交流文化学科 国際交流・観光専攻

国籍や文化を超え、さまざまな価値観を認め合う。多文化の共生に貢献できる人材を育てます。

国際交流・観光専攻は、国内外で起こるさまざまな事象を多方面から捉え、社会の発展に寄与するための実践力・行動力を高めます。異文化交流に関する考え方をベースに、地域・国際社会について学修する2つの専攻プログラムと、観光やホスピタリティマインド、まちづくりなどについて学修する2つの専攻プログラムから構成。国際交流と観光についてより専門的に学び、異文化交流や観光におけるホスピタリティや企画、政策などについて知識を修得していきます。

専攻プロブラム(国際交流)

エリアスタディーズ

世界各地の文化や社会について多面的に学び、多言語運用能力を高め、異文化への知識と理解を深めます。

グローバルスタディーズ

国際関係、国際交流、地域開発についての理解を深め、国際社会に貢献する力を身につけます。

専攻プログラム(観光)

観光ホスピタリティ

社会・文化・自然といった観光資源や魅力ある接遇について学び、ホスピタリティマインドを高めます。

観光デザイン

観光産業、サステナブルな観光地の創生について学ぶことで、課題解決能力の向上をめざします。

先輩から聞く学科(専攻)のこと多くの先輩が、交流文化学科から羽ばたいています。 詳しく読む
  • 就職決定者の声

  • 卒業生

    安達 莉那さん
    交流文化学部 交流文化学科 国際交流・観光専攻 2023年度卒業
    (愛知県立江南高等学校 出身)
    就職先:日本航空株式会社

    Q 印象に残っている学びや授業内容は?

    ゼミのフィールドワークで、愛知県の消滅可能性都市である新城市が抱えている人口減少や少子高齢化などの課題を「観光」によって解決につなげられないか考察しました。特に湯谷温泉街に焦点を絞って活動し、関係者の方々と話し合いを重ねて魅力を発信するアイデアを共有。学科の授業で学んだ国内外のさまざまな観光産業の事例と新城市を比較することで地域が持つ魅力と課題を明確にし、ゼミの仲間と共に五平餅と花祭を組み合わせたイベントを提案しました。現地の方からお話を伺う中で、今までの暮らしの中に観光客をどう受け入れていくのかなど、観光による地域活性化がもたらす住民側の課題にも着目することができました。役場の職員や湯谷温泉の関係者の方など、現地の方々との交流を通して観光に対する考え方の幅が大きく広がったと感じています。

    Q 学生時代の経験をどのように活かしますか?

    学科の学びの中で新城市をはじめとするさまざまな地域に足を運び、その土地の暮らし方や文化の魅力を肌で感じたことで、今まで以上に旅の魅力を実感しています。卒業後は、入学前からの夢を叶えて航空会社の客室乗務員として勤務します。地域と地域を結ぶ航空会社だからこそ、日本全国の奥深い魅力をお届けできるよう、それぞれの地域が持つ特徴や文化を体験したり、現地の人との交流を楽しんだりするような旅のかたちをさらに広めていきたいと思っています。そのためにも学科での学びを活かし、日々訪れる地域の魅力を学び研究する姿勢を持ち続けて、地域活性化に貢献できる客室乗務員をめざします。

  • 就職決定者の声

  • ボランティア活動で学んだ相互理解の大切さが社会人となった今も大きく活かされています。

    卒業生

    足立 春佳さん
    交流文化学部 交流文化学科 2019年度卒業
    (岐阜県・私立済美高等学校 出身)
    就職先:株式会社デンソー

    現在は、自動車関連企業にて製品の納入管理業務を担う部署に勤務し、お取引先を介して海外に輸出する製品の受発注管理を担当しています。お取引先と社内製造部との間に立ち、世界各国から届くオーダーの対応や調整をおこなっています。部署内だけにとどまらず、他部署などさまざまな人たちとの連携や調整が必要になることもありますが、とてもやりがいを感じています。

    大学では何か新しいことに挑戦してみたいと思い、CCCのイベントに参加。そこで、ボランティア活動に興味を持ち、地域活性化の活動をおこなう学生団体「きらきら☆したら」に所属し、設楽町で地域活動をおこなったり、町の行事に参加したりしました。設楽町のみなさんはいつでも笑顔で私たちを迎えてくださり、心温まる交流の中で、お互いの違いを受け入れ、信頼関係を築くことの大切さを学びました。また、交流を通して感じた地域の特色や魅力などを多くの人に届けるため、大学祭やCCCが主催するイベントなどで情報発信もおこない ました。

    卒業した今でも後輩たちのサポーターとして活動に参加しています。ボランティア活動で大切なことは、信頼関係を築き、必要としている課題を見出し活動の幅を新たに広げ、活動を継続することです。それは企業でも同じであり、仕事をする上で大切にしています。大学時代の経験や得た学びをこれからも活かし、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。

    * コミュニティ・コラボレーションセンター

資格・免許

取得できる資格・免許

  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 高等学校教諭一種免許状(英語)
  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(地理歴史)

目標とする資格など

  • TOEIC®、TOEFL®のスコアアップ
  • 実用英語技能検定(英検)
  • 国際連合公用語英語検定試験(国連英検)
  • HSK(漢語水平考試)
  • 中国語検定
  • 韓国語能力試験(TOPIK)
  • 全国通訳案内士(通訳ガイド)
  • 総合旅行業務取扱管理者
  • 国内旅行業務取扱管理者
  • 旅程管理主任者
  • 世界遺産検定

就職

主な就職実績

  • ANA中部空港
  • 大垣共立銀行
  • 岡﨑信用金庫
  • コーセー
  • ジェイアール東海髙島屋
  • ジェイアール東海ホテルズ
  • 資生堂ジャパン
  • 住友林業
  • 積水ハウス
  • 瀬戸市役所
  • 全日本空輸(ANA)
  • 大和ハウス工業
  • 中部国際空港旅客サービス
  •  
  • トヨタ自動車
  • トヨタ輸送
  • 名古屋鉄道
  • 日本航空(JAL)
  • ヒルトン名古屋
  • 三菱UFJ銀行
  • 名港海運
  • RYODEN 他

ゼミナール(2024年度)

江嵜 那留穂 ゼミ国際社会と教育開発
大堀 一至 ゼミ観光の「未来図」を考える
佐藤 規祥 ゼミヨーロッパの言語から見た伝統文化
島津 侑希 ゼミ開発途上国と国際協力
杉本 一直 ゼミ文学・映画を中心とした文化研究
二文字屋 脩 ゼミ社会や文化をキーワードに私たちの「アタリマエ」を問う
野口 洋平 ゼミ観光とホスピタリティのマネジメント
信川 景子 ゼミホスピタリティと観光人材マネジメント
林 大策 ゼミ観光デザイン/地域デザイン・観光メディア・観光産業
藤井 真湖 ゼミドラマや映画の作品研究とその社会学的・エスニシティ論的研究
前島 訓子 ゼミ持続可能な地域デザインを考える
若松 孝司 ゼミグローバリゼーションの中の日本社会とわたしたち

  • 大堀 一至 ゼミ

    観光の『未来図』を考える

    デジタル社会、SDGsなど大きな課題を「観光」の視点で掘り下げ、とにかく考え、議論し、発言するアウトプット中心のゼミです。合宿やイベントはもちろん、ときには授業の進行も学生主体でおこなっています!失敗を恐れずTrial & Errorの精神で、洗練された観光の明るい未来へ歩み続けます。

  • 島津 侑希 ゼミ

    開発途上国と国際協力

    「自分で見て・聞いて・考える」を重視し、国際協力機構を訪問したり、途上国支援の現場で活躍している専門家に貴重な経験を伺ったりしています。また、さまざまな国からの留学生に、母国の文化、社会、開発課題について英語でインタビューをおこなっています。

学生たちの研究テーマ例

  • ボランティアのあり方 -観光資源発掘を事例に-
  • 国際交流の「場」としての過疎地域の可能性 -石川県加賀市大土での活動を事例に-
  • 観光地の魅力の感じ方の違いについて -京都と奈良を比較して-
  • 観光立国推進における地方空港の役割と可能性 -県営名古屋空港への提言-