tourist spots and went shopping. We lost our way because we were new to the city. However, many people helped us so we could enjoy our trip.

◆Japan Club
Japan Club held a lot of events for us. I joined the Welcome party, ice-skating, Halloween party and beach trip. All events were very good fun, and I gained an opportunity to talk with Japan club members through these events. It is my best memory of Australia.

I had wonderful experiences in Australia, and I want to say thank you to everyone who I met in Australia. I could not only study English but also communicate with many foreigners through this study abroad. I will never forget this experience.




たくさんの友達に感謝、人々の暖かさを感じた3ヶ月間。(2013年度)

私は2013年10月から約3ヶ月間、キャンベラ大学研修に参加しました。私にとって海外に行くのは初めての経験で、参加する前は期待と不安でいっぱいでしたが、とても充実したすばらしい時間を過ごすことができました。

9月30日にセントレアを出発し、翌日シドニー空港に到着しました。長時間のフライトとキャンベラまでの約3時間のバスで疲れきっていましたが、初めて出会ったホストマザーは英語をうまく話せない私に笑顔で話しかけてくれたので、疲れが一気に吹き飛び、これからの生活への期待にかわりました。私のステイ先は、50代の男女と20代の女性とのシェアハウスで、年齢も性別も違う他人同士が生活するところだったので、うまく馴染めるか心配でしたが、本当の家族のように暖かく迎えてくれました。

最初の1週間はホストマザーにFloriade(花祭り)やNASA(航空宇宙局)に連れて行ってもらったり、大学でオリエンテーションやクラス分けのテストを受けたりしました。週末にはJapan Club(日本友好サークル)のメンバーが、Welcome Partyを開いてくれました。メンバーの中には日本語を話せる学生も多く英語と日本語を使いながら話すことができたので、すぐにコミュニケーションが取れ、仲良くなることができました。

10月中旬になり、少しずつ暖かさを感じるようになってきました。学校では授業も始まり、私のクラスには中国、韓国、パキスタン、インド、ベトナムからの留学生が集まりました。お昼ご飯を一緒に食べ、各国の文化や食べ物、恋愛の話などいろいろなことについて会話を楽しみました。自分の意見を英語で伝えることや相手の意見を聞きとることはとても難しかったですが、とてもよいスピーキングとリスニングの練習になったと思います。

10月下旬には、奈良フェスティバルというお祭りが開催されました。そこには日本食の屋台や日本文化のブースがあり、ステージでは和太鼓などのパフォーマンスを見ることができます。私もお好み焼き作りに参加しました。ハードワークではありましたが、クラスメイトやJapan Clubのメンバーをはじめとても多くの人に日本食を味わい喜んでもらうことができ、とてもよい経験になりました。

11月にはJapan Club主催のハロウィンパーティーに参加しました。私は友達と一緒にウォーリーの変装をしましたが、他にもジャック・スパロウやハリー・ポッター、白雪姫などに変装している人もいました。仮装をすることは初めてだったのですごく恥ずかしかったのですが、たくさんのキャラクターと写真が撮れて、すごく盛り上がりました。

もちろん遊んでばかりではありません。出発前から課題が多く大変だと聞いていましたので、毎日少しずつ課題をこなしました。私のステイ先にはインターネット環境がなかったので、大学の図書館を利用して課題に取り組みました。図書館のパソコンは24時間使うことができ、とても助かりました。

11月のテスト後の週末には、シドニー観光に行きました。友達と一緒にバス、ホテルの予約を取り、オペラハウスやハーバーブリッジなどを見てきました。テレビや写真で見た景色が目の前に広がり、とても感動しました。友達とはしゃいだ3日間でした。

11月中旬に入り、キャンベラでの生活も残り半分となりました。この頃にはクラスメイトやJapan Clubのメンバーと、授業後や週末にバーベキューをしたり、一緒にご飯を食べに行ったり、星を見に行ったりして、よりいっそう絆を深めました。

12月には、Japan Clubの主催で2泊3日のビーチトリップに参加しました。ビーチバレーやビーチフラッグなどで盛り上がり、夜はお酒を片手にバーベキューをしながら、みんなで語り合いました。この頃には、仲間と楽しみながらも、帰国するさみしさを感じていました。

振り返ってみると3ヶ月はあっという間に過ぎてしまいました。いろんな国の人と出会い、文化の違いや思想の違い、国の豊かさの違いなどを肌で感じることができました。

留学前は、テレビで領土問題などの放送を見て、中国人や韓国人などに対して偏見の目を持っていました。しかし、クラスメイトの中国人や韓国人と話してみて、みんなとても親切で優しく、日本人となんら変わらないことがわかり、偏見の目を持っていた私は恥ずかしく思いました。そんなことも気付かされた3ヶ月でした。

キャンベラは自然がとても豊かで、人々もおおらかで温かい人ばかりです。治安もとても良く、安心して留学生活を送ることができました。キャンベラ留学は私にとって夢のような時間でした。いつかまたキャンベラに帰りたいです。




一生に一度の貴重な経験。異国の友達もたくさんでき、多くを学ぶことができました。(2012年度)

私はキャンベラ大学への約3ヶ月間の語学研修に参加しました。私にとって初めての留学経験なので楽しみ半分不安半分ではありましたが、オーストラリア人の包容力と豊かな自然の中で、たくさんの素晴らしい経験をすることができました。


10月3日早朝、シドニー空港へ降り立ち、まず専用バスにてキャンベラ大学へ4時間かけて到着しました。夕方にホストと対面、挨拶を交わし、未知の留学生活が始まりました。事前にお互いの情報はメールで確認し合っていましたが、30代の若い夫婦と黒犬、黒猫が新しい家族となりました。

10月初旬のオーストラリアは春とはいえ、キャンベラは高地にあり朝夕はまだまだ真冬並み。いきなり体調を崩してしまい、ほろ苦いスタートとなりました。大学ではJapan Clubという現地の日本愛好サークルのメンバーがしっかりサポートしてくれて、非常に心強く、彼らのおかげで現地の環境に素早く溶け込むことができました。

最初の1週間はクラス分けのためのテストやオリエンテーションでしたが、10月中旬からいよいよキャンベラ大学での授業が始まりました。私のクラスには中国、韓国、タイ、ベトナム、サウジアラビア、チリなど7ヵ国の異なる国籍17名が集い、異文化が交じり合う環境下で共に英語を学びました。クラスメイトとはそれぞれの言語を教え合ったりして交友を深め、結果的に英語を聞き・話す良い練習となりました。

研修前半の授業は主にニュースや記事等を要約するスキルを上げること。例えば自然災害のこと、絶滅危惧種の動物のことなど6種類のトピックの中から各自が興味のあるものを選び、関連記事を探し要約をする練習をしました。ちなみに私は自然災害について調べました。また、毎日英語で日記を書きライティングの訓練をしました。

放課後はJapan Clubのメンバーとスポーツをしたり、キャンパス内にあるパブに行ったり、週末にはソフトボールの試合を観戦等楽しみました。ホストとはよくショッピングに行き、自宅でカラオケやDVDなどを楽しみ、毎日の会話がとても良いスピーキングの練習になりました。

10月下旬は中間テストを控えており、課題に取り組むため学校に残って多忙な毎日でした。この頃には留学生活も慣れてきたので、時間を効率よく使いハロウィンパーティーにも参加してキャンパスライフを充実させました。


それから、キャンベラ市の姉妹都市である奈良のフェスティバルが開催され、日本の伝統的な遊びなど体験可能なブースや日本食の屋台などがあり、大勢の人が押し寄せ賑わう催しとなりました。私は書道のボランティアスタッフとして参加し、現地の人達に日本の文化を伝える良い機会となりました。

11月に入り、気候もかなり過ごしやすくなってきました。学校では中間テストを済ませ、前半のモジュールが終了し、一区切りついたところでクラスメイトとそれぞれの母国の伝統料理を食べに街へ出掛けました。またステイ先では頻繁に来客があったので、その度にBBQやパーティーを開かれ、ホストの親戚や友人など多くの人々と会話を交える場面が増えました。

11月中頃に研修後半の授業が始まりました。後半の主な内容は前半の授業で取り上げたトピックに添ってエッセイを書くことと、それに基づくプレゼンテーションを行い表現のスキルアップを図ることが中心でした。

そして滞在中唯一のプライベート旅行も経験しました。数人の友人と週末を利用してシドニー旅行を計画し現地の観光ツアーにも参加して、よい気分転換になりました。11月下旬は、後半のテストの準備で忙しく授業後も図書館でひたすら資料作成に追われる生活でした。

12月初旬には重要な最終テスト週間に突入です。すべてのテストを無事終えた頃にはキャンベラも夏を感じる季節になっていました。テストから解放された私達は、Japan Club主催のビーチトリップに参加し、動物園、海水浴、BBQやスポーツを楽しみました。

12月中旬、いよいよ最後の授業を締めくくるプレゼンテーションです。その後、お世話になった先生方と他のクラスの生徒と遠足に出掛けたり、お別れパーティーで歌を披露したりして皆でたくさんの思い出を作りました。最終週の貴重な時間はホストファミリーと家でのんびりと過ごし名残を惜しみました。

振り返ってみると、何もかもが新鮮な体験でとても充実した日々を過ごすことができました。ほとんどが英語のみの環境だったので、間違いなく英語能力の向上が図れたと思います。またオーストラリアは多民族・多分化の国家で、様々な考え方があり、それを受入れることによって共存しているのだと感じることができました。オーストラリア人の寛容さや親切さはそういうところにあるのかなと思います。私にとって、何よりも自然が豊かな環境でのびのびと生活できたことが魅力でした。異国の友達もたくさん作ることができ多くを学ぶことができました。今回の留学は一生に一度の貴重な経験となりました。キャンベラ大学語学研修に参加して本当によかったと心から思います。




目標をもった留学は、成長できる絶好の機会です。

私はキャンベラ大学研修を通して様々な面で、自分の成長を実感しました。

まず私は、リーディング力を集中的に高めようと考えました。文法を基礎から学び直し、特に新聞の記事を要約する授業に力を注ぎました。そして語彙力向上のため、毎日英語で日記を書きました。その結果、文法問題の意図や長文の重要なポイントに気付くスピードが速くなりました。

また最初は拙い英語を話すことに躊躇いを感じていましたが、すぐに会話が楽しくなりました。キャンベラ大学の先生は明瞭な発音でゆっくり話をしてくださり、私が自分の考えを話すのを待って理解しようと努めてくださいました。ホストマザーとはテレビ番組の感想やその日の出来事などについておしゃべりをし、独特の表現や言い回しも学びました。
さらに自分を見つめ直すことで、行動力が身に付きました。例えば私は大学で森林火災についてプレゼンしエッセイにまとめる中で、環境問題への関心が強まりました。そして帰国後にCCCでOISCAの里山保護活動に参加、植樹・間伐を体験し、新たな知識を得て考えを深めることができました。

留学は、具体的な目標をもって臨み、その達成のために努力すれば必ず成長することができると思います。とても良い経験になりますので、ぜひ一度挑戦してみてください。