総合英語学科
留学体験記
キャンベラ大学 / 2022年度 後期
オーストラリアでの思い出は人生の宝です。(2022年度 後期)
オーストラリアのキャンベラ大学へ4か月間留学しました。留学中は勉強しつつ、休暇を利用してシドニーやメルボルンへ旅行に行きました。上の写真は旅行の時のものです。海外経験はなかったのでとても不安でしたが、日本に帰りたくないくらい充実した日々を送ることができました。
現地での授業
4ヶ月間はテキストを使用してAcademic Englishを勉強しました。例えば、エッセイやレポートの書き方やプレゼンテーションの仕方など、英語でどのように表現するべきかや、話し方のコツなどをオーストラリア人の先生から英語で学びました。これらは日本の大学ではなかなか学べないことであり、日本に帰ってきてからも、とても役に立つ内容だったので現地で学べて凄くよかったと感じています。現地では少人数の習熟度別で授業が行われたので、質問がしやすい雰囲気でした。しかし、同じクラスの人たちは流暢に英語が話せて勉強熱心な人が多く、最初は日常英語を話すことさえも自信がなかった私にとって、ついていくことが大変でした。日本の大学とは違い、先生が話している最中にも学生の発言や質問が飛び交うようなクラスで、ギャップを感じたと同時に刺激を受けました。そのため、「自分も頑張らなくてはいけないな」という気持ちになりました。その後は、授業で積極的に発言したり授業外でも外国の友達やホストマザーと交流したりすることで、徐々に英語力を鍛えていきました。疑問点は先生が丁寧に教えてくれて、英語が上手く通じなくてもクラスメイトがフレンドリーに接してくれたので、課題やテストに追い込まれた時でも乗り越えることができました。授業中はグループで相談する機会やディスカッションが沢山あり、日本の大学よりもアクティブラーニングだなと感じました。友達と相談しながらの授業は教えてもらえることも多く、友達とも仲良くなれるチャンスだったのでとても楽しかったです。
ホームステイ
留学中は、オーストラリア人のホストマザーとカナダ人の留学生と生活しました。留学に行く前からホームステイが一番心配でしたが、一番楽しかったです。なぜなら、2人ともすごく素敵な人だったからです。私が上手く話せなくても、話せるようになるまで待ってくれるような親切な人でした。最初は緊張していて、会話の切り出し方に苦労して悩むことがありましたが、ほぼ毎日3人で晩御飯を食べていたので、学校の話、家族や友達の話について自分から話すように努めました。私のお気に入りの話題は文化の話です。日本人以外の人と互いの文化を話すという機会は初めてだったので、日本との色々な違い(学校、法律、行事、働き方など)を直接聴くことができてすごく面白かったし、私の中で世界がまた一段と広がった感覚になりました。時々3人でご飯に行ったり、カナダ人の友達とは夜中にオリンピックのサッカー観戦や、映画を見たりして、本当の家族のように楽しく暮らしました。
友達
オーストラリアは移民国家と言われていて、現地で外国の友達をつくることは予想していたよりも難しくなく、中国、韓国、ベトナム、香港、ブータン、フランス、チリなどの本当に多様な国籍の友達ができました。日本のアニメや食べ物などの影響で日本が大好きな人が多いので、差別されることもなく、日本や日本人に対して良いイメージを持たれていました。例えば、初めて会う人に私が日本人だと言うと、” I love Japan! “と返ってきて、そこから日本の文化の話題になり、気づいたら友達になっていたことも頻繁にありました。現在も連絡を取っている友達もいるので、色々な国籍の人と友達になりたいという理由もあり、オーストラリア留学を決意して本当に良かったと思っています。
英語力に自信がなくて留学を躊躇している人も多いと思います。私も行く前はそうでした。でも、いざ行ってみると助けてくれる人たちばかりで、どのような壁も乗り越えられました。なのできっと大丈夫です。留学は語学力の向上以外にも自己成長ができる素晴らしいチャンスです。留学に行く前と後では、世界観も変わりますし、何事にも挑戦してみようというチャレンジ精神も身につきました。自分の努力次第で自信は必ずついてくると思うので、少しでも興味があれば、勇気を出してチャレンジしてみてください。応援しています!
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